【大根ダイエット】大根スムージーでお腹やせ 肌の調子がよくなった人も

美容・ヘルスケア

大根スムージーを、朝食前の空腹時にゆっくり一さじずつ食べるのが「大根スムージーダイエット」です。大根スムージーを食事に加えるだけで、食事に対する意識や食習慣も変わってきます。ぜひ続けてみてください。【解説】青木久美子(大根スムージーダイエットアドバイザー)

解説者のプロフィール

青木久美子(あおき・くみこ)
ヒルズDIYライフ代表・ソフィアウェルネス主宰。大根スムージーダイエットアドバイザー。6年前から始めた「大根スムージー」で自らがやせられ、健康を手に入れた経験を生かして、ダイエット指導を行う。一般財団法人日本ホリスティックダイエット™協会認定講師等、多数の資格を保有。
https://taberu-daikon-smoothie.amebaownd.com/
http://ameblo.jp/kumpe935/
https://www.facebook.com/kumiko.aoki.935

大根の辛味を果物の甘味でカバー

「絶対にあたらない」から「大根役者」という言葉が生まれたように、昔から「大根おろしに医者いらず」と言われます。

生大根の高い解毒作用や殺菌作用がよく知られていたことから、大根おろしで生ガキを洗ったり、細切りにして刺し身のつまにしたりとさまざまに活用されてきたのでしょう。

こうした大根の食効の大きな源が、大根をすりおろすことで生み出される「イソチオシアネート」という硫黄化合物です。

大根おろしのピリッとくる辛味のもととなっている成分で、代謝を上げる作用があり、ダイエットにもとても役立ちます。

こんなに体によい大根おろしをもっとおいしく手軽に食べる方法はないだろうか。そうした考えから生まれたのが、大根と果物をミキサーにかけて作る「大根スムージー」です(詳しい作り方は別記事参照)。

季節の果物と大根を1対1の割合で合わせることで、大根の辛味が果物の甘味や酸味でカバーされ、とても食べやすくなります。合わせる果物はお好みで選べるので、組み合わせによって風味が変わり、毎日飽きずに食べられます。

また、すりおろし器ではなく、ミキサーを使うことで、おろす手間を一気に短縮することができます。ミキサーの強力なパワーで攪拌するので、舌触りを気にすることなく皮ごと摂取できるのもメリットです。

実は、イソチオシアネートをはじめとするファイトケミカル(植物の色素や苦味、辛味など風味のもととなる成分)や酵素(体内での化学反応を促進する触媒となる物質)、食物繊維などは、野菜や果物の皮や皮の近くに多く含まれています。

ですから、野菜や果物の皮は、食べられるならできるだけ皮ごと食べるほうが、栄養成分を無駄なく摂取することができるのです。下の食材の一覧を参考に、ぜひお好みの材料を組み合わせて作ってみてください。

《大根スムージーに合う食材の例》

▼皮をむかずに使う果物・野菜
イチゴ、イチジク、カキ、コマツナ、シソ、シュンギク、ショウガ、スモモ、セロリ、パプリカ、ブドウ、ブルーベリー等のベリー類、ブロッコリーの芯、ミニトマト、モモ、リンゴなど

▼外皮を除く果物・野菜
オレンジ・ミカン・グレープフルーツなどかんきつ類、キウイ、パイナップル、バナナ、パパイヤ、マンゴー、メロンなど

▼その他のお勧め素材
すりゴマ、炒り黒豆、クルミ・アーモンド・カシューナッツなどナッツ類香ばしさがアップ
抹茶、ココア、きな粉風味がアップ
豆乳、牛乳、ヨーグルト水の代わりに足すとまろやかさが増す

4ヵ月で6kgやせ下腹回りが7cm縮小

この大根スムージーを、朝食前の空腹時に200~300mlを目安に、ゆっくり一さじずつ食べるのが、「大根スムージーダイエット」です。

大根スムージーを食べた後であれば、いつもどおりに朝食を食べてかまいません。とはいえ、大根スムージーだけでもかなり満腹感・満足感があるので、それ以外の朝食の量は自然に減ってきます。

昼食、夕食もいつもどおりのメニューと量でよいのですが、食べる順番だけ意識して変えるとさらに効果が高まります。最初に野菜のおかずと汁ものを食べ、次に肉・魚のおかず、最後に主食を食べるようにします。

この方法で、私自身6kgのダイエットに成功しました。私はダイエットアドバイザーとしてダイエット指導を行うほか、パンとお菓子作りの教室も主催しています。そのため、朝昼晩の通常の食事以外にも、試作のパンやお菓子の試食が欠かせません。

