家の中で、どうにもWi-Fiがつながりにくい場所があるんだけど、どうすればいい?

ガジェット

自宅にWi-Fiを導入している人は多いはず。だが、家の中のどこででも同じようにWi-Fiが使えているかというと、そうでもないはずだ。部屋の場所や、周囲の状況などで、電波が届かないケースも出てくる。そんなときの解決策を、ご紹介しよう。

広範囲をカバーできるワイヤレス機器を導入する

Wi-Fiに関する悩みで最も多いのが、通信状態に関するトラブル。部屋によってつながりにくい場所があったり、どうにかつながっても極端に通信速度が遅くなってしまったり、電波が切れてしまったりなど、不具合の内容はさまざまだ。

こうしたトラブルの最大の原因は、いうまでもなく住宅環境にある。つながりにくさを感じる場所が、Wi-Fiルーターからどのくらい離れているか、また、障害物となるような壁などがないかをまずは確認したい。さらに、電子レンジのように干渉電波を発する家電製品なども、Wi-Fiの不具合の原因になりうる。

いずれにしても、自分の住宅環境のWi-Fiの電波状況がどうなっているかを「可視化」するところから始めたい。おすすめは、ルーターのメーカーでもあるアイ・オー・データが提供しているアプリ「Wi-Fiミレル」。家の間取りを取り込んで電波強度の「ヒートマップ」を作成したり、任意の場所で電波強度を測定したりできるので、Wi-Fi環境を視覚的に把握することが可能。基本的には、ルーターから離れていて、厚い壁や床などの障害物に遮られている場所ほど、電波がつながりにくいことに気づくはずだ。

●家の中の電波状況をチェックする

アイ・オー・データ
Wi-Fiミレル
無料(iOS、Android対応)

測定地点の電波強度を0〜100のゲージで判定可能。

家の間取り図を取り込んで、電波強度を可視化したヒートマップも作成できる。

こうして、Wi-Fiがつながりにくい場所を可視化して現状を把握することができたら、今度は実際に対策をしてみよう。改善方法はさまざまだが、できればWi-Fiの電波を中継するワイヤレス機器を導入するのがおすすめだ。

例えば、ネットギアのWi-Fiシステム「OrbiメッシュWiFiシステム」は、自宅内に複数台のアクセスポイントを設置することで、Wi-Fiの通信範囲を大幅に拡張可能。導入方法も非常にお手軽で、拡張したい場所に「サテライト」と呼ばれる端末を設置し、あとはスマホから設定を行うだけでいい。

しかも、サテライトの数は増やせば増やすほど、電波のつながりやすさや速度を向上させることが可能。ルーターから離れた部屋や2階部分など複数台のサテライトを設置すれば、自宅のWi-Fi環境が見違えるほど改善するはずだ。

●高品質なWi‐Fi環境を実現する

ネットギア
Orbiトライバンド・ホームWiFiシステムスタンダードキット
5万2898円

ルーターとサテライトを1機ずつ用意したセット。約106坪の空間をカバーできる。

ルーターやサテライトの設定は、スマホアプリから簡単に行える。購入直後のセットアップ作業もスマホでできるので、パソコンを用意する必要はない。

解説/篠原義夫(ガジェットライター)

※価格は記事制作時のものです。

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