【4Kテレビの選び方】有機ELと液晶の特徴は?どちらがおすすめ?

家電・AV

新4K8K衛星放送用のチューナーを内蔵した製品と、非内蔵の製品が混在している。新放送を視聴する前提なら、チューナー内蔵製品を選ぶと設置や配線をスッキリできる。また、画質面では、映像を映し出すパネルの方式が、「有機EL」か「液晶」かで大きく違う。その他ネット動画配信サービスへの対応も考慮したい。

液晶パネルの4Kテレビの例

三菱 LCD-A58RA1000

実売価格例:36万7070円

新放送用チューナー内蔵の液晶テレビ。58V/50V/40V型をラインアップ。HDD&BDレコーダー機能を内蔵した珍しいオールインワンタイプで、4K放送も録画可能。4K画質の市販UHD BDソフトの再生もできる。

映像を映し出すパネルが「有機EL」か「液晶」かで大きく違う!

今販売されている4Kテレビには、新4K8K衛星放送用のチューナーを内蔵した製品と、非内蔵の製品が混在している。新放送を視聴する前提なら、チューナー内蔵製品を選ぶと設置や配線をスッキリできる。画質やその他の機能面で気に入ったテレビ製品があり、チューナーを内蔵していない場合は、単体チューナーを外付けする手もある。テレビメーカー各社は単体チューナーを製品化しており、同一メーカーで組み合わせると、テレビにチューナーを内蔵しているかのように操作できるので、使い勝手がいい。

また、画質面では、映像を映し出すパネルの方式が、「有機EL」か「液晶」かで大きく違う。有機ELはコントラストが高く、メリハリの効いた画質が得られる。リビングのような落ち着いた環境で使う場合、画質を重視するなら有機ELが有利。また、視野角が広く、横からのぞき込んでも映像の見え方に変化が少ない点も魅力。一方の液晶は、映像が明るいのが特徴で、日中に直射日光が差し込むような視聴環境でも鮮明。画面サイズが豊富で価格も比較的手ごろなど、用途や予算に応じて選びやすい。

有機ELパネルの4Kテレビの例

東芝 55X920

実売価格例:34万5340円

新放送用チューナーを内蔵する最新の有機ELモデルには65V型と55V型がある。「タイムシフトマシン」機能を搭載し、外付けHDDに全録(地デジの6チャンネルをほぼ24時間録画)が可能。4K放送も外付けHDDに録画できる。

機能面では、外付HDDに番組を録画できる製品がほとんど。特に、東芝のレグザシリーズには、いわゆる「全録」が可能なモデルもラインアップされている。さらに、最近のテレビで重要な機能が、ネット動画配信サービスへの対応。メーカー、あるいは製品によって対応するサービスに違いがあるので、そのあたりも考慮して選びたい。

シャープ 8T-C60AX1

8Kテレビの例

実売価格例:80万7840円

世界初で唯一の8Kチューナー内蔵モデル(もちろん4Kチューナーも内蔵)。液晶タイプで画面解像度も8K。80V/70V/60V型をラインアップ。液晶パネルから自社で開発するシャープならではの最先端製品。

解説/鴻池賢三(AV評論家)イラスト/中山 昭(絵仕事 界屋)

※価格は記事作成時のものです。

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