ただ、もともと運動が好きで、週3日は縄跳び500回を行ったり、早朝に娘とのバドミントンを楽しんだりしていました。よく食べる分、体を動かしていたので、ダイエットの必要性を感じることもなかったのです。

ところが、ある時期からじわじわと体重が増えるようになり、ついには50kgの大台を超えて51kgに。身長が160cmなので、51kgといっても標準体重以下(体格指数による身長160cmの人の標準体重は約56kg)ですが、長年キープしてきた40kg台を取り戻そうと、大根スムージーを活用することにしました。

大根スムージーダイエットの結果、4ヵ月で6kg減の45kgになり、ウエストも64cmから60cmに、70cm近かった下腹回りも63cmに引き締まったのです。その後、45kgではちょっとやせすぎだったため、今は46~47kgをキープしています。体内年齢も実年齢より15歳若いという測定結果が出ています。

さらに大根スムージーは、アレルギー症状の改善にもとても効果的でした。湿気が多く、古い日本家屋に住んでいるせいか、私は梅雨時期はカビの影響が出やすく、秋にはブタクサの花粉にアレルギーを起こしていました。くしゃみと鼻水が止まらなくなり、のどや目がかゆくてたまらない日々を長年過ごしてきたのです。

ところが、大根スムージーを食べ始めた翌年から、体質が変わったのか、アレルギー症状がぴたりと出なくなり、長年の悩みから解放されることができました。

講習会の参加者からも大変好評

このようにおいしくて健康に美しくなる大根スムージーの魅力をお伝えしたいと、私は大根スムージーを取り入れたダイエット指導を行っています。

大根スムージーの講習会に参加してくださったかたからは、
「すぐ手に入る食材で簡単に作れるのがいい」
「大根スムージーは体が冷えず、おいしいから毎日無理なく食べられる」

「スイーツのような大根スムージーを食べだしたら、だんだんほかの甘いものがほしくなくなった」
「合わせる果物によってまったく違う味わいになるから飽きずに続けられる」
と大変好評です。

これまでに寄せられた喜びの声をご紹介しましょう。

さまざまな組み合わせを試食できる大根スムージー講習会は毎回大好評!

30代の主婦のKさんは、157cm62kgから4ヵ月ほどで54kg台になり、1年後には10kg減を達成しました。便秘も改善し、脂の浮きやすかった肌の状態もよくなって、吹き出物ができにくくなったと喜んでいらっしゃいました。

また、ホルモンバランスがくずれやすい生理前には頭痛と吐き気に悩まされることが多かったそうですが、大根スムージーを食べ始めてからはとてもらくになったということです。

Kさんのお気に入りの組み合わせはバナナで、さらにゴマココアで風味を加えるそうです。大根とココアというのは、とても意外に思えるかもしれませんが、講習会でもとても人気のある組み合わせです。

それに大根とバナナでスムージーを作ると、とてもクリーミーな舌触りになり、大根の辛さがほとんど気にならなくなります。夏は大根の辛味が強くなりやすい時期ですが、辛味が苦手な人はぜひバナナとの組み合わせを試してみてください。

40代の看護師のIさんは、大根スムージーダイエットで、半年で53kgから48kgと5kg減、体脂肪率も31%から27%になりました(身長は151cm)。

看護師という職業柄、どうしても不規則な食生活になりがちだったそうですが、毎朝大根スムージーを食べることを習慣づけたことで、生活リズムも整いやすくなったとのこと。

ほかの食事では食べる量を意識的に減らすことはせず、ただ、野菜のおかずから食べ、主食を最後にするという食べ順と、あまり遅い時間に食べないように気をつけたそうです。

食欲を我慢するストレスがないので、リバウンドもしないのがうれしいとおっしゃっていました。

肝機能値、血糖値、コレステロール値が改善

40代の主婦のMさんは、2ヵ月で56kgから53kgになり、体脂肪率も2.5%落とすことに成功。以前は高かったコレステロール値も下がったそうです。

Mさんがいちばん喜んだのは、長年、薬が手放せないがんこな便秘に苦しんでいたのに、大根スムージーを食べ始めたら、うそのように快便になり、薬と完全に縁が切れたことだそうです。

Mさんのお気に入りの組み合わせは大根にキウイバナナ豆乳を加えたスムージーで、夏の暑い時期には氷も一緒にミキサーにかけて作るそうです。

Mさんのように、大根スムージーを食べてダイエットをするなかで、血液検査の結果が改善したかたも多くいらっしゃいます。これまでにコレステロール値のほかにも肝機能値や血糖値が改善したという報告をいただいています。

私はダイエットの最大の目的は、やせることではなく健康になることