スマホにつないで音が出せるスマートギター「Jamstik+」をレビュー!

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スマホやタブレットにブルートゥースで接続し、それらのスピーカーから音を鳴らすギター型のMIDIコントローラー。実際に弦を押さえて弾くのはギターと同じで、専用アプリを使ってレッスンや音源を流しながらのセッション、簡単な楽曲制作まで行うことができる。

Zivix(テックウインド)
Jamstik+
実売価格例:3万9800円

●電源/3.6Vリチウム充電式バッテリー(8時間駆動)●対応OS/iOS、Android、Mac●サイズ/長さ417mm×高さ46mm×奥行き89mm●重量/710g

長さは約40センチ、バッグにも楽に入るので連れ出しも楽。連続使用時間は8〜10時間。

いつでもどこでもギターを弾きたい──そんな人にうってつけのMIDI楽器がこれ。実際に6本の弦が張られ、フレット(※)もあるので、ほぼギターを弾く感覚で演奏できる。

チューニングは不要(なんとオープンチューニングも選べる)、「デジタルカポ」でキーが自在に変えられるのは電子楽器のメリットだ。アプリによってエレキやアコースティックのほかに、ウクレレやベースなどさまざまな音が鳴らせる。

ギター初心者はタブレットを見ながらレッスン、それなりに弾ける人も、コツコツと練習を積むことができる。ただ、ギターの代わりになるかというとその辺は微妙。ブルートゥースだと若干の遅延があるし(有線だとほぼ解消される)、フレット間をスライドさせると2音鳴るなど、完全なギターの再現は難しい。というか、本物のギターを持っている人が、練習用などプラスアルファの目的で使う楽器である。

※フレットとは ギターなどの弦楽器の指板にはめ込まれている金属の帯のこと。

フレット間を押さえると、指の位置を赤外線センサーが感知して、単音やコードを奏でる。短い5フレットだが、オクターブチェンジも可能。

音を慣らす部分。ピックを使ってのストロークやフィンガリングの実践練習になる。最初は張力に違和感があるが、すぐに慣れる。

十字キーはカスタマイズが可能。初期設定では、上下がオクターブの切り替え、左右がデジタルカポによるキーの移動に使う。

初心者も専用アプリを入れることで、タブレットの画面を見ながら、弾き方や押さえ方のレッスンができる。イヤホンをすれば音は漏れない。

採点

ポロンと弾けばポロンとなる。直感的に楽しめるのがいい。昔ギターに親しんだシニアの、リハビリ装置としても最適な一台。

解説/宇野正樹(フリーライター)

※価格は記事制作時のものです。

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