家電やパソコンのユーザーサポートや購入相談のために電話相談窓口を探すと、電話番号が「0570」で始まる「ナビダイヤル」であることも多い。このナビダイヤルは、一般電話やフリーダイヤルとはなにが違うのだろうか?スマホの無料通話分で話せるのだろうか?基本を解説しよう。【2018/12/25更新】

「0570」で始まる番号は市外局番ではなく「ナビダイヤル」

コールセンターやユーザーサポート受付窓口でよく利用されている「0570」で始まる電話番号は「ナビダイヤル」というNTTコミュニケーションズのサービスだ。

電話番号は一般電話とは異なり0570+数字6桁で構成され、0570ダイヤルなどと呼ばれることもある。発信地区と条件などによって接続窓口を自動的に振り分けられる、特殊な電話サービスである。
いわゆる市外局番が存在せず、公開している企業側の立場からすると、全国各地に着信先が点在していても、全国的にひとつの電話番号で統一し、電話を受けることができる。たとえば東京・大阪・札幌・福岡と各地に問い合わせ窓口が存在する場合、一般電話では市外局番が異なる4つの電話番号が存在し、ユーザーが自ら発信地域に近い窓口(電話番号)を選んでかける必要がある。ナビダイヤルなら、公開されている0570番号にかけるだけで、自動的に最寄りの窓口へつなぐと言ったことができる。どこへかけよう、と悩む必要はない。

0570ナビダイヤルは通話料有料

料金は窓口や会社によっても異なる

電話番号が「0120」で始まる通話料無料のフリーダイヤルもひとつの電話番号を全国で使っているが、ナビダイヤルは通話料有料なことが大きな違いだ。ナビダイヤル宛に電話すると、最初に「ナビダイヤルでおつなぎします」というガイダンスに続き、具体的な通話料金が告知される。
実際の通話料金は窓口(企業)によっても異なる。固定電話からかけた場合、最安では3分9.18円からとなるが、接続先が遠方・県外で高額になる場合もある。最初のガイダンスで確認しておこう。
なお通話料金は、最初のガイダンスが流れた時点から発生する。たとえばユーザーサポートで順番を待っている間も料金がかかるので注意しよう。

かけ放題プランなどの無料通話の対象外

ナビダイヤルは一部のIP電話や携帯電話からは使えない、つながらないという場合もあり、企業によっては注意書きがされている。ただしこれはナビダイヤルだからつながらないわけではなく、利用している企業側が設定するもの。以前は携帯電話不可の窓口も多かったが、最近はあまり意識することなく使えるはずだ。
ただし携帯電話からかけた場合、当然だが固定電話経由よりも通話料金が割高となる。そして注意が必要なのは、ナビダイヤルは各携帯電話会社のいわゆるかけ放題プランや無料通話分の対象外、ということ。ドコモの「カケホーダイプラン」やソフトバンクの「通話基本プラン+定額オプション」、auの「カケホ」などを利用していても、通話料金がかかる。

ナビダイヤルより、050番号にかけたほうがお得?

0570で始まるナビダイヤルに加え、一般の固定電話や、050で始まるIP電話番号が公開されている窓口もあり、場合によってはこちらにかけたほうが割安なこともある。携帯電話のかけ放題プランを使っているなら、一般固定電話やIP電話宛にかければ無料通話対象だ。

ひとつの番号で迷わず利用でき便利なナビダイヤルだが、少し考えてから利用すると、電話料金が節約できるかもしれない。

◆大坪 知樹
オーディオやPCといった記事を多く手がけてきたが、ガジェットはもちろん白物家電、クルマ・バイク、模型や玩具、時計に服・靴など基本的にモノが好きな物欲系フリーランスライター。

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