全体的に精度は高まっているがやはりルンバに一日の長あり。新ジャンルの窓掃除ロボも登場!
ロボット掃除機では、パナソニックのルーロがモデルチェンジを繰り返し、掃除精度が初代モデルと比較して大幅に高まった。
日立のミニマルも小さなボディを生かし、狭いところを掃除できるなど、環境によってはいい働きをする。
エレクトロラックスのPure i9もゴミの集塵力の高さは目をみはるものがあるなど、各個性が際立つようになったロボット掃除機。
とはいえ、今、購入を考えるとなると、ルンバ以上に推薦できるモデルは存在しない。
やはり、その掃除精度の高さには、一日の長があるからだ。
ルンバの中ではフラッグシップモデルである980が当然イチ推しであり、予算的に難しい場合は、別のラインをセレクトするのもありだろう。
一方、窓掃除ロボットという新たなジャンルのロボット掃除機も登場。
ウインドウメイトがそれで、これまで月に1回行うだけでもめんどうだった窓掃除が、よりこまめに行えるようになるはず。
美しい光を家の中に取り込むことで、毎日過ごす部屋が、より気持ちのいい空間になるだろう。
スマートスピーカーによる音声操作も可能なルンバの最上位機
1位
アイロボット
ルンバ980
実売価格例:13万5000円
高度なナビゲーションで部屋中を掃除するルンバ最上位機。
吸い込み口には一般的なブラシではなく、特殊素材のローラーを搭載。
ゴミを浮き上がらせ、ハイパワーモーターが生み出す気流で、内部に真空状態を作り出し、強力にゴミを吸引する。
Wi-Fi対応で外出先から操作できるほか、スマホの画面に掃除した箇所をマップで示せる。
Amazon EchoやGoogle Homeによる音声操作も可能。
ボタンを押すだけで窓サイズを測定し、自動で掃除を行う
2位
RF
ウインドウメイト RTシリーズ
実売価格例:6万9980円〜
二つのユニットで窓を挟み、ボタンを押すと窓のサイズを測定し、自動で窓掃除を行う。窓を左右ジグザグに進みながら、同じところを重ね拭きし、ムラなくキレイに。
窓厚によって、ロボットは4種類から選べ、窓厚を測る専用メジャーは公式HPから購入前に請求可能。
微細なゴミまで検知するハウスダスト発見センサー内蔵
3位
パナソニック
ルーロ MC-RS800
実売価格例:12万1870円
赤外線センサー、超音波センサーに加え、レーザーセンサーを新たに搭載した三角形のロボット掃除機。
本体には約20マイクロメートルの微細なゴミまで検知するハウスダスト発見センサーを内蔵、ゴミの量に合わせて運転を自動で制御する。
専用アプリ「RULOナビ」でスマホ操作にも対応。
小型ボディが特徴で、狭い空間にもしっかり入り込む
4位
日立
ミニマル RV-EX20
実売価格例:12万6030円
本体幅25センチ、高さ9.2センチの小型ボディが特徴。
新開発したAIと複数のセンサーで運転を制御する。
独自の「ダブルかきとりブラシ」を採用。掃除モードは「自動/念入り/スポット」を用意。
カメラとレーザーを使って部屋全体を3Dで認識する
5位
エレクトロラックス
Pure i9
実売価格例:14万900円
部屋の角部分を掃除しやすい三角形状で、カメラとレーザーにより部屋全体を3Dで認識する技術を採用。
高性能ファンと20.5センチの大型ロールブラシで、床の種類に合わせてゴミを強力に吸引。
解説/滝田勝紀(家電スペシャリスト)
※価格は記事制作時のものです。