最近、よく耳にするスマートスピーカー(AIスピーカー)という言葉。Amazon Echo(アマゾン エコー)やGoogle Home(グーグル ホーム)、LINE Clova Friends(ライン クローバ フレンズ)といった、なんだか便利そうなスピーカーのテレビCMを見たことがある人も多いはず。いったい何ができるのか。種類を比較し、その機能と使い方を初心者向けに整理してみた。

スマートスピーカーとは?

スマートスピーカーとは、音声で操作できる「AIアシスタント機能」を備えた「スピーカー製品」のことだ。
わかりやすく書きなおすと、ボタンや画面に触れる必要がなく、話しかけるだけでさまざまなことができるスピーカーである。

画像: 対応スマート家電のコントロールも可能な多機能・上位モデル「Amazon Echo Plus(第2世代)」 www.amazon.co.jp

対応スマート家電のコントロールも可能な多機能・上位モデル「Amazon Echo Plus(第2世代)」

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スマートスピーカーの種類を比較

スマートスピーカーは各社が多くの製品を発売している。上位三社の製品名と、その頭脳とも呼ぶべきAIアシスタント名を紹介しよう。

【Amazon】
製品名:アマゾンエコー
AIアシスタント:アレクサ

【Google】
製品名:グーグルホーム
AIアシスタント:Google アシスタント

【LINE】
製品名:ラインクローバウェーブ
AIアシスタント:クローバ

これらはテレビCMもよく流れているが、それ以外にも、ボーズやソニー、JBL、オンキヨーなどからスマートスピーカーが発売されている。

画像: Amazonの音声AIアシスタントであるAmazon Alexaに対応したボーズのスマートスピーカー「Bose Home Speaker 500」 www.amazon.co.jp

Amazonの音声AIアシスタントであるAmazon Alexaに対応したボーズのスマートスピーカー「Bose Home Speaker 500」

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天気予報やニュース、照明などの家電操作、ラジオも聞ける

たとえば、簡単なところでは「今日の天気は?」や「いま何時?」と聞くと、天気予報や時刻を音声で教えてくれる

実際にできることは、メーカーや商品によっても違ってくる。

ごく基本的なところでは、その日のニュースも聞けるし、
「次の大安はいつ?」といった日常生活で感じたちょっとした疑問を質問すると回答してくれる

スピーカーというだけに、もちろん音楽機能もある。
「◯◯の曲を聴きたい」と頼むと、ストリーミング音楽サービスで楽曲を探して再生してくれたり、radiko.jp(ラジコ)経由でラジオ放送が楽しめたりもする。

スマートスピーカーは、Googleなど各種インターネットサービスとも連携でき、自分のアカウントを登録しておくと、カレンダーに登録した予定や、友人の連絡先を確認することもできる。
製品によっては、いわゆるスマート家電と連携し、照明器具を始めとした家電を音声でコントロールすることまで可能だ。

「アレクサ、◯◯して」「オッケー、グーグル」

スマートスピーカーを実際に操作するには、「製品によって決められた言葉」に続き、「してほしいこと」を話しかける。

この「製品によって決められた言葉」を「ウェイクワード」(起動語)と呼ぶ。

CMで「アレクサ、◯◯して」や「オッケー、グーグル」などと呼びかけているシーンを見たことがあるかもしれない。あれがウェイクワードだ。
人間同士の会話を聞き取って、スマートスピーカーが誤動作しないよう工夫されているのだ。

設定した言葉で呼びかけると、たとえば「その日の予定とニュース、天気予報を続けて読み上げる」など、複数の動作を組み合わせて実行することも可能で、使い込むほどに便利になる。

スマートスピーカーの使い方と最初の設定

スマートスピーカーは、スピーカー製品本体にAIアシスタント機能を内蔵しているわけではない。

Amazon Echoでいえば、Amazon Echo の中に、AIアシスタント機能のAlexaが入っているわけではないのだ。
インターネットでつながったクラウド上にAlexaが存在していて、Amazon Echoに呼びかけることでコントロールしている。

そのため、スマートスピーカーは常にインターネットにつながっている必要があり、Wi-Fiを内蔵している。つまり、スマートスピーカーを使うにはインターネット環境と、最初の設定が必須だ。

CDやラジオを内蔵しているわけではないので、単体では音楽も聴けない。とはいえ、設定はスマホやパソコンの専用アプリから行え、それほど難しいものではない。

安くてお手軽な5000円程度のスマートスピーカーがおすすめ

調べ物ならスマホの画面操作のほうが早いし、そもそもいまはスマホでも音声AIアシスタント機能が使える。AppleのiPhoneでいえば、Siriがそれに当たる。
だから、わざわざ新しくスマートスピーカーを買う必要があるのだろうか、と疑問を感じるかもしれない。

しかし、ごく単純なことではあるが、ポケットの中や机の上、充電器の近くと家の中であちこちへ移動するスマホとは違い、常に同じ場所に置いてあるスマートスピーカーが声でコントロールでき、いろいろな機能が使えるというのは、実際に使ってみるとかなり便利。

この便利さは、使った人でないとわからないかもしれない

画像: Amazonのスマートスピーカー、Echoシリーズでもっともコンパクトで安価な「Amazon Echo Dot(第3世代)」。初心者にはおすすめだ。 www.amazon.co.jp

Amazonのスマートスピーカー、Echoシリーズでもっともコンパクトで安価な「Amazon Echo Dot(第3世代)」。初心者にはおすすめだ。

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内蔵マイクの性能が優れていることもあり、少しくらい離れていても誤動作せず、きちんと反応してくれる。
また、「スピーカー」というだけあり、スマホ内蔵の小さなスピーカーに比べると、やはりスマートスピーカーのほうが十分な音量が出て音質も優れている。

安価なスマートスピーカーは5000円程度から購入できるので、興味があるならぜひ試してみてはいかがだろうか。

◆大坪知樹
オーディオやPCといった記事を多く手がけてきたが、ガジェットはもちろん白物家電、クルマ・バイク、模型や玩具、時計に服・靴など基本的にモノが好きな物欲系フリーランスライター。

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