【タイヤの選び方のコツ】性能は「ラベリング」を参考にするべし!

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タイヤの性能は分かりにくい。その転がり抵抗性能とウエットグリップ性能を、それぞれ5段階と4段階の等級に分けて表示することで性能を視覚化したのが「タイヤのラベリング制度」。低燃費タイヤにはそのマークが付く。タイヤメーカーのカタログや販売店の店頭でも掲示されているので、選ぶ際の参考にしてほしい

低燃費タイヤ基準
見た目だけではわからないタイヤの性能はラベリングを確認すれば判断できる

リーマンショック後に登場したクルマの多くは、燃費や経済性を重視しているが、実は、その足元を支えているのは「エコタイヤ」と呼ばれる低燃費タイヤである。タイヤのグリップ力は路面で起きる摩擦によって生まれているが、この摩擦は「転がり抵抗」の原因の一つで、燃費が悪化する原因の一つとなっている。

低燃費タイヤは、この転がり抵抗を低くすることで燃費向上に貢献するが、転がり抵抗とグリップ力は相反関係にあるため、そのバランスは各タイヤメーカーの技術力が問われるところとなる。ただ、タイヤはどれも同じ「黒くて丸いモノ」のため、一般ユーザーが性能をパッと見て判断するのは難しい。

そこでJATMA(一般社団法人日本タイヤ協会)が業界自主基準として設定した基準が「タイヤのラベリング制度」だ。転がり抵抗性能とウエットグリップ性能を、それぞれ5段階と4段階の等級に分けて表示することで性能を視覚化。さらに、低燃費タイヤにはそのマークが付く。タイヤメーカーのカタログや販売店の店頭でも掲示されているので、選ぶ際の参考にしてほしい。

●主要メーカーのカタログには表示されている

解説/山本シンヤ(自動車研究家)

※価格は記事制作時のものです。

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