大人気の「ドライブレコーダー」実力チェック! 【オウルテック編】

スポーツ・アウトドア

ますます数多くの機種が発売されているドラレコだが、どれを選んだらいいのか迷ってしまう人も多いだろう。そこで、主要メーカーの注目モデルを実走チェックしてみた。東京・お台場近辺を中心に、昼と夜に分けて走行し、映像を記録。また、明暗差の大きい場所での能力をチェックするため、トンネル内の走行も含めた。今回は、オウルテックである。

フルHD超えの高解像度ながらリーズナブル

オウルテック
OWL-DR06-BK
実売価格例:1万5800円

オウルテックは、パソコンやスマホの周辺機器で知られるが、ドラレコも積極的に展開している。本機は、操作部を本体上部と左側面に配置し、取り付け用ブラケットにGPSレシーバーとバッテリーを備えたことで本体のスリム化に成功。内蔵バッテリーで最大5日間まで対応するという駐車監視機能も装備する。

高画素センサーや明るいレンズなど、基本性能が充実

フルHDを大きく超える2304ドット×1296ドットの高解像度映像を撮影できる撮像センサーと、F1.8の明るいレンズを組み合わせることで、クラスを超えた高品質の映像で記録する。取り付け用ブラケットは、バッテリーとともにGPSレシーバーも内蔵。そのため、本体の設置性に優れ、ケーブルが本体から露出しないメリットも生み出している。

ビューワーソフトは、GPSとのリンクによって「Googleマップ」上に位置を示しながら走行中の映像を表示。加速度センサーによる車両の動きも確認できる。

LED信号の点滅に対しては、フレームレートを27.5fpsとすることで対処しており、日本中どこでもしっかりと信号を記録できる。逆光時はWDR機能で対応するが、そのレンジ幅は広めで、トンネル出口付近や夜間のライトで照射した際の鮮明さも十分に認識できた。

一方、使い勝手はいま一つ。静止画や手動録画はワンボタンでできるが、それぞれのボタンが持つ役割が画面上に表示されないため、使いこなすまでに慣れが必要。やはり、画面上にガイドが欲しいところだ。

とはいえ、この部分に目をつぶれば、画質や機能については、1万円台のモデルとは思えない高い実力を発揮している。コストパフォーマンスを重視するなら、魅力的なモデルといえるだろう。

●設置性

電源ケーブルはブラケット側に接続するため、取り付けた印象はかなりスッキリ。薄型設計の本体は見た目もカッコいい。

●日中画質

コントラストが高く輪郭もクッキリとした映像は、状況把握に最適。前方を広範囲にとらえる画角の広さも持つ。

●夜間画質

レンズが明るく、周囲が暗くなっても、色合いが浅くなったり、映像が甘くなったりすることはほとんどなかった。

●操作性

メニュー構成はわかりやすいが、画面上にガイドがなく、側面などにある操作ボタンの役割が理解しにくい。

●駐車監視機能

内蔵バッテリーにより、最大で5日間の駐車監視機能を備える。振動を検知すると、自動で録画がスタートする。

記録解像度:2304×1296 画角対角:135度 記録メディア:microSD(16GB付属) モニター:2.7型

解説/会田 肇 (自動車評論家)

※価格は記事制作時のものです。

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