Q 4K放送って、いつ始まるの? どうすれば見られる?

BS/110度CS衛星を使った4K/8K実用放送が、ニュースでも話題になることが増えてきた。

この4K/8K放送は、今年の12月1日に開始される予定。

ただ、それを受信するためのチューナーはまだ発売されておらず、チューナー内蔵の4Kテレビも未発売だ。

そのため、現行の4Kテレビで4K/8K放送を見るには、今後発売されるチューナーを追加することが必要である。

また、受信用のBS/110度CSアンテナなども4K/8K放送が受信できる右旋/左旋両対応のものに交換することが必須となる。

●BS/110度CSは12月から

一方、すでに始まっている4K放送も存在する。

まず、124/128度CSのスカパー!プレミアムサービスには「スカパー!4K」のチャンネルがあり、これを見るには、専用チューナーと専用アンテナが必要だ(現状、専用チューナー内蔵の4Kテレビも多い)。

また、IPTV(インターネット経由の放送)のひかりTVでも、4KコンテンツのテレビサービスとVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを行っている。

NTTの光回線の導入が必要だが、すでにその回線を利用している人ならば、ひかりTVと契約すれば見られるので、比較的導入しやすいサービスといえる。

●スカパー!などはすでに放送中

また、ネット動画配信サービスでも、4Kコンテンツが増加中。

「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」が有名だが、すでに多くの4Kテレビがこれらの配信を受けられる機能を搭載しており、ネット接続と契約を行えば利用可能だ。

「4K放送」とはいえないが、こうしたネット動画配信サービスにも注目してみるといいだろう。

●4K動画対応の主なネット配信

Q 4Kの番組は録画できる?

これは、放送や動画配信サービスによって異なる。

12月に始まる4K/8K放送では、基本的に一般的なテレビ放送と同じく、録画が可能となる予定だが、ハリウッド映画など、一部のコンテンツについては録画不可となる場合もあるようだ。

124/128度CSの「スカパー!4K 総合」は録画可能だが、「スカパー!4K 映画」は録画不可。

ひかりTVも、テレビサービスは録画可能、VODサービスは録画不可。

ちなみに、スカパー!もひかりTVも、外付けUSB HDDに録画するのが基本スタイル。

ネット動画配信は、原則的に録画できるものはほぼない。

●USB HDDを接続して録画が可能

画像: 4K/8K放送も録画は原則可能となる予定。写真はテレビ番組録画用のUSB HDD、バッファロー・HDV-SQ1.0U3/VC(実売価格例:1万5710円)。

4K/8K放送も録画は原則可能となる予定。写真はテレビ番組録画用のUSB HDD、バッファロー・HDV-SQ1.0U3/VC(実売価格例:1万5710円)。

Q  4Kテレビは音もいいの?

4Kテレビは大画面サイズが中心ということもあり、より狭額縁化が進んでいる。

そのため、スピーカーを収める場所もかなり狭くなっており、音質的にはなかなか厳しい状況だ。

ただし、パナソニックのEX850シリーズなど、高音質スピーカーを内蔵したモデルもある。

なお、スカパー!4Kや動画配信サービス、4K/8K放送も、音声は地デジと同じAAC規格が主流。つまり、音質は今までどおりと考えていいだろう。

●高音質スピーカー内蔵テレビもある

画像: 専用設計の高音質スピーカーを備え、音質にこだわった4Kテレビもある(写真はパナソニック・TH-55EX850)。

専用設計の高音質スピーカーを備え、音質にこだわった4Kテレビもある(写真はパナソニック・TH-55EX850)。

Q  4Kテレビも3Dに対応?

4Kテレビは、以前は3Dに対応していたが、現行モデルはほぼ3D非対応となっている。

その理由は、3Dソフトが思ったほど売れなかったことと、4Kテレビの価格を抑えるためにニーズの少ない機能を省略し、コストダウンを図ったためだと考えられる。

また、4Kコンテンツは3D映像の規格がなく、ソフトが登場することがないのも理由の一つだろう。

3Dソフトも見たいという人は、4Kプロジェクターがおすすめだ。

●現行モデルで3D対応はこれだけ

画像: 現行の4Kテレビで3D表示にも対応した唯一のモデルがソニーのZ9Dシリーズ。65V型で約64万円という高級ラインだ。

現行の4Kテレビで3D表示にも対応した唯一のモデルがソニーのZ9Dシリーズ。65V型で約64万円という高級ラインだ。

Q  実際に4Kテレビを買うときは、どこをチェックすべき?

4Kテレビの購入も、基本的には今までのテレビの購入時と考え方は同じだ。

まず、チューナー数やHDMI端子の数といった装備だが、録画機能を使うなら、3チューナーあると、ダブル録画ができて便利。

HDMI端子の数は4個が一般的で、実用上これで十分。また、4K/60p入力対応などのスペック確認も重要だ。

4Kコンテンツを楽しみたい人はスカパー!プレミアムサービス用のチューナーが内蔵されているか、各社の動画配信サービスに対応しているかも要チェック。目当てのサービスが利用できるかを確認しよう。

仕様面では、手軽にネットワーク接続が行える無線LANに対応しているかどうかも重要。

最近は、無線LAN機能は多くのモデルが搭載しているが、安価なモデルでは省略されていることもあるので注意が必要だ。

また、地震発生時への備えとして、スタンドの形状や、転倒対策が施されているかどうかも確認しておくといいだろう。

このほか、リモコンの使い勝手やスピーカーの音質などもよくチェックしたいところ。

もちろん、「画質が自分の好みに合うか」が最も重要なポイントだが、このあたりは店頭で実際に使いながら、しっかり確認することが大切だ。

●購入時のチェックポイント

□ 搭載チューナー数
□ HDMI端子数
□ リモコンの使い勝手
□ USB HDD接続での番組録画
□ 無線LAN対応
□ スタンドの形状
□ スピーカーの音質
□ スカパー!4Kチューナーの有無
□ ひかりTV 4Kチューナーの有無
□ ネット動画への対応

購入時にチェックしたいポイントは案外多い。

カタログなどで確認できるものと店頭で確認するものに分けてチェックしよう。

解説/鳥居一豊(AVライター)

※素朴なQ&A「その1」はこちら

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