ここでは4Kテレビ【サイズ別・40~50V型】のおすすめ図鑑をお届けする。入門モデルとして、チューナーが2基内蔵の45型のシャープ・4T-C45AL1、重低音が楽しめる43型の東芝・43BM620Xがある。50V型クラスでは、視野角の影響が少ない入門機のソニー・KJ-49X9000F、地デジの画質が緻密な東芝・49Z720Xなどがおすすめだ。

【最新記事】専門家が教える4Kテレビのおすすめはコレだ!

シャープ 4T-C45AL1

実売価格例:16万7270円(12月下旬発売予定)

画像: ●HDMI入力/4●年間消費電力量/未定●サイズ/未定●重量/未定

●HDMI入力/4●年間消費電力量/未定●サイズ/未定●重量/未定

画像: シャープ 4T-C45AL1

新4Kチューナーを2基内蔵して裏番組も録画できる入門モデル

新4K衛星放送を視聴しながら、外付けHDDに別の4Kチャンネルが録画可能という4Kダブルチューナーを備えたエントリーモデル。

正面コントラストを優先したVA液晶のため、視野角による画質への影響は少なくないが、45V型の4K映像はさすがに緻密で、見ごたえがある。ほぼ正面からの視聴に限るが、ディテールの生々しさ、鮮やかな色再現に心がときめき、フレームの奥に現実の世界が広がっているかのような感覚が得られる。スピーカーはフルレンジのシンプルな仕様だが、アナウンサーの声は思いのほか明瞭度が高く、鼻づまりにならない。

●リモコン

「地デジ」「BS」「CS」に加えて4Kボタンを装備している。「静止」ボタンで動画と静止画の2画面表示になる。

ここがスゴイ! まる〇

4Kチューナーは上級機と同じダブル仕様で、4K視聴時でも4K放送の裏番組録画が可能。4K&広色域パネルの搭載で、華のある映像が満喫できる。明瞭度の高い音声も魅力的。

ここはイマイチ・・・ ばつ×

価格を考えるとやむをえないが、アクオスの看板技術である低反射の「N-Blackパネル」は搭載してほしかった。

東芝 43BM620X

実売価格例:14万5670円

画像: ●HDMI入力/4●年間消費電力量/85kWh●サイズ/幅96.7㎝×高さ62.9㎝×奥行き19.1㎝●重量/14.0㎏

●HDMI入力/4●年間消費電力量/85kWh●サイズ/幅96.7㎝×高さ62.9㎝×奥行き19.1㎝●重量/14.0㎏

画像: 東芝 43BM620X

新4K衛星放送が厚みのある重低音で楽しめる4K入門機

43V型以外にも50V/55V型と、多彩なニーズにこたえる4Kチューナー内蔵の入門機だ。4Kチューナーは1基だけだが、地デジ/BS/CSの現行チューナーは3基装備し、番組を見ながら別の2番組を同時に外付けHDDに録画できる。

パネルは、ノーマル駆動(60コマ/秒表示)のVA液晶だが、持ち前の画像処理技術を駆使し、繊細かつ柔らかなタッチの上質な映像を描き出す。2K→4K変換は上級機と同等とはいかないが、4Kテレビの入門機としては間違いなくトップレベルの仕上がり。地デジ、BS放送の画質を重視する人におすすめ。

●リモコン

画像: 新4K放送用の4Kボタンを搭載。文字の視認性が高く、配置もわかりやすい。チャンネル操作時の反応も素早い。

新4K放送用の4Kボタンを搭載。文字の視認性が高く、配置もわかりやすい。チャンネル操作時の反応も素早い。

ここがスゴイ! まる〇

本機は、画質も悪くないが、特に音質へのこだわりに注目したい。フルレンジスピーカーに低音専用のバズーカウーハーを追加。自然な音像定位と、厚みのある低音が臨場感を盛り上げる。

ここはイマイチ・・・ ばつ×

視聴位置が正面から少し外れると、コントラスト、色調が変化する。VA液晶の宿命だが、もう少し安定感が欲しい。

シャープ 4T-C50AN1

実売価格例:21万5870円

画像: ●HDMI入力/4●年間消費電力量/163kWh●サイズ/幅112.6㎝×高さ71.9㎝×奥行き27.2㎝●重量/23.5㎏

●HDMI入力/4●年間消費電力量/163kWh●サイズ/幅112.6㎝×高さ71.9㎝×奥行き27.2㎝●重量/23.5㎏

画像: シャープ 4T-C50AN1

新4Kチューナーを2基搭載し明るく見た目のコントラストが高い映像

新4K衛星放送対応のチューナーを2基内蔵した4Kアクオスの主力モデルだ。4Kパネルは液晶のホールドボケを改善する倍速駆動で、表面は外光や照明の映り込みを抑えつつ、艶のある映像再現するN-Blackパネル仕上げとしている。また、広色域のLEDバックライトと色復元回路によるリッチカラーテクノロジーも搭載済みだ。

