写真が上手くなるための第一歩! カメラの使い方が身につくQ&A【1】

文具・ホビー・カメラ

Q
カメラの持ち方、構え方はどうすればいい?

A
ブレないように両手で持ち、脇を締めるのが基本。ファインダーの有無や、横位置/縦位置でも変わってくる。

どんなカメラでもスマホでも、カメラをしっかり構えることで水平線が傾かず、手ブレを抑えた撮影ができる。

基本は、”両手持ちで、脇をしっかり締める”こと。

スマホの場合も、この基本の構えは同じだ。画面に表示されたシャッターボタンを指でタップするのが一般的だが、スマホの側面にある音量調節ボタンを押しても、シャッターが切れる。この方法だと、ブレを少なくできる。

のぞき込み式のファインダーがついたカメラでは、両手とともにカメラを顔(目の下あたり)にしっかりと押し付け、両手と合わせた“3点支持”を意識してみよう。

縦位置にカメラを構える場合は、シャッターボタンが下になるように構えると、脇が締まり、安定度が増す。

ただ、一眼レフなどの大きなカメラでは、シャッターボタンを上側にして持つ方法もある。

どちらも試してみて、自分に合う持ち方を見つけよう。

ハンドストラップのついたコンデジなら、このストラップを右手の小指や薬指でつかみ、引っ張るような感覚でカメラにテンションをかけてやると安定度が増す。

ファインダーのないミラーレス一眼やコンデジも、モニターを見ながら、できるだけ脇を締めて構える。

ネックストラップがついている場合はストラップを首に掛け、両手を伸ばし、首にテンションをかけるようにすると安定するだろう。

スマホの場合も、構え方の基本は同じで、両手で持って、脇を締めよう。

スマホでは、画面に表示されたシャッターボタンを指でタップするのが一般的だが、スマホの側面にある音量調節ボタンを押しても、シャッターが切れる。この方法だと、ブレを少なくできる。

ファインダーで見る場合

両手で持ち、脇をしっかり締めるのが基本。のぞき込み式のファインダーで見る場合は、顔にカメラをしっかりと押し付けるようにする。

ライブビューで撮る場合

モニターを見て撮影するライブビュー時であっても、できるだけ脇を締めて構えるのが基本。ネックストラップを利用するのもいい。

Q
写真の構図はどういうふうに決めればいいの?

A
まずは水平・垂直をきちんと意識しよう。グリッド線を出しておくのも効果的。

構図の取り方は自由で、”これが正解”という決まりはない。

だが、まずは、水平・垂直を意識することから始めよう。カメラが傾いていて、構図が不安定になってしまったという事態は避けたい。

そこで、おすすめしたいのがグリッド表示である。

ファインダーやモニターに縦横の格子状の薄い基準線を表示させるものだ。

これをガイドに、水平・垂直を意識するのが構図上の失敗をなくす早道といえるだろう。

グリッド線を表示させる

グリッド線をガイドにして、画面の中にある水平または垂直の線が傾いていないことを確認しながら撮れば、構図上の失敗が減らせる。

Q
最初に「これだけはやっておくべし」という設定は?

A
まずは、日付と時刻の設定を行う。画質設定は「最高画質」の「ラージ」に。撮影モードは「オート」がおすすめ。

まずは、日付と時刻の設定を行おう。

写真ファイルには撮影した日時が記録されるので、事前にきちんと合わせておきたい。

次に、画質設定だ。

これは、「最高画質(ファインなど)」の「ラージ」を指定しておくのがいい。

また、通常のファイル形式はJPEGだが、RAWファイルを同時に撮っておくのもおすすめ。

というのも、RAWは、パソコンでの現像処理操作が必要だが、あとから色や明るさなどを微調整しやすいメリットがあり、数年後には、ソフトウエア技術の進化で、さらに高画質に現像できる可能性があるからだ。

撮影モードは、初めてなら「A」や「オート」と書かれたものにしておこう。

また、その際、ストロボ(フラッシュ)の自動発光はオフにしておくほうがいいだろう。

画質などを最初に設定する

オリンパスのミラーレス一眼、OM-D E-M1 MarkIIの画質設定画面。「ラージ」かつ「最高画質(F=ファイン)」に設定しておくのがおすすめだ。

解説/吉村 永(カメラマン)

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