今回はテレワークに役立つツールや、おうち時間を楽しくするアイテムを集めました。新製品を中心に、まったく新しい発想のものや、定番品をより使いやすくしたものなど、特選街編集部厳選の＂イイもの＂を34アイテムもあつめました。ぜひ最後までチェックしてください!

テレワークでも注目!今、文房具にこだわる人が急増中

最近、文房具がますます人気を集めています。今回は、新製品を中心に、まったく新しい発想のものや、定番品をより使いやすくしたものなど、特選街編集部厳選の＂イイもの＂を、書く、消す、切る、置く・綴じる、メモると5つのカテゴリに分けて紹介。今注目の電子文具も取り上げます。テレワークに役立つアイテムや、おうち時間を楽しくするアイテムを揃えました。ぜひ最後までチェックしてください!

▶︎ 書く ◀︎ 三菱鉛筆『ジェットストリームエッジ』

世界最小! 直径0.28ミリのボールを採用した書きやすいボールペン

登場から16年、油性でありながら低粘度で速乾性に優れるジェットストリームは、日本のボールペンのスタンダードになった。今回、その滑らかな書き味はそのままに、世界最小のボール径0.28ミリを実現。近年の細字ニーズは、精密機器のようなボールペンを登場させたのだ。洗練されたデザインで、クリップもしっかり止まる。

三菱鉛筆
ジェットストリームエッジ

実売価格例:990円

▶︎ 書く ◀︎ コクヨ『マークタス』

2色を一つのペン先に採用した2トーンカラーのマーカー

一つのペン先に2色のチップが付くカラーマーカー。これまで、軸の両端にチップを付けたものはあったが、このマークタスは、持ったまま軸を回転させれば素早く色替えができる。これなら複数本を持ち歩く必要がなく、ペンケースがかさばらない。メリハリのついた2色の組み合わせで、シャープペンシルの文字も読みやすくマーキングできる。

コクヨ
マークタス

実売価格例:148円

▶︎ 書く ◀︎ 三菱鉛筆『uni LIMEX』

石灰石から生まれた「減プラ」のボールペン

軸材に使われている「LIMEX」は、石灰石を主原料にしたプラスチックの代替品などで用いられる新素材。石油由来のプラスチックによる海洋汚染が危惧される中で登場した、リサイクル可能な材料だ。手に持った感触はプラスチックとほぼ変わらず、先が丸く加工されているので持ちやすい。無駄のないデザインに好感が持てる。

三菱鉛筆
uni LIMEX

実売価格例:198円

▶︎ 書く ◀︎ ゼブラ『クリッカート』

キャップなしでも乾かない新インク採用のノック式水性カラーペン

水性カラーペンは、乾燥を防ぐためにキャップは必需品だった。そこを変革したいということで、空気中の水分を吸収して乾燥を防ぐ新インク「モイストキープインク」を開発、ノック式の水性カラーペンを商品化したのがクリッカートだ。全36色で、色を重ねることもできる。

ゼブラ
クリッカート

実売価格例:97円～

▶︎ 書く ◀︎ ゼブラ『ブレン3C』

筆記時に生じる振動を制御した新しいタイプのボールペン

一昨年末に登場した「ブレン」は振動を抑制する機構により、ストレスフリーな書き心地を実現、一躍ヒット商品となった。本品はその3色版。構造的に多色ペンは振動が起きやすいが、ブレンの書き心地を継承し、利便性を向上。

ゼブラ
ブレン3C

実売価格例:880円

▶︎ 書く ◀︎ パイロット『フリクションポイントノック04』

消せるボールペン、フリクションの0.4ミリ超極細タイプ

手帳などに書き込む細字ニーズの高まりを受け、元祖「消せるボールペン」のフリクションボールが大幅にスリム化した。極細字ながら、フリクションボールの滑るような書き味は健在。消去用ラバーも小型で、細かな修正に向く。手帳やポケットに収納しやすい10.5ミリ径の細軸で、ボディに金属クリップや口金が使われ、高級感のある仕上がりを見せる。

パイロット
フリクションポイントノック04

実売価格例:247円

▶︎ 書く ◀︎ サクラクレパス『SAKURA craft_lab 004』

2色のゲルインキボールペン&シャープペンシルという多機能型

サクラクレパスの「craft_lab」シリーズは、真鍮/洋白製のボディを採用し、持つ喜びが味わえる大人のポールペンだ。初代の「001」は文具のプロが選ぶ「文房具屋さん大賞」に選ばれるなど、評価が高い。その高級な金属質感はそのままに、2色のゲルインクとシャープペンシルを搭載。より機能進化を果たした逸品である。

