胃腸が弱い人は「使い捨てカイロ」で太ももを温めよ!貼り方と貼る場所はココ!

美容・ヘルスケア

太ももには大きな筋肉があるので、ここを温めることによって、全身の血行を効率的によくすることができます。すると、便秘や下痢などの胃腸の不調だけでなく、肩こり、腰痛、ひざ痛など、全身の症状の改善に効果が期待できます。【解説】原田秀康(国際足健法協会会長)

解説者のプロフィール

原田秀康(はらだ・ひでやす)
国際足健法協会会長。巍桜流拳法二代目宗家。30代半ばから体調をくずし、このとき足裏健康法に出合う。独自に研究を進めるうちに、ふくらはぎや太もも、足指などの重要性を見いだし、LTF療法を確立。さらなる研究に邁進している。著書『長生きはふくらはぎで決まる!』(福昌堂)が好評発売中。https://www.facebook.com/hideyasu.harada.5

腸強化のポイントは太ももにあった

便秘や下痢などの胃腸の不調に悩まされているかたは、ご自分の太ももを触ってみてください。冷たかったり、硬かったりしませんか?

それは、血行が滞っている証拠です。そしてそれが、腸の冷えを招いて機能を低下させ、胃腸の不調を招いているのです。

胃腸が弱い人は、間違いなく血行が悪くなっています。私自身も、年齢とともに胃腸が弱くなり、すぐにおなかを壊していました。30代の頃には、仕事のストレスもあって、肩こりや頭痛、腰痛、座骨神経痛など、さまざまな症状が出始めました。

30代後半頃からは、足もみ健康法を推奨し、自分でもふくらはぎや足裏をもむようになりました。初めはよく効いていたのですが、続けているうちにだんだん効き目が薄れてきたため、何かいい方法はないかと試行錯誤するようになりました。

太ももに注目するようになったのは、50代になってからです。ローラーや健康棒で太ももをマッサージすると、効果てきめん。肩や腰が軽くなり、みるみるおなかの調子がよくなったのです。

この経験から、太ももの血行をよくすると、内臓も含めた全身の血行がよくなり、腸が強くなることを確信しました。

使い捨てカイロを太ももにはるだけ!

では、どのようにして太ももの血行をよくすればいいのでしょうか。いちばん簡単で効果があるのが、「使い捨てカイロを太ももにはる」ことです。

やり方はとても簡単。使い捨てカイロを、太ももの冷えている部分や硬くなっている部分に、服の上からはりつけるだけです。冷えや硬さを強く感じる部分に、ピンポイントではってもいいですし、太ももをぐるりと覆うように全面にはってもかまいません。

太ももには大きな筋肉があるので、ここを温めることによって、全身の血行を効率的によくすることができます。

すると、便秘や下痢などの胃腸の不調だけでなく、肩こり、腰痛、ひざ痛など、全身の症状の改善に効果が期待できます。

ただし、低温ヤケドには注意してください。温かくて気持ちがよければ、ずっとはっていてもかまいませんが、熱すぎたり気分が悪くなったりしたときは、使用をやめてください。

また、高齢者は熱さに気付きにくい場合があるので、周りの人が気をつけてあげましょう。

【使い捨てカイロを使った太ももの温め方】
太ももの冷たいところや硬くなっているところに、使い捨てカイロをはる。

◎ 服の上からはること。
◎ 冷えや硬さが気になる部分だけにはってもいいし、太もも全面にはってもよい。
◎ ずっとはっていてかまわないが、熱すぎたり、気分が悪くなったりしたときはすぐにはがす。
◎ はったまま寝ないこと。

太ももの前側や後ろ側のほか、外側、内側にはってもよい。

興和
ホッカイロ
▼衣類の上に貼るタイプのホッカイロです。▼適正温度が安定的に持続します。▼身体の保温に。スポーツ観戦やレジャー、戸外等、寒い場所での保温に。▼最高温度:63度/平均温度:53度/持続時間:12時間 (40度以上を保持し、持続する時間)▼サイズ:レギュラー (130mm×95mm)(Amazon)

大きな筋肉をケアしていれば、心肺機能の衰弱も防ぐことができたのでは

太ももといえば、高齢者に多い大腿骨骨折は、増加傾向にあります。骨折が原因で寝たきりになったり、肺炎を引き起こしたりして、亡くなるケースも少なくありません。

逝去された女優の樹木希林さんも、大腿骨骨折の手術後、呼吸器の衰弱が原因で、一時危険な状態にあったと聞きました。

どういう治療をされていたのかわかりませんが、太ももを温め、骨折箇所以外のところをもんでほぐしてあげれば、リハビリもやりやすかったのではないでしょうか。

私の母も、十数年前に大腿骨骨折が原因で亡くなりました。片方の太ももを骨折した後、リハビリで日常生活を送れるまでになっていたのですが、しばらくして反対の太ももを骨折してからは、回復することがありませんでした。

当時はリハビリといっても、関節の可動域を広げることと、歩く練習だけでした。現在もさほど変わっていないように思います。

もしあの頃、私が太ももをケアする方法を知っていたら、きっと母にしてあげていたと思います。ふくらはぎや足裏はもんであげていましたが、それだけでは足りなかったのです。

太ももなどの大きな筋肉をケアしていれば、心肺機能の衰弱も防ぐことができたのではないかと考えると、残念でなりません。

皆さんの周りに、リハビリ中のかたや、血行が滞って不調を抱えているかたがいたら、太ももを温めるようにアドバイスしてあげてください。

私は、デイケアサービスに来られる高齢者に健康体操を指導しているのですが、いくら体によくても、難しければ試してもらえません。

その点、「太ももに使い捨てカイロをはるだけ」というのは覚えやすく、試しにやってみようという手軽さがあります。

最近では、施設のスタッフで、リウマチではないが関節に痛みがあるという女性に勧めたところ、痛みが消えて「めっちゃ快適になりました!」と喜んでいました。ぜひ、皆さんもお試しください。

PR

大切な愛車を守る“最後の砦”!データシステム『カースティールブロッカー』で乗り逃げを阻止する!【盗難防止】[PR]
ひと昔前と比べれば減少傾向にはあるものの、依然として自動車盗難が各地で発生している。ここ数年の盗難被害台数は、1年間で5000台以上! なかでも、プリウス、ランクル、レクサスLX、アルファードなどのトヨタ車に盗難事例が集中している。大切な愛...

PRニュース