ネット検索最大手のGoogleが提供する写真クラウドサービスが「Googleフォト」。スマホ写真をネット上に自動バックアップできるほか、アルバムを作ったり、仲間と写真をシェアしたりなど、便利な機能が盛りだくさん。しかも、なんと無料で「容量無制限」の写真バックアップも可能だ。やや多機能すぎてビギナーには少々とっつきにくいのがネックだが、今回紹介する3つの基本機能さえ覚えておけば、普段使いで困ることはまずないはずだ。

容量無制限のバックアップを無料で利用するには?

Googleフォト最大の魅力といえば、やはり無料で容量無制限の写真バックアップを利用できる点だろう。しかし、実際には無条件で無料になるわけではないので注意してほしい。

容量無制限のバックアップを無料で使える条件は、写真の保存画質で「高画質」を選ぶというもの。オリジナルと比べて画質は若干劣化するが、よほどこだわりがない限りは気にならないレベルだ。

高画質
無料、容量無制限。
容量を節約するために、写真が圧縮されます。写真のサイズが 16 MP を上回る場合は、16 MP まで縮小されます。
サイズが 16 MP の写真は、最大で約 61.0 cm x 40.6 cm まで高画質で印刷できます。
動画の解像度が 1080p を上回る場合は、1080p(高画質)に調整されます。動画の解像度が 1080p 以下の場合、保存された動画と元の動画の見た目の違いはほとんど生じませんが、字幕など一部の情報が失われる可能性があります。

なお、もう一方の「元のサイズ」を選べば、完全にオリジナルのままの写真をバックアップしておけるが、こちらは容量無制限では利用できない。
厳密には、元のサイズでバックアップをした場合、「Googleアカウント」の共用クラウドストレージ容量(初期容量は15GB)を消費してしまうため、大量の写真をバックアップするとすぐに容量が足りなくなってしまう。容量の追加は可能だが、その際は有料プランに加入する必要がある。

元の画質
無料で利用する場合は容量制限があり、Google アカウントの容量を使用します。アカウントの容量はこちらで確認できます。この制限を超える場合は、容量の購入方法をご確認ください。
写真や動画はすべて、撮影時と同じ解像度で保存されます。
16 MP より大きな写真および 1080p より大きな動画に適しています。
大判写真の印刷に適しています。

「高画質」設定なら容量無制限の無料バックアップを利用可能

設定の「バックアップと同期」にある「アップロードサイズ」で「高画質」を選択すれば、容量無制限のバックアップを無料で利用可能になる。

一般レベルでは画質の違いはほとんど気にならない

画像: オリジナル写真

オリジナル写真

画像: Googleフォト高画質写真

Googleフォト高画質写真

参考までに「高画質」と「元のサイズ」の縮小画像を載せてみたが、画質の差はまったくわからない。もちろん、原寸サイズで厳密に比較すれば違いはあるだろうが、スマホで写真を見る場合がほとんどだったり、大判サイズで写真プリントでもしたりしない限りは「高画質」でも十分だ。

Googleフォトの基本機能をマスターしよう

Googleフォトに限らず、Googleのサービスは非常に多機能なため、少々とっつきにくく感じることもあるだろう。

とはいえ、すべての機能をいきなり使いこなす必要はない。アプリや家電の操作などにもいえることだが、まずは必要な機能から徐々に覚えていくことが習得の第一歩。操作に慣れてきたら他の機能を試してもいいし、基本機能だけで事足りるのならそれ以上無理に覚える必要もない。

そこで、まずはGoogleフォト必須の基本機能である「バックアップ」と「アルバム」の使い方を解説する。これだけ覚えるだけでも、Googleフォトを十分便利に使えるはずだ。

なお、今回の解説記事ではiOS版のGoogleフォトアプリを利用しているが、操作の大まかな流れはAndroid版もほぼ変わらないので、是非とも参考にしてほしい。

バックアップをしてみよう

まずは設定の「バックアップと同期」を確認。初期状態で有効になっているはずだが、もしオフの場合はオンにしておこう。
また、バックアップはモバイルデータ通信でも可能だが、キャリアの契約プランによってはすぐに通信量の上限に達してしまう可能性がある。従って、基本的にはよほどの事情がない限り、設定の「モバイルデータ通信でのバックアップ」はすべてオフにしよう。

写真のバックアップはWi-Fi接続時に自動的に実行されるので、手動で操作をする必要はない。バックアップの経過は、「フォト」画面右上のアイコンから確認可能だ。

アルバムを作ってみよう

まず「フォト」画面を開いて、写真を長押しタップして選択モードを起動する。

アルバムに登録したい写真をタップ。すべて選択し終わったら、画面右上の「+」をタップする。

メニューの「アルバム」をタップする。

好きなアルバム名を入力し、最後に画面右上の「V」をタップすれば登録完了だ。

作成したアルバムは、画面下部のツールバーにある「アルバム」から参照できる。

実はとっても簡単! 共有機能のコツを伝授

3つめの基本機能として、是非ともマスターしておきたいのが「共有」機能。共有を利用すれば、自分が作成したアルバムをネット経由で知人や家族などに見てもらうことができる。
操作方法は、基本的には作成済みのアルバムから共有機能をオンにするだけ。メールやメッセージアプリのように写真を相手にいちいち送る必要もないので、まったくの手間いらずだ。

アルバムを共有する

まず共有したいアルバムを開いて、画面右上の「…」をタップ。

メニューから「オプション」を選択。

「アルバムの共有」をオンにしたら「+招待」をタップする。なお、相手にアルバム内容の変更してほしくない「共同編集」をオフに、コメントの送信や評価をさせたくない場合は「コメントと評価」をオフにしておこう。特にこだわりがない場合はそのままで大丈夫だ。

連絡先から共有したい相手を選んで、画面右上の「送信」をタップ。これで相手に共有アルバムへの招待メールが届く。あとは相手にそのメールから共有アルバムにアクセスしてもらえばいい。

まとめ

スマホ本体に保存できる写真データは限りがあるため、面倒に感じながらもメモリーカードやパソコンなどに退避させている人は多いはず。

しかし、バックアップした写真データは死蔵状態になってしまうケースが少なくないうえ、故障や操作ミスなど、何かの拍子で運悪くデータを失ってしまうリスクもありうる。

そんな事態を避けるためにも、スマホの写真はすべてGoogleフォトに保存しておくのがベスト。アルバムを作ったり、写真を共有したりなど、写真アプリとしても非常に便利なので、しばらく使っているうちに手放せない存在になることうけあいだ。

◆篠原義夫(フリーライター)
パソコン雑誌や家電情報誌の編集スタッフを経て、フリーライターとして独立。専門分野はパソコンやスマホ、タブレットなどのデジタル家電が中心で、初心者にも分かりやすい記事をモットーに執筆活動を展開中。

This article is a sponsored article by
''.