さて、その映像だが、明るく見た目のコントラスト感が高く、色彩も表現が単調にならず、微妙な色調の変化をしっかりと描き分ける。特に、リビングのような明るい場所での見栄えがよく、N-Blackの効果は大きい。ただ、4K放送は高く評価できるが、地デジやBSなどのコンテンツとのクオリティ差が大きい。2K→4K変換にまつわる問題だと思うが、地デジは総じてディテールが甘く、肌や生地の質感もやや曖昧だ。

スピーカーは、3ウエイ5スピーカーという豪華仕様。音を前方に導くリフレクターと前面の開口構造の効果なのか、アナウンサーの声は明瞭度が高く、実在感がある。音が画面の下から聴こえる違和感はあるが、サブウーハーの効果も大きい。衛星放送対応のチューナーを2基内蔵した4Kアクオスの主力モデルだ。4Kパネルは液晶のホールドボケを改善する倍速駆動で、表面は外光や照明の映り込みを抑えつつ、艶のある映像再現するN-Blackパネル仕上げとしている。また、広色域のLEDバックライトと色復元回路によるリッチカラーテクノロジーも搭載済みだ。

●リモコン

リモコンはGoogleアシスタントに対応。リモコンに話しかけると、番組の検索や、対応家電をテレビから操作できる。

●4K放送の番組を裏番組録画可能

画像: 新4K放送を楽しみながら、同時放送中の4K放送の番組を外付けHDDに録画することができる。

新4K放送を楽しみながら、同時放送中の4K放送の番組を外付けHDDに録画することができる。

●人が来るとテレビが話しかけてくる!

人が近づくと自動的に電源が入り、テレビがあいさつしてくるほか、好みのジャンルやタレントが出演する番組を音声で知らせるAI機能を装備。

ここがスゴイ! まる〇

明るく、メリハリの効いた再現性で、華のある色再現も見ごたえがある。リビングのような比較的明るい場所で持ち味を発揮するタイプで、特に、新4K衛星放送のクオリティが高い。

ここはイマイチ・・・ ばつ×

見る角度によって人肌のトーンが変わりやすい。4K放送と、地デジ/BSなどのHD映像とのクオリティ差が大きい。

ソニー KJ-49X9000F

実売価格例:16万8740円

画像: ●HDMI入力/4●年間消費電力量/170kWh●サイズ/幅109.3㎝×高さ69.4㎝×奥行き26.8㎝●重量/14.5㎏ ※写真は65V型

●HDMI入力/4●年間消費電力量/170kWh●サイズ/幅109.3㎝×高さ69.4㎝×奥行き26.8㎝●重量/14.5㎏ ※写真は65V型

画像: ソニー KJ-49X9000F

映像エンジンを格上げした高級機/VAの割に視野角の影響が少ない

4K液晶ブラビアの最高峰、Z9Fに続く高級モデル。倍速駆動のVA液晶と直下型LEDバックライトの組み合わせで、高コントラスト画像を描き出す。

基本設計は、先代のX9000Eを踏襲したと思われるが、映像エンジンはX1Extremaに格上げされ、黒をキリッと締めたメリハリの効いた画調は健在。華やかさを感じさせる色調や厚みのある絵作りは、まさに同社の伝統だ。サッカーやラグビーなど、激しい動きが伴う被写体も、残像感が比較的気にならない。また、VA液晶としては視野角による画質への影響が少なめだ。

●リモコン

「Netflix」「YouTube」などがダイレクトに選べるボタンを装備。チャンネル切り替えの反応は遅め。

ここがスゴイ! まる〇

コントラストに優れたVA液晶と直下型LEDとの組み合わせで、メリハリの効いた華のある映像を描き出す。他社のVA液晶と比べると、視野角による画質への影響も少なく、人肌の見え方も安定。

ここはイマイチ・・・ ばつ×

良質なBDソフトの再生は得意だが、地デジ放送は輪郭が太く、ディテールも甘い。実力からすると物足りない。

東芝 49Z720X

実売価格例:19万2770円

画像: HDMI入力×4●年間消費電力量/150kWh●サイズ/幅110.5㎝×高さ69.2㎝×奥行き18.9㎝●重量/17.5㎏

HDMI入力×4●年間消費電力量/150kWh●サイズ/幅110.5㎝×高さ69.2㎝×奥行き18.9㎝●重量/17.5㎏

画像: 東芝 49Z720X

地デジの画質が緻密で繊細で6チャンネルまでの全録にも対応

新4K衛星放送用チューナーをいち早く搭載した4K液晶レグザのトップモデル。液晶は視野角が広く、ホールドボケが抑えられる倍速駆動のIPSパネルで、直下型LEDバックライトの部分駆動により、IPSのコントラスト不足を補う。