サクラクレパス
SAKURA craft_lab 004

実売価格例:8800円

金属製ボディにシャープと2色を搭載

公式サイト

▶︎ 書く ◀︎ パイロット『瞬筆』

筆跡が1秒で乾く「速乾インキ」を採用した筆ペン2種

祝儀・不祝儀のときに必要で、常備しておきたいのが筆ペンだ。従来、筆ペンはインクの乾きが遅く筆跡が汚れるなど、サインペンなどと比べると使い勝手の悪い面があった。そこで、速乾性のインクを採用し、筆ペン最大の不満点を解決した。

パイロット
瞬筆

実売価格例:691円(本格毛筆)/297円(小筆)

▶︎ 書く ◀︎ レイメイ藤井『ペンパス シャープタイプ』

市販の0.5ミリシャープ替芯をそのまま使用するコンパス

汎用の0.5ミリシャープ替芯が使えるコンパス。脚の部分は丈夫な亜鉛ダイキャスト製で安定感があり、自動中心器により上のつまみが常に中心にくるので、正確な円が描ける。芯はサイドレバーをノックすることで出てくる。畳んで、先端部分にクリップ付きのカバーを付ければ筆記具のようになり、ペンケースにも入れやすい。

レイメイ藤井
ペンパス シャープタイプ

実売価格例:891円

▶︎ 消す ◀︎ トンボ鉛筆『モノタフ』

硬くて、しなりにくい。MONO史上最強の消しゴム

「モノ」の材料などを見直し、さらに折れにくくしたのが「モノタフ」だ。消しゴムを包むスリーブを互い違いで斜めにすることで、スリーブの食い込みからくる割れを防ぐなど、工夫が凝らされている。

トンボ鉛筆
モノタフ

実売価格例:99円(大)/59円(小)

▶︎ 消す ◀︎ シード『クリアレーダー100』

優れた消字能力と透明性を両立させた使いやすい消しゴム

消しゴムを透明にすると何がいいのか?メーカーでは「消したいところが透けて見える」というが、使ってみれば透明云々より、よく消えることに感心する。そのうえで透明であることの珍しさや所有感を満足させる仕掛けである。一まわり大きい「クリアレーダー150」(実売149円)もある。ちなみに消しカスは、当然ながら透明ではない。

シード
クリアレーダー100

実売価格例:99円

▶︎ 消す ◀︎ プラス『エアイン 富士山消しゴム』

消すほどに富士山が出現する消しゴム

消していくうちに本体が山の形になり、富士山が現れる楽しい仕掛け。昨年7月に限定販売された「青富士/赤富士」のうち、人気の「青富士」を定番化した。多孔質セラミックパウダーにより、いつも角で消すような快適な使い心地が味わえる。

プラス
エアイン 富士山消しゴム

実売価格例:198円

▶︎ 消す ◀︎ プラス『ホワイパーサーラ』

さらさらと上書きできる進化系修正テープ

修正テープに上書きすると、ホワイトの部分が割れたりはがれたりすることがある。本品では、紙面とより密着させることで浮きを防止、さらに厚みを減らすことで段差を解消、テープからはみ出して文字を書いても抵抗感なく上書きができる。一部分だけピンポイントで消すときは、押しながら使う「リバースモード」機能が便利だ。

プラス
ホワイパーサーラ

実売価格例:248円

▶︎ 切る ◀︎ コクヨ『サクサポシェ』

キャップのつけ外しの手間が必要ない携帯はさみ

授業でプリントを配布することが増えているという。プリントをカットしてノートに貼ることも多く、ペンケースに入る携帯はさみの需要が高まっている。そこでコクヨでは、携帯はさみにつきものだったキャップをなくし、側面のレバーをスライドさせるだけで刃が出てくる製品を開発した。出てきた刃でそのまま切れ、収納まで連続して片手でできるのは実に快適だ。

コクヨ
サクサポシェ

実売価格例:643円

▶︎ 切る ◀︎ コクヨ『ROTARY TAPE DISPENSER』

1960年代に柳宗理がデザインした伝説的テープカッターを復刻

身近な生活用品のデザインでも知られる、プロダクトデザイナーの柳宗理が1960年代に手がけたテープカッターを3Dスキャンにより忠実に復刻した。白磁のような輝きを持つ独創的なデザインが美しい。台座が360度回転する機構が付く。

コクヨ
ROTARY TAPE DISPENSER

実売価格例:2万7500円

▶︎ 切る ◀︎ プラス『テープカッター TC-401』

プーリーのない独自構造により、ワンタッチでテープ交換が可能

よく見るとテープをはめ込むプーリー(滑車)がない。この製品はプーリーをなくすことで、ワンタッチでテープ交換ができ、さらに大きさの違うテープにも対応した。本体にペン立てが付き、刃の下部分はつかみやすいハンドル状になり、しっかり握って移動させられる。

