オーディオメディアの変遷をおさらいすると、レコード、ラジオ、カセットテープといったアナログ音源。その後、CDをリッピングして、データをパソコンなどに保存するスタイルも登場。現在は、インターネットを利用したストリーミング配信が台頭し、ついにダウンロード販売も上回り、最も注目すべき音源となっている。それに対応する機器としてヤマハからレコード再生だけなく、ハイレゾ音源の再生や、独自のネットワーク機能「MusicCast」に対応する超多機能ターンテーブルなどが登場している。

ストリーミングが最注目だが、アナログ回帰も顕著

まず、オーディオメディアの変遷をおさらいすると、中高年層が親しんだのは、レコード、ラジオ、カセットテープといったアナログ音源。続いて、1980年代にはデジタル方式のCDが登場。レコードよりも小型でホコリによる雑音もなく、非接触で摩耗による音質劣化がないなどの特徴を備え、爆発的に普及した。

その後、CDをリッピングして、データをパソコンなどに保存するスタイルも登場。現在は、インターネットを利用したストリーミング配信が台頭し、ついにダウンロード販売も上回り、最も注目すべき音源となっている。ストリーミングは、月額1000円前後の定額聴き放題サービスが中心で、スマホと相性抜群。若者を中心に利用者が多く、録音という概念が存在しないのも特徴だ。近年はロスレス圧縮のCDクオリティで配信するサービスも登場し、音質重視のユーザーに注目されている。

ただし、ダウンロード販売も、ハイレゾ音源の入手では主役だし、CDでハイレゾ相当の音質が楽しめるハイレゾCDやMQA-CDも人気上昇中だ。また、ハイレゾブームで生まれた高音質ニーズは、レコードやカセットといったアナログへの回帰を促し、対応製品の復活も相次いでいる。現在は、古きアナログメディアから先進のストリーミング配信までが、並び立っている状況なのだ。

■高音質ニーズで新たな市場が生まれた

ハイレゾCD
従来のCDと互換性を保ちつつハイレゾ相当の音質を実現。対応CDプレーヤーのほか、専用パソコンソフトと対応DACでも再生できる。

※写真はスティーリー・ダン「彩(エイジャ)」(3240円)

アナログレコード
ハイレゾで高音質に目覚めたユーザーが、昔楽しんだアナログレコードに回帰し、新譜も続々登場。レトロな雰囲気から若者にも人気がある。

※写真はポール・マッカートニー「エジプト・ステーション」(3240円)

高音質ストリーミング
手軽さで人気となったストリーミング配信にも、高音質化の動きが出ている。「Deezer HiFi」は、ロスレス方式でCD相当の高音質を実現している。

■先進的なアナログプレーヤーも登場

ヤマハ
MusicCast VINYL 500
実売価格例:8万1000円

画像: ヤマハから27年ぶりに発売となるターンテーブルは、レコード再生だけなく、ハイレゾ音源の再生や独自のネットワーク機能「MusicCast」に対応する超多機能モデルだ。 Wi-Fi Bluetooth PCM 192/24 DSD 5.6MHz

ヤマハから27年ぶりに発売となるターンテーブルは、レコード再生だけなく、ハイレゾ音源の再生や独自のネットワーク機能「MusicCast」に対応する超多機能モデルだ。
Wi-Fi Bluetooth PCM 192/24 DSD 5.6MHz

解説/鴻池賢三(AV評論家)

※価格は記事制作時のものです。

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