空気清浄機は断然単機能型!スピーディに部屋の空気を入れ替える能力で選ぶのが正解!
空気清浄機は、国内市場では加湿機能が搭載されている複合機が主流だが、個人的には空気清浄の単機能型を、断然おすすめしたい。
複合機は、容量を二つの機能で分割するぶん、各機能が弱まるか、筐体自体が大きくなってしまう弱点がある。
さらに、水を使用するため、雑菌などが繁殖しやすかったり、加湿器部分を使用しない夏にも出しっ放しにせざるをえなかったりなど、部屋を快適に使用する観点からも非効率だ。
単機能型でおすすめなのが、圧倒的な空気清浄スピードで花粉やPM2.5などを取り除く、ブルーエアのクラシックシリーズだ。
その理由は、部屋の面積別にサイズを選べ、はやりのIoTにより空気の状態も可視化できるなど、使い勝手がいいことも見逃せない。
同じ単機能型で2位のLEAF 120も、コンパクトな卓上サイズながらハイパワーなところがおすすめの理由だ。
3位以下は、複合機が気になる人も多いことから、最新の3台をピックアップしたので、参考にしてほしい。
HEPASilentテクノロジーで素早く空気汚れを除去する
1位
ブルーエア
クラシックシリーズ
実売価格例:7万5600円(280i)
2016年にリニューアルし、Wi-Fi対応になったフラッグシップ機。
最上位の680iなら123平方メートル(75畳)までの広い空間にパワフルに対応。
多層フィルターを用いた独自のHEPASilentテクノロジーで、花粉、ホコリ、細菌などを素早く静かに除去する。
フィルターは約6ヵ月で交換することを推奨。
活性炭を用いたニオイフィルターも用意する。
部屋の広さに応じて480i(33畳まで)、280i(25畳まで)も選べる。
寝室や子供部屋にちょうどいい卓上タイプのコンパクトなモデル
2位
カドー
LEAF 120
実売価格例:4万2120円
寝室や子供部屋、パーソナルスペースなどにちょうどいいコンパクトな卓上空気清浄機。
活性炭の優れた吸着力と、可視光で反応する光触媒による独自技術で実現した、吸着力が自己再生する高性能フィルターを搭載。
適用床面積は15畳まで。
ストレスがたまりにくく、集中を維持しやすくなる
3位
シャープ
KI-HP100
実売価格例:9万8300円
イオン濃度を高めた「プラズマクラスターNEXT」を採用。
除菌消臭、静電気の除去、肌の保湿などの効果以外に、ストレスがたまりにくい、集中力を維持しやすいといった環境を作り出す。
効果実感モードで、不在時にプラズマクラスターイオンを集中的に放出できる。適用床面積は23畳まで。
スマホアプリを使って室内の空気状況を把握
4位
ダイキン
MCK55U
実売価格例:3万2940円
独自のストリーマ技術を強化し、有害物質の分解力と脱臭力を約2倍に向上した加湿空気清浄機。
スマホの専用アプリで、室内の空気状況を把握できる。空気清浄の適用床面積は最大25畳。
床に空気清浄機を置きたくないというニーズに対応
5位
シャープ
FP-AT3
実売価格例:9万7070円
天井へ設置できるLEDシーリングライト一体型。
静電HEPA・脱臭一体型フィルターと、高濃度プラズマクラスター25000を搭載。
LED照明の適用畳数は約12畳。空気清浄の適用床面積は約14畳まで。
解説/滝田勝紀(家電スペシャリスト)
※価格は記事制作時のものです。