プラス
テープカッター TC-401

実売価格例:1180円

▶︎ 置く ◀︎ アスカ『どこでも学習台』

約10度の傾斜設計で正しい姿勢を保つことが可能な持ち運べるミニ学習机

気軽に持ち運べる子供用の学習台。テーブルやデスクに置くと、手前に約10度傾斜する設計になっているので、背筋の伸びたよい姿勢で勉強することができる。内部には、ノートや筆記具、参考書などをまとめて収納できるので、これ一つだけを持って移動できるのも便利だ。

アスカ
どこでも学習台

実売価格例:2830円

▶︎ 置く ◀︎ セキセイ『ラポルタ スマタテペン』

スマホスタンド+タッチペン+ボールペンの1本3役

1本でボールペン・タッチペン・スマホスタンドの3役をこなしてくれる便利なアイテム。デザインも個性的なので、持っていると目立つこと間違いなしだ。ボールペンは太めの黒0.7ミリで、書き味も二重丸。プレゼントとして贈っても喜ばれるだろう。ボディカラーは8色。

セキセイ
ラポルタ スマタテペン

実売価格例:297円

▶︎ 置く ◀︎ キングジム『PEGGY』

パーツを自由に取り付けてカスタマイズできる卓上収納ボード

有孔ボードを用いた卓上収納システム。付属のL字フック、別売のミニコンテナ・ペンスタンド・ミニシェルフなどを組み合わせ、自由にカスタマイズできる。工具類は不要で、組み立てもレイアウト変更も簡単だ。横置き・縦置きのどちらでも使える。

キングジム
PEGGY

実売価格例:3790円

▶︎ 置く ◀︎ キングジム『オクトタツ』

机に置くだけでピタッと密着して自立する縦型ペンケース

ポップなカラーリングが印象的な円筒型のペンケース。底面に衝撃低減バネと吸着パッドを装備し、デスクに置くとピタッと密着して倒れなくなる。まさに＂置く＂と＂立つ＂のだ。うっかり倒して中の物をバラまく心配もない。

キングジム
オクトタツ

実売価格例:918円～

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ トンボ鉛筆『ピットエアー/ピットエアーミニ』

独自機構を採用し、驚くほど軽く引けるテープ2種

新機構「エアータッチシステム」の搭載により、驚くほど軽い力で貼れるテープのり。平面接着力と曲面接着力を兼ね備えた新配合のりを採用しているので、これまでテープのりが苦手としていた＂分厚い封筒の封緘＂も、しっかり行うことができる。詰め替え可能な標準タイプのほかに、使い切りのコンパクトタイプ、「ミニ」も用意されている。

トンボ鉛筆
ピットエアー/ピットエアーミニ

実売価格例:178円～(ピットエアー)/218円(ピットエアーミニ)

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ カンミ堂『タップテープ』

ノートや壁にワンタッチで貼りたい物を貼れる両面テープ

新たな発想で開発されたスタンプ式の両面テープ。等間隔でカット済みの両面テープ(1片10ミリ×12ミリ)がロール状に収納されており、本体を押し付けるだけで、簡単にテープを貼り付けることができる。表と裏で粘着力に差があり、押し付けたあとで表に出てくる粘着面は、繰り返し貼ったりはがしたりできる。

カンミ堂
タップテープ

実売価格例:495円

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ コクヨ『まとめがはかどる ノートふせん』

学習ノートの「書ききれない」や「書き足ししたい」に役立つ付箋

ノートのページに書き切れなかった情報などを手軽にプラスできる＂付箋タイプの付け足しノート＂。定番の「キャンパスノート」と同じ紙を使い、体裁も同一なので、一体感のある付け足しが行える。ノートの下に貼るボトムタイプと横に貼るサイドタイプがあり、それぞれ6ミリ罫と7ミリ罫が用意されている。

コクヨ
まとめがはかどる ノートふせん

実売価格例:325円

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ サンスター文具『線ふせん』

貼っても、本やノートからはみ出さない付箋

＂本から飛び出す＂という付箋の常識を覆した新感覚の商品。小口染め加工を用いて断面に色を付けており、ページの端ピッタリに貼ると、その場所が一目でわかる。付箋が飛び出したり折れ曲がったりしないし、半透明だから、付箋の下の文字も読める。

サンスター文具
線ふせん

実売価格例:394円

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ ちろり『nameLUNA』

スムーズな紙めくりや切手濡らしをサポートするツール

紙めくりや切手貼りの際に利用する業務用スポンジを進化させたのが、この「nameLUNA」。独自開発した超吸水体を採用しており、指にも切手にも程良い量の水分をつけることができる。適度な硬さがあり、切手を強めに押し付けてもシワが寄らない。

