床だけじゃない! 今度は窓を自動できれいにする、やりすぎロボット掃除機

掃除機

世界に無数に存在する家電の中には、斬新すぎる発想を持った製品が少なくない。本連載では、思わず人に話したくなる、世界の知られざる「やりすぎ家電」を、家電スペシャリストの滝田勝紀が、丹念に発掘、レポートする。

めんどうで、時に危険を伴う窓掃除はもうロボットに任せましょう!

RF
ウインドウメイト RT
価格:6万9984円(5〜10ミリ用/11〜16ミリ用)、7万5384円(17〜22ミリ/23〜28ミリ用)

二つのユニットで窓を挟んでスタートさせると、自動で窓のサイズを測り、掃除を行う。窓厚を測る専用メジャーは公式HPから購入前に請求できる。窓厚により、ロボットは4種類から選べる。

窓掃除は、とてもめんどうだ。

多くの人が、半年に1回とか一年に1回しか掃除しないにもかかわらず、そんなイメージを持つのはなぜだろう?

窓掃除用にさまざまな道具をそろえなければならなかったり、きれいにしたつもりでも、乾くと拭き取り跡が残っていたり、また、せっかく脚立を使って高い位置の窓を拭いたのに、拭き残しがあったりと、苦労する割には達成感が何となく希薄なことも、その一因かもしれない。

そんな窓掃除のいわゆる“負の連鎖的イメージ”を一新してくれるのが、窓掃除専用ロボット「ウインドウメイト RT」シリーズだ。

本機には、永久磁石を内蔵した二つ(屋外用・屋内用)のユニットが用意される。

屋外側に装着するクリーニングユニットに、毛足の長いパッドを取り付けて洗剤を染み込ませ、屋内側のナビゲーションユニットとの間で窓ガラスを挟み込んでセット。スタートボタンを押せば掃除が始まる。

明らかにやりすぎなのが、本機は上下方向、続いて左右方向に動いて、自動で窓サイズを測るところ。あとは、ジグザグに動きながら窓全体をきれいにして、掃除が終わると、自動的にスタートした位置に戻ってくる。

窓を左右ジグザグに進みながら、ムラなくきれいにする。

とはいえ、「これは便利だから欲しい」と思って、即飛びついてはいけない。

実は、本機には、窓厚に応じて磁力の違う四つのロボットが用意されている。具体的には、窓厚5〜10ミリ用、11〜16ミリ用、17〜22ミリ、23〜28ミリのロボットがあり、まずは掃除する窓の厚さを専用メジャーで測り、選択しなければならないのだ。

でも、一度選んでしまえば、その後は、これまでめんどうすぎて半年や一年に1回しかやらなかった窓掃除をボタンを押すだけで行えるので、毎日でもやりたくなってしまうかもしれない。

窓がきれいだと、いつも部屋から見ている当たり前の風景も、どことなく美しく見え、部屋の中に差し込む光もきれいになる。窓掃除ロボットを導入して、窓掃除を習慣化することで、快適な空間をぜひ手に入れてほしい。

ズバリ、ココがやりすぎ!

窓両面を一気にきれいにする時短家電

窓を左右ジグザグに進みながら、同じところを重ね拭きし、ムラなくきれいにする。また、洗剤を吹き付けたパッド面(クリーニングユニット)と、から拭き面(ナビゲーションユニット)でガラス両面を同時に掃除できる。

掃除がしにくい窓にも対応

なかなか手が出せなかった高い位置の窓や格子窓などでも、安心して利用できる。清掃が終了するか、バッテリー残量が少なくなるとスタート位置へ戻るため、手の届かない位置で停止してしまう心配もない。

一般的な窓の汚れを一網打尽

雨風による汚れや、日常触れることでつく手垢汚れ、たばこのヤニ汚れ、鳥のフンなど、一般的に考えられる汚れはもちろん、目に見えないような窓に付着した花粉などもきれいに取り去ってくれる。

解説/滝田勝紀(フリーランスライター)
◆Profile/フリーランスの編集者で「All About」の家電ガイド。ITメディアの「滝田勝紀の白物家電スゴイ技術」ほか連載多数。ドイツで開催される「IFA」ほか、海外展示会取材経験も豊富。電子雑誌「デジモノステーション」ディレクターも兼任している。

※価格は、記事制作時のものです。

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