【予算別】ミラーレス一眼 Wズーム&ボディで15万円~のおすすめ6セットはコレ

文具・ホビー・カメラ

予算別ミラーレス一眼選びで重要なのは、どの交換レンズを選ぶかということ。エントリーから中級のモデルは程良い標準ズームや高倍率ズームを組み合わせたレンズキットのトータル8万円~/15万円~/30万円~/40万円~の予算で選んだが、ここではWズーム&ボディで15万円~で選んでみた。

軽快で高性能なシステムが組める買い得機

オリンパス OM-D E-M5 MarkII
ボディ実売価格例:7万7420円

トップクラスの防塵・防滴性を誇るマグネシウム合金ボディの中級機。発売は2015年と古いが、ファームウエアアップデートで最新機能を追加するなどしており、まだまだ現役で楽しめる。

センサーサイズの小さなマイクロフォーサーズの強みを生かして、軽快で高性能なシステムが組めるのが魅力だ。8枚の画像を連写合成して高精細な映像を生み出すハイレゾショットも見どころの一つ。緻密な描写性能が必要な風景や、ネイチャーシーンでは大いに活躍するはずだ。

また、強力なボディ内手ブレ補正、縦位置でのロー/ハイアングル撮影に対応できるバリアングル液晶モニターに加えて、好みに合わせてカメラをカスタマイズできる機能も充実している。おすすめは、防塵・防滴仕様の高倍率ズーム付きのキット。これにコンパクトな広角ズームの9~18ミリを加えると、軽快かつ小粋なシステムが完成する。

Dual ISに対応するコンパクトモデル

パナソニック DC-GX7 MK3
ボディ実売価格例:9万2790円

Dual ISボディ内とレンズ内の両方の手ブレ補正が連係するDual ISに対応するコンパクトモデル。望遠域での大きなブレや低速シャッター時のゆっくりしたブレも強力に補正できるのが売りだ。

AFは、独自の空間認識技術を採用したコントラスト検出方式で、精度の高さと速さを両立。動きの速い被写体にはやや弱いが、一般的なシーンでは快適かつ快速なピント合わせが可能だ。

EVFとモニターの両方がチルト式でカメラアングルの自由度が高く、子供やペットの目線で撮りやすいのも特徴だ。スマホとの連係には、Wi-Fiとブルートゥースを併用。常時接続することで、スマホからのリモコン撮影や画像の転送なども素早く行える。

安上がりなのは標準ズーム付きのレンズキットだが、やや力不足にも感じるので、予算が許すならワンクラス上のG12~60ミリも検討してみてほしい。

デザインにこだわる人にアピールする一台

オリンパス PEN-F
ボディ実売価格例:11万9790円

フィルムカメラのようなデザインを採用したPENシリーズの最上位モデル。上面と前面カバーにはマグネシウム合金を、ダイヤル類には削り出しのアルミ素材を採用。デザインにこだわる人にアピールしている。シリーズで初めてEVFを内蔵。前面のダイヤルでアートフィルターなどの機能を素早く呼び出せるのもユニークな特徴となっている。

ここでは高倍率ズームの14~150ミリと広角ズームの9~18ミリをチョイスしたが、カメラの外観に合わせるなら、金属製鏡胴を採用した12ミリなどの単焦点レンズもいい。

動きのある被写体も小気味よく撮影できる

パナソニック DMC-G8
ボディ実売価格例:8万4960円

ミラーレス一眼の元祖、DMC-G1の流れをくむベーシックモデル。前面にマグネシウム合金カバーを採用したボディは防塵・防滴仕様。二つの電子ダイヤルによる操作系を採用していて、露出調整なども快適に行える。ボディとレンズの両方の手ブレ補正の連係を強化したDual I.S.2を搭載しており、効果的なブレ補正を実現している。高速かつ高精度な空間認識AFを搭載。動きのある被写体も小気味よく撮れる。

キットレンズはコンパクトサイズの5倍ズームで、これに45~200ミリの望遠ズームの組み合わせがおすすめだ。

動体追従連写に強いスポーツ仕様モデル

ソニー α6500
ボディ実売価格例:12万6160円

フラットトップのマグネシウム合金ボディを採用したEVF内蔵モデル。同社のAPS-Cサイズ機では初めてボディ内手ブレ補正を搭載した。また、液晶モニターにタッチパネルを内蔵して操作性を高めている。画面のほぼ全体をカバーする425点の位相差検出を併用するハイブリッドAFと、11コマ/秒で動体追従連写が可能なスポーツ仕様が売りだ。

高倍率ズームの18~135ミリがキットレンズ。さらに望遠が欲しいならAPS-Cサイズ専用の55~210ミリか、ぐっと高価になるが、フルサイズ対応の70~300ミリが選択肢となる。

クラシカルな外観だが現代的な操作にも対応

富士フイルム X-T20
ボディ実売価格例:7万9580円

一眼レフスタイルのX-Tシリーズの中級機。クラシックカメラのような見た目だが、プッシュ操作も可能な二つの電子ダイヤルを駆使した現代的な操作にも対応できる。AFはワイドエリアの91点測距。画面中央部は位相差検出方式を併用する。液晶モニターはタッチパネル内蔵のチルト式。フィルムに近い発色はプロカメラマンにも定評がある。

レンズキットは標準ズームの18~55ミリ付き。望遠ズームの55~200ミリともどもAPS-Cサイズ機用としては大柄だが、画質は良好。サイズが気にならないならおすすめだ。

解説/北村智史(カメラライター)

※価格は記事制作時のものです。

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