【予算30万円台】おすすめミラーレス一眼はコレ!(ボディ&Wズームレンズセット)

文具・ホビー・カメラ

予算別ミラーレス一眼を考えるうえでポイントなのが、どんな交換レンズを選ぶかということ。ここではカメラ単体ではなく、Wズーム&ボディでトータル8万円~/15万円~/30万円~/40万円~のの予算でカメラ選びをした。ここではWズーム&ボディで30万円~で選んでみた。中級から上級まで満足できるセットだ。

軽快かつ高画質なシステムが組める最上位機

オリンパス OM-D E-M1 MarkII
ボディ実売価格例:21万6000円

OM-Dシリーズの最上位に当たる同社のフラッグシップモデル。握りやすさを追求した大型グリップを装備するマグネシウム合金ボディは、徹底した防塵・防滴処理が施され、マイナス10℃までの耐低温性能も備えている。

121点測距のハイブリッドAFを搭載し、AF追従で18コマ/秒もの高速連写が可能。ピント固定なら、60コマ/秒もの超高速で動きの中の一瞬をとらえられる。

シャッターボタンを全押しする前の瞬間まで記録できるプロキャプチャーモードも搭載。今まではとらえきれなかったチャンスも、逃がさずキャッチできる。

また、シャッタースピード5・5段分の効果を持つボディ内手ブレ補正の強力さも見逃せない。
キットレンズは大口径タイプの12~40ミリPRO。望遠ズームの40~150ミリPROと組み合わせれば、軽快かつ高画質なシステムが組める。荷物を軽くしたいネイチャー系には有利だ。

機能や性能を大幅に向上させた高級モデル

富士フイルム X-T3
ボディ実売価格例:19万9260円

クラシックカメラ然としたメカ感が存分に味わえるダイヤル操作が魅力の高級機。先代のX─T2から撮像センサーと画像処理エンジンが新型に変更され、機能や性能が大幅に向上している。従来は、画面中央部だけだった位相差検出の測距点が画面のほぼ全体に拡張。117点の全測距点で高速AFが可能になった。

また、電子シャッター使用時には20コマ/秒の高速連写を実現。画面の中央部だけを使って撮影する1・25×クロップ機能を使うと30コマ/秒もの高速連写が可能なのも見どころとなっている。新しくタッチパネルを内蔵した液晶モニターは、縦位置のロー/ハイアングル撮影にも対応できる3方向チルト式。動きを滑らかに表現できる60pの4K動画機能も搭載している。

レンズキットは標準ズームの18~55ミリ付き。望遠ズームの55~200ミリも少々大柄だが、使い勝手と画質は良好だ。

静止画撮影機能を強化したプロ仕様モデル

パナソニック DC-G9
ボディ実売価格例:18万7600円

静止画撮影機能を強化したプロ仕様モデル。大型化したグリップを備えた防塵・防滴のマグネシウム合金ボディに、シャッタースピード6.5段分のボディ内手ブレ補正を搭載。動体に弱いイメージのあるコントラスト検出方式ながら、独自の空間認識AFを磨き上げた結果、AF追従で20コマ/秒という高速連写を達成。1800万画素で30コマ/秒連写が可能な6Kフォト機能も装備して、動きに強いカメラに成長した。

キットレンズはライカブランドのDG12~60ミリ。望遠は予算が十分なら同じくDG50~200ミリをおすすめしたい。

映像のプロのための動画機能を凝縮した一台

パナソニック DC-GH5
ボディ実売価格例:24万5120円

映像のプロのための動画機能を凝縮した同社のフラッグシップモデル。防塵・防滴・耐低温のマグネシウム合金ボディに徹底した放熱処理を施すなどしたことで、4K/60p動画のエンドレス撮影を実現しているのが大きな特徴。

225点に強化された空間認識AFや、1800万画素で30コマ/秒連写が可能な6Kフォト、ボディとレンズの手ブレ補正が連係するDual I.S.2など、魅力的な装備も数多い。
レンズキットはお手ごろなG12~60ミリだが、予算が許せばライカDGの12~60ミリと50~200ミリを選びたいところ。

気が合えば素晴らしいパートナーになる一台

富士フイルム X-Pro2
ボディ実売価格例:15万5540円

光学式と電子式を切り替えて使えるハイブリッドファインダーを採用したユニークなモデル。メカニカルなダイヤルを多用した操作系も特徴だが、前後の電子ダイヤルで現代的な操作も可能だ。フィルムライクな発色が得られるフィルムシミュレーション機能は、キャリアの長い写真ファンにとっては見逃せない点。極めて趣味性の高いカメラで、気が合えば素晴らしいパートナーになれるだろう。

レンズキットはない。X-T3と同じ2本を選ぶのもいいが、小型の単焦点レンズのほうが本機には似合うだろう。

Xシリーズ初のボディ内手ブレ補正モデル

富士フイルム X-H1
ボディ実売価格例:23万7700円

見た目はX-T3に似ているが、より大きく重くなって、グリップも握りやすい形状に変わったほか、上面に表示パネルも追加され、差別化を図っている。また、Xシリーズでは初となるボディ内手ブレ補正の搭載にも注目したい。フェザータッチのシャッターボタンや、サスペンションを使用してメカショックを低減したシャッターユニットなど、画質や操作性向上のための細かな配慮もなされている。

レンズキットがないので、ここではX-T3と同じ2本を選んだが、できればより高性能なものを組み合わせたい。

解説/北村智史(カメラライター)

※価格は記事制作時のものです。

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