ある年齢より上の世代では、「ベープ」と聞いて思いつくのは、蚊取り・虫よけ製品のアレではないだろうか。しかし、今世界を席巻している「VAPE(ベイプ)」は、それではない。電子タバコのことだ。2018年11月15日に行われたベイプの新製品「myblu(マイブルー)」の記者発表会をレポートする。(特選街web編集部)

右肩上がりの電子タバコ市場

先日、日本たばこ協会が、2018年10月期における紙巻きタバコの販売本数が前年同月比33.2%減だったと発表したが、それとは反対に右肩上がりに消費が拡大している市場がある。それが電子タバコの市場だ。その中でも特に注目が集まっているのが、電子タバコ「VAPE(ベイプ)」である。

画像: コンビニエンスストアで購入できるようになった、電子タバコ(ベイプ)の人気ブランド「マイブルー」。

コンビニエンスストアで購入できるようになった、電子タバコ(ベイプ)の人気ブランド「マイブルー」。

コンビニで買える電子タバコ「マイブルー」

多国籍たばこ企業のインペリアル・タバコ・ジャパン(東京都港区)は、香り付きの蒸気を楽しむ電子タバコ、ベイプの新製品「myblu(マイブルー)」の販売を、東京と大阪のコンビニエンスストア(ファミリーマートとローソンの一部)で開始。マイブルーは、福岡での先行販売ですでに成功を収めており、今回の東京と大阪での販売を足掛かりに、全国的な大ヒットを目指す。

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ベイプ「マイブルー」は未成年でも買える?

マイブルーとは、味や香りのついた「リキッド」と呼ばれる液体を電気熱で気化させ、その蒸気を吸って楽しむ「VAPE(ベイプ)」の一商品という位置付けだ。「電子タバコ」とも呼ばれている。ニコチンもタールも含まれていないため、タバコ製品ではなく、法律的に未成年の使用は禁止されてない(販売メーカーは自主的に未成年者への販売を禁止している)。

画像: マイブルー。「リキッド」を電気熱で気化させ、その蒸気を吸って楽しむ。 www.blu.com

マイブルー。「リキッド」を電気熱で気化させ、その蒸気を吸って楽しむ。

www.blu.com

電子タバコ(マイブルー)と加熱式タバコ(アイコス)の違い

一方、フィリップ・モリス・ジャパンが発売している人気商品「IQOS(アイコス)」は、タバコ葉そのものを加熱して蒸気を吸う「加熱式タバコ」と呼ばれている。こちらはニコチンが含まれているため、未成年の使用は禁止されている。

画像: こちらは加熱式タバコの「IQOS(アイコス)」。IQOS 3 キット ベルベットグレー www.iqos.jp

こちらは加熱式タバコの「IQOS(アイコス)」。IQOS 3 キット ベルベットグレー

www.iqos.jp

マイブルーの使い方

電子タバコのマイブルーは、スターターキット(2700円・税込)ですぐに始められる。キットには、マイブルー本体1本と、充電器、フレーバーポッド1個がついている。利用者は、本体を充電し、そこにフレーバーポッドを装着するだけで香りの良い蒸気を楽しむことができる。

画像: スターターキット(2700円・税込)

スターターキット(2700円・税込)

画像: 10種類のフレーバー

10種類のフレーバー

一回約20分の充電で、約300回の吸引が可能。別売りのフレーバーポッドは920円(2個セット・税込)。メンソール、グリーンアップル、カフェラテなど10種類のフレーバーがある。

非喫煙者の矢部みほさんも太鼓判

画像: 矢部みほさん、東幹久さんとインペリアル・タバコ・ジャパンのセツ クリスティンさん

矢部みほさん、東幹久さんとインペリアル・タバコ・ジャパンのセツ クリスティンさん

記者発表会には、俳優の東幹久さん、タレントの矢部みほさんが出演。
マイブルーの新フレーバー「ICE BERRY(アイスベリー)」を試した東さんは、「ベリーの甘酸っぱさが控えめに残っていて、後味が少しひんやり。ベリーとアイスという組み合わせは、相性としては抜群。喫煙者として、実際吸ってみると満足感も得られます」とコメント。

画像: 新フレーバーの「アイスベリー」が気に入った様子の東幹久さんと、マイブルー初体験で「大満足」という矢部みほさん。

新フレーバーの「アイスベリー」が気に入った様子の東幹久さんと、マイブルー初体験で「大満足」という矢部みほさん。

それを受けて矢部さんは、「あ!すごく良い香りがしてきた!ほんのりしていて、やわらかい香りですね。香りがきつくないんですよ、全然。良い香りがすると第一印象も良くなると思う」と、においに敏感な女性目線のコメントも覗かせた。

43万個を超える大ヒット

インペリアル・タバコ・ジャパンの担当者によると、福岡での先行販売で、すでに43万個を超える大ヒット。利用者を分析すると、通常の紙巻きたばこと併用する喫煙者が多いが、香りを楽しむ目的で「電子タバコデビュー」する非喫煙者ユーザーも一定数いるという。

画像: 43万個を超える大ヒット

タバコを吸わない記者が電子タバコデビュー

画像: 普段、タバコを吸わない記者が実際に吸ってみた。

普段、タバコを吸わない記者が実際に吸ってみた。

実際に、非喫煙者の記者がマイブルーを試してみた。
スターターキットから充電済みの本体を取り出し、新フレーバーの「アイスベリー」をカチッと装着。タバコを吸うように、吸ってみた。何度か大きく吸い込むと「モクモクモク」とかなりの量の煙が出てくる。肺に入れるよう、大きく吸い込むと、メンソールの「冷たい香り」が体にしみわたるようだ。煙の量といい、味といい香りといい、たしかに満足感は大きい。

箱を開けると、充電器(USB)と本体、交換式のリキッドが入っている。

電子タバコの煙について

マイブルーから発生するこの煙は、実は水蒸気だ。電子タバコの煙は「リキッド」と呼ばれる液体を電気熱で気化させたもの。リキッドに含まれている成分は、PG(プロピレングリコール)、VG(植物性グリセリン)、香料だが、これらの成分は、食品や日用品などに使用されているもので、人体に悪影響を及ぼすことは少ないとされている。

電子タバコの健康への影響について

ただ、懸念材料もある。
マイブルーに限らないが、電子タバコはまだ産声を上げたばかりの新しい製品のため、長期的なデータがない。「健康に悪影響を及ぼす可能性が少ない」とされてはいるが、WHOも「電子タバコのフレーバーの一部で健康被害が出る可能性がある」と指摘。日本呼吸器学会も、「加熱式タバコ・電子タバコに対する見解」として、「健康に悪影響がもたらされる可能性がある」としている。

電子タバコはどこで吸う?

また、マイブルーをはじめとする電子タバコを吸う場所にも、注意が必要だ。
電子タバコを吸っている姿は、はたから見ると、普通の紙巻きたばこを吸っている人と同じだ。一般的には、喫煙所や喫煙の許可が下りた場所で使用する方がよいだろう。マイブルーのフレーバーはとても良い香りで、衣服や部屋ににおいが残ることはないが、周りの人には配慮して使用するのがマナーだといえる。

まとめ

急速に拡大する新型タバコ市場。世界的な大手タバコメーカーが本気で打った一手がこのマイブルーだ。これまでは一部の地域と公式オンラインショップでしか購入できなかったが、東京と大阪のコンビニで購入できるようになったことは大きい。群雄割拠の新型タバコで、一気に主役に躍り出る可能性が高い。日本市場の動向が今注目されている。

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