ミラーレス一眼が登場してすでに10年余り。ミラーレス一眼選びで大切なのは「撮像センサー」のサイズだ。ここでは、フルサイズ機を中心に、高画質・高性能のモデルが揃う「ハイエンドクラス」のミラーレス一眼を6機種紹介しよう。

ハイエンドクラス⑤
ニコン Z7/Z6

実売価格例:40万7700円(Z7ボディ)/26万3580円(Z6ボディ)

画像: ※写真はZ7 ●サイズ/幅134㎜×高さ100.5㎜×奥行き67.5㎜●重量/675g

※写真はZ7
●サイズ/幅134㎜×高さ100.5㎜×奥行き67.5㎜●重量/675g

主要スペック

●撮像センサー
Z7:フルサイズ Z6:フルサイズ
●有効画素数
Z7:4575万 Z6:2450万
●最大連写速度

Z7:9コマ/秒 Z6:12コマ/秒
●最高感度
Z7:ISO 10万2400 Z6:ISO 20万4800
●電池寿命(CIPA)

Z7:330枚 Z6:310枚

●撮影時の操作が右手だけでできる

画像9: 【最新ミラーレス一眼】画質・機能が最強揃い「ハイエンドクラス」のおすすめ6選

撮影時の操作が右手だけでできるよう配慮されている。EVFは369万ドットの高精細仕様で自然な見え味が魅力。モニターがチルト式なのはいま一つだ。

●画面の隅々までシャープな描写

画像10: 【最新ミラーレス一眼】画質・機能が最強揃い「ハイエンドクラス」のおすすめ6選

Z7とキットレンズのZ24〜70ミリで撮影。最新設計だけあって、太陽入りの構図でもフレアやゴーストはよく抑えられている。隅々までシャープな描写も素晴らしい。

防塵・防滴性の高いマグネシウム合金ボディを採用した兄弟モデル。Z7は有効4575万画素、Z6は有効2450万画素CMOSセンサーを搭載する。コンパクトサイズながら、グリップは手の大きな筆者でもぎりぎり小指が掛けられる。握ったときに前面のボタンが中指の先に当たるのがやや気になったが、ホールド性としては良好だ。

AFは、Z7が493点測距、Z6は273点測距という違いがあるが、普通に使っているぶんには大きな差は感じない。むしろ、連写スペックの違いのほうが大きい。高速連続撮影(拡張)モードでの連写最高速は、Z7は9コマ/秒で25コマまでなのに対してZ6は12コマ/秒で44コマ(JPEG、Lサイズ、FINE画質時)と、プロ仕様一眼レフに迫る。
 
ISO感度の設定範囲も、Z6が一段上。実写でも、Z6のほうがノイズが少なくてクリーンな画面に仕上がった。ただし、Z7は解像感を優先するチューニングのようで、そのぶんノイズが目立ちやすいのではないかと感じた。

AFの性能は良好だ。同社の高性能タイプの一眼レフと比べると、ピンボケ状態からの復帰の速さなどの面で差を感じるものの、一般的な撮影シーンでは不満を感じるようなことはまずないだろう。それに、測距点のカバーエリアの広さといった、ミラーレス一眼ならではのメリットのほうがはるかに大きいのは間違いない。

操作系のカスタマイズの自由度があまり高くないなど、融通の利かなさが気になる一方、各部のボタンやダイヤル類の操作感のよさは見どころ。シャッター音も好ましく感じられた。

採点

コンパクトボディだが、ホールド性は良好。実写ではZ6のほうがクリーンに仕上がった

Z7

画質 ★★★★★
機能★★★★
操作性★★★★★
※採点は各項目5点満点。
総合評価は、評価の高い順に
A+→A→A−→B+→B→B−→C+→C→C−の9段階。

総合評価‥‥‥A

Z6

画質 ★★★★
機能★★★★
操作性★★★★★
※採点は各項目5点満点。
総合評価は、評価の高い順に
A+→A→A−→B+→B→B−→C+→C→C−の9段階。

総合評価‥‥‥A

瞳AFがないのとモニターが縦位置に対応しないのが惜しい。操作性のよさは注目だ。

こんな人におすすめ!

Z7は風景などの緻密な描写力が要求されるジャンル向き。Z6は連写性能も高いので用途は広い。人物やスナップなどにも好適だ。

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