映像は明るく、すっきりとして、滑らか。女性の肌はほのかにピンクがかり、細部の色抜けも気にならない。そして最大の注目点は、地デジ/BSの画質のよさだ。超解像処理の優位性が、そのまま精細感に富んだ清々しい映像として見て取れる。地デジを最大6チャンネルまで録れるタイムシフトマシン機能も健在。

●リモコン

画像: 「始めにジャンプ」「過去番組表」「ざんまい」と、タイムシフトマシン操作ボタンを集約。過去番組は声で検索可能。

「始めにジャンプ」「過去番組表」「ざんまい」と、タイムシフトマシン操作ボタンを集約。過去番組は声で検索可能。

ここがスゴイ! まる〇

内蔵チューナーで楽しむ4K映像は緻密で繊細。特に輪郭が滑らかで、ノイズの処理がうまい。さらに地デジ、BS放送のクオリティが高く、4Kネイティブ再生に迫る精細感はみごと。

ここはイマイチ・・・ ばつ×

部分駆動の効果は認めるが、照明を落とした環境下ではコントラスト不足は否めず、赤の色ズレが目につきやすい。

パナソニック TH-49FX750

実売価格例:15万5000円

画像: ●HDMI入力×4●年間消費電力量/124kWh●サイズ/幅109.9㎝×高さ69.4㎝×奥行き24.5㎝●重量/20.5㎏

●HDMI入力×4●年間消費電力量/124kWh●サイズ/幅109.9㎝×高さ69.4㎝×奥行き24.5㎝●重量/20.5㎏

画像: パナソニック TH-49FX750

色調は安定していて清々しい描写/地震対応の強化も安心感

吸着機能付きスタンドにより、地震対応を強化した4K液晶ビエラのスタンダード。倍速駆動のIPS液晶とLEDバックライト(エッジ配置)の組み合わせで、コントラスト不足を補う部分駆動も搭載済みだ。

さて、その画質だが、黒の締まりはやや甘いが、リビングの家庭用テレビとしてはメリハリが効いて、十分なコントラスト感が得られる。時折、画像の動きとバックライト制御のズレが散見されるものの、肌の凹凸や髪毛のグラデーションなど、細部の描写は良好。はでに見せるタイプではないが、色調は安定して、清々しい描写が楽しめる。

●リモコン

話しかけることで、テレビの操作や動画の検索が可能だ。操作時の反応は素早く、ネットへの切り替えも速い。

ここがスゴイ! まる〇

吸着機能は凹凸のない平らな面に設置する必要があるが、最近、地震などの災害が多いだけに安心感はある。画質は平均的なレベルだが、動きの速いサッカーの視聴でも大きな破綻はない。

ここはイマイチ・・・ ばつ×

家庭用としてバランスの取れた4Kテレビだが、スピーカーの力不足は明らか。サウンドバーによる補強が必要だろう。

三菱 LCD-A50XS1000

実売価格例:21万9710円

画像: ●HDMI入力×4●年間消費電力量/102kWh●サイズ/幅112.8㎝×高さ79.0㎝×奥行き31.2㎝●重量/25.1㎏

●HDMI入力×4●年間消費電力量/102kWh●サイズ/幅112.8㎝×高さ79.0㎝×奥行き31.2㎝●重量/25.1㎏

画像: 三菱 LCD-A50XS1000

4Kチューナーを2基搭載しスピーカーは内蔵でトップクラス

新4K衛星放送チューナーを内蔵した三菱、液晶リアルの4Kスタンダード。4Kチューナーはダブル仕様で、外付けのHDDに録画可能だ。パネルはVA液晶のノーマル駆動で、表面処理は光の透過率の高いグレア(光沢)タイプ。外光や照明は映り込みやすいが、映像の抜け感、コントラスト感など、画質メリットは少なくない。

4K画質は正面コントラストがよく、見栄えのする深みのある映像を描き出す。ただ、地デジやBS放送は、輪郭が太く細部の描写が甘い。DIATONE NCVスピーカーの音声はダイナミックレンジが広く、声の明瞭度も高い。

●リモコン

表面は凹凸のないシートタイプで、汚しても簡単に拭き取れる。テレビが回転するオートターンの操作も可能。

ここがスゴイ! まる〇

持ち前のコントラスト感を生かした4K画質は良好。DIATONEブランドの2ウエイ4スピーカーによる音質は、テレビ内蔵としては間違いなくトップレベル。映画、音楽ライブの鑑賞が実に楽しい。

ここはイマイチ・・・ ばつ×

視野角による画質への影響は大きく、中央から外れると色調が微妙に変化する。地デジ、BS放送の画質が甘い。

解説/藤原陽祐(AV評論家)

※価格は記事作成時のものです。

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