ミラーレス一眼が登場してすでに10年余り。ミラーレス一眼選びで大切なのは「撮像センサー」のサイズだ。ここでは、フルサイズ機を中心に、高画質・高性能のモデルが揃う「ハイエンドクラス」のミラーレス一眼を6機種紹介しよう。

ハイエンドクラス②
キヤノン EOS R

実売価格例:22万8640円(ボディ)

画像: ●サイズ/幅135.8㎜×高さ98.3㎜×奥行き84.4㎜●重量/660g

●サイズ/幅135.8㎜×高さ98.3㎜×奥行き84.4㎜●重量/660g

主要スペック

●撮像センサー フルサイズ

●有効画素数 3030万

●最大連写速度 5コマ/秒

●最高感度 ISO10万2400

●電池寿命(CIPA) 370枚

●縦位置にも便利なバリアングル式モニター

画像3: 【最新ミラーレス一眼】画質・機能が最強揃い「ハイエンドクラス」のおすすめ6選

369万ドットの高精細なEVF接眼部の右にマルチファンクションバーを装備。タッチ液晶モニターは、縦位置でも便利なバリアングル式で使い勝手はいい。

●軽快で、AFのピント合わせも速い

画像4: 【最新ミラーレス一眼】画質・機能が最強揃い「ハイエンドクラス」のおすすめ6選

RF35ミリF1.8マクロで撮影。高級な「L」レンズではないが、シャープな描写はみごと。ボディもレンズも軽快で、AFのピント合わせも速いので、身軽なスナップに好適だ。

APS-CサイズのEOS Kiss Mの売れ行きも好調なキヤノンから登場したフルサイズ機。弟分のEOS RPと違ってボディ外装はマグネシウム合金だし、よりハイスペックなEVFや撮像センサーを搭載している。小型化を欲張っていないぶん、手の大きな筆者でも小指が余らないグリップを備えていて、構えたときの安定感は上回る。

一般的な像面位相差AFでは、位相差検出用の画素は撮影に利用できないため、数を増やすほどに画質に悪影響を与えてしまう。その点、本機のデュアルピクセルCMOS AFは全画素で位相差検出と撮影の両方が可能。画質劣化の心配がないのが強みだ。また、低輝度特性もいいので、ライバル機種が迷うような暗いシーンでも、苦もなくピント合わせができた。

AFの速度は、きびきびしている。原稿執筆時点では未公開だが、最新のファームウエアでは、動く人の目にもピントを合わせられるサーボAF(コンティニュアスAF)対応瞳AFも可能となる。
素早い測距点選択を可能にするジョイスティックがないうえに、AF追従での連写最高速が5コマ/秒と遅いのは、物足りない点。動きの速い被写体への即応性の面ではライバルに後れをとっているといわざるをえない。

ミラーレス化したとはいえ、一眼レフのEOSとほぼ共通の操作性を備えており、同社のカメラのユーザーならなじみやすいだろう。

その一方、タッチとスライド操作が可能なマルチファンクションバーやレンズのコントロールリングといった新感覚の操作部材も投入。操作性の向上に取り組んでいるところも見逃せない。

採点

一眼レフのEOSとほぼ共通する操作性。AFはきびきびしているが、連写は遅い

画質 ★★★★
機能★★★★
操作性★★★★
※採点は各項目5点満点。
総合評価は、評価の高い順に
A+→A→A−→B+→B→B−→C+→C→C−の9段階。

総合評価‥‥‥A

一般用途には十分な画素数。画質に不満はない。AF追従連写の遅さと、ボディ内手ブレ補正がないのは残念。

こんな人におすすめ!

マウントアダプターでEFレンズがフル機能で利用できる。サーボAF対応の瞳AFは、ポートレートやスナップ派には朗報だ。

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