【交換レンズ】おすすめは ポートレートに強い50~85ミリの単焦点が狙い目

文具・ホビー・カメラ

Q
レンズをそろえるにはどんな順番で選んだらいい?

A
ズームキットのレンズに追加するなら、ポートレートに強い50〜85ミリの単焦点などがねらい目。

デジタル一眼は、レンズ交換ができるのが最大の特徴。

レンズ交換によって、それまで撮れなかったような写真が撮れ、表現の幅が広がることはいうまでもない。

そのため、各メーカーともレンズのラインアップは充実しており、ズームキットのレンズしか持っていないユーザーが、いざそろえるとなると迷うだろう。

次の一本を選ぶには、まず、どのような写真を撮りたいか、何を被写体とするかなど考えてみるといい。

花などのネイチャー系であれば、近接撮影に強いマクロレンズになるし、ポートレートを撮りたいのなら、フルサイズ換算で焦点距離50ミリか85ミリ前後の単焦点レンズとなるだろう。

風景をメインとするなら、広大な風景を写せる超広角レンズ、遠方の被写体をねらうなら望遠ズームがねらい目となるはずだ。

2本め以降については、撮影していて不足を感じる焦点距離のレンズをそろえるようにするのがおすすめだ。

キットレンズの次に買うおすすめレンズはこれ!

交換レンズのラインアップはどのメーカーも多彩だ。どのような写真が撮りたいかを考えて、次の一本を選びたい。

キヤノン
EF100mm F2.8L Macro IS USM
実売価格例:11万700円

シグマ
14-24mm F2.8 DG HSM
実売価格例:15万6340円

タムロン
100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD
実売価格例:7万7580円

Q
レンズを装着したり、外したりするときに気をつけることは?

A
難しくはないが、レンズを外して交換する際に、内部にホコリが入らないよう気をつけること。

レンズをカメラから外したり、装着したりする操作自体は、さほど難しくはない。

レンズ交換の手順は、
(1)カメラのボディからレンズを慎重に取り外す
(2)交換するレンズのリアキャップを外す
(3)レンズ部のマークとボディのマウント部のマークを合わせて、レンズを回して装着する
となる。

ただし、カメラからレンズを外すと、一眼レフの場合ではミラーボックスが、ミラーレスでは撮像センサーがむき出しになってしまう。

そのため、ホコリなどが内部に入らないよう細心の注意が必要だ。

特に、屋外ではホコリを舞い上げる風を避けるために、レンズ交換をする際は風下を向き、素早く行うようにしよう。

その際、しゃがんでいれば、万一レンズを落としてしまったときでもダメージを最小限に抑えられることも覚えておくといい。

それでも、ホコリがセンサーについてしまったときは、早めにメーカーのサービスセンターなどでクリーニングを頼むのがおすすめ。

その時間や手間が惜しいなら、自分でクリーニングできるグッズも市販されているので、検討してみよう。

屋外でのレンズ交換時は風下を向く

レンズを交換するときは、細心の注意が必要。特に、屋外では、ホコリを含んだ風がカメラ内部に入らないよう風下を向き、落下の際のダメージを最小限とするため、しゃがんで行うのがベスト。

Q
レンズの手入れはどうする?どこに保存するのがいい?

A
むき出しや箱に入れたままは厳禁。クリーニングキットで手入れし、防湿性の高い箱に保存する。

レンズを使用していると、いつの間にかホコリや指紋などが付着していることがある。

特に、油系の汚れは頑固で、写りに影響してしまうことも多い。そのため、レンズの清掃はとても重要なカメラの作法だ。

以下、簡単に手順を説明すると、まず、ブロアーでレンズに付着したホコリを吹き飛ばす。

次に、専用のクリーニングペーパーにクリーニング液を少量滴らし、その面で軽くレンズの中央から回転させながら外に向かって拭く。

最後に、クリーニングペーパーの乾いた部分で同様に回転させながら拭き上げれば完了だ。

簡単だが、もし不安なら、使わなくなった光学フィルターなどで練習してから行うといいだろう。

手入れをしてから、防湿保管

サンアイ
蔵CURA クリーナー&ペーパーセット
実売価格例:699円

CURAのクリーナーは、アルコールが含まれておらず、扱いやすいうえ、拭き上がりもきれいで、愛用者が多い。

レンズの保存は、フロントとリアのレンズキャップを付けたうえで、カメラ用の防湿庫か、防湿剤を入れた専用のケースなどに入れる。

時折、内部の湿度や乾燥剤の状態をチェックすることも忘れないように。

ハクバ
ドライボックスNEO 15L
実売価格例:2220円

プラスチック製だが、密閉度が高い。定期的に乾燥剤を新しいものに入れ替える必要があるが、廉価なのが魅力。

解説/大浦タケシ(フォトグラファー)

※価格は記事制作時のものです。

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