【やりすぎ家電】7種類のパネルを用意して、カラフルで多彩な質感表現に成功したダイキンエアコン

リビング家電

世界に無数に存在する家電の中には、斬新すぎる発想を持った製品が少なくない。思わず飲み屋で人に話したくなる、世界の知られざる「やりすぎ家電」を、家電スペシャリストの滝田勝紀が、丹念に発掘、レポートする。

ダイキン
壁掛形ルームエアコン「risora(リソラ)」

7種類のパネルによりさまざまな部屋やユーザーの嗜好に対応。業界最薄のコンパクト化、深みのある質感の追求でインテリアとの調和を図り、冷房時の「天井気流」と暖房時の「垂直気流」で風を感じにくい心地よさも実現。価格は4.0kWタイプで20万円前後。3月発売予定。

7色のパネルに超薄型のボディ。気流制御もこなす欲張りエアコン

従来、壁掛形エアコンはデザインで選ぶものではなかった。

理由は明白。日本の壁掛形エアコンはどれも分厚く、白い直方体でおもしろみがなく、見た目に大きな差異がないからだ。そのため、引っ越したり、リフォーム/リノベーションしたりする際に、ほかの家電と比べるとデザインで選ぶという楽しみはなく、どうしても蚊帳の外へと追いやられがちだった。

ところが、空調専業メーカーのダイキンが、そんなあきらめにも近い常識をついに覆す。それが、3月に発売される壁掛形ルームエアコン、『risora(リソラ)』である。

その最もストロングなポイントが、7種類のパネルを用意して、カラフルで多彩な質感表現に成功したことだ。

そのバリエーションは多彩で、グリーン系、ブルー系、さらにゴールド系まで織り交ぜたカラーも採用。とはいえ、それぞれ華美なものではなく、子供部屋などのちょっとしたアクセントになったり、観葉植物と自然に調和するようなものだったりと、ホッとするようなものばかり。

上段左からラインホワイト、グレイッシュブラウンメタリック、ファブリックホワイト、ブラックウッド、ツイルゴールド、ソライロ、フォレストグリーンと家電としては多彩過ぎる7色展開。

これだけでも十分やりすぎだが、そこにとどまらないのがダイキン。ミドルラインながらもインテリアとの調和をさらに図るべく、より薄型コンパクトになった。新開発の「多連結ソウエッジクロスフローファン」を採用し、連結部を従来ファンの約2倍にすることで、ファンからの発生音を分散。従来機と変わらない静音化を実現した。

新開発の送風ファンを採用し、高効率熱交換器を組み合わせるなどしたことで、室内機の奥行きを業界最薄の185ミリに抑えた。形状も圧迫感がなく、周囲のインテリアとも調和する。

機能面も、同社のトップモデル「うるさら7」で培った気流技術を採用。湾曲した2枚の吹き出し羽根で風を沿わせるコアンダ効果を使い、冷房時は天井に沿わせて人に当たりにくい「天井気流」を実現。暖房時は室内機設置面の下方向に吹き出し、壁と床を沿わせて風速を抑えた、人が感じにくい「垂直気流」を実現する。

隅々まで妥協のない新常識エアコン。さすがは空調専業メーカーならではのやりすぎ仕様だ。

ミドルラインにもかかわらず、トップモデルの「うるさら7」にも搭載された快適機能、冷房時の「天井気流」や暖房時の「垂直気流」も使える。見た目だけでなく、ユーザーの快適性についても、きちんとこだわっている。

ズバリ、ココがやりすぎ!

●常識を超えたパネルの7色展開を実現

●業界最薄のコンパクト化で周囲との調和を図った

●「天井気流」や「垂直気流」などダイキンの注目機能も搭載

解説/滝田勝紀(フリーランスライター)
◆Profile/フリーランスの編集者で「All About」の家電ガイド。ITメディアの「滝田勝紀の白物家電スゴイ技術」ほか連載多数。ドイツで開催される「IFA」ほか、海外展示会取材経験も豊富。電子雑誌「デジモノステーション」ディレクターも兼任している。

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