ちろり
nameLUNA

実売価格例:2000円

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ スリーエム『ポスト・イット エクストリーム ノート』

風雨にも耐え、凹凸面にも貼れる強力な付箋

DURA-HOLDペーパーと特殊な粘着剤を使用した高性能スクエア付箋。優れた耐水性・耐候性・粘着性を備えているので、これまで使えなかった水まわりや屋外、凹凸のある場所などにもしっかり貼り付けることが可能。オレンジ、グリーン、イエロー、ミントの4色がある。

スリーエム
ポスト・イット エクストリーム ノート

実売価格例:891円

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ マックス『シリコンカバーホッチキス』

シリコンカバーによる動物型のかわいらしいホッチキス

人気の雑貨ブランド・p+g designとコラボしたかわいいシリコンカバーホッチキス。プニプニ&サラサラな触り心地が特徴だ。デザインは、開いた部分を口に見立てた「サメ」と「ワニ」、針を押し出す部分を前歯に見立てた「ビーバー」の3種類。

マックス
シリコンカバーホッチキス

実売価格例:1180円～

▶︎ 貼る・綴じる ◀︎ マックス『HD10-TL』

握りやすさと軽綴じを両立した丈夫なステープラー

マックス
HD10-TL

実売価格例:790円

▶︎ メモる ◀︎ ミドリ『パッとメモ』

新しいページが一瞬で開く!新開発のメモ帳

未使用のページがパッと開くように設計された縦開きのリングメモ。その秘密は、左の側面を、メモパッドやレポート用紙のように糊付けしていること。使ったページをめくると、この糊付け部分がはがれるので、次回以降、新しいページを一発で開くことができるのだ。無地感覚で使える薄い2.5ミリ方眼を採用しており、文字も書き込みやすい。

ミドリ
パッとメモ

実売価格例:352円

▶︎ メモる ◀︎ プラス『クリーンノート Kaite 2』

磁力だけで、書き/消しが繰り返しできる磁性メモパッドの進化版

書いたり消したりを何度でも繰り返せる磁性メモパッド。紙・インク・電池などの消耗品が一切不要で、エコの時代にピッタリ。サイズはA4とB5の2種類で、それぞれ無地と5ミリ方眼の2タイプがある。専用イレーザーも付属。

プラス
クリーンノート Kaite 2

実売価格例:3580円～(B5)/4150円～(A4)

▶︎ メモる ◀︎ マルマン『書きやすいルーズリーフミニ』

持ち運びやすく書き込みやすい小型のバインダーで使うルーズリーフ

コンパクトで使いやすいスモールサイズ(縦86ミリ×横128ミリ)のルーズリーフ。横罫、方眼、タイムプランニング、TO DOなど豊富なラインアップがそろうほか、専用のミニバインダーなども用意されている。

マルマン
書きやすいルーズリーフミニ

実売価格例:176円～

▶︎ 電子文具 ◀︎ キングジム『フリーノ』

ノート/ドキュメント/カレンダーとして使える電子ノート

電子ペーパーディスプレイを採用し、本物の紙に書いたような滑らかな書き心地を実現したデジタルノート。フォーマットは、無地、横罫、方眼、TO DO、デイリーなど12種類から選べるほか、オリジナルのフォーマットを追加することもできる。また、取り込んだPDFファイルに文字を書き込むことも可能だ。

キングジム
フリーノ

予想実売価格:3万8000円(5月発売予定)

▶︎ 電子文具 ◀︎ キングジム『テプラ Lite LR30』

手のひらサイズでスマホ専用のポケットテプラが登場

スマホとブルートゥース接続して使う最新型のラベルプリンター。専用アプリ「TEPRA Lite」を利用すれば、完成イメージを確認しながら、思いどおりのラベルに仕上げられる。スマホ写真や似顔絵をラベルに入れることも可能だ。キーボード非搭載なので、本体もコンパクトで置き場所を取らない。

キングジム
テプラ Lite LR30

実売価格例:6840円

▶︎ 電子文具 ◀︎ ナカバヤシ『パーソナルシュレッダ ノイズレススリム』

静かな環境でも使いやすい超静音仕様のシュレッダー

シュレッダー導入のネックになるのは、設置場所と運転音だが、その両方をクリアしているのがこれ。幅162ミリとスリムで、デスクのわきに置けるし、運転音も約50デシベル程度だから、夜間でも気兼ねなく使える。紙以外に、CDやクレジットカードも処理可能。

ナカバヤシ
パーソナルシュレッダ ノイズレススリム

実売価格例:1万4080円

■解説/宇野正樹(ライター)生島 保(フリーライター)

※価格は記事作成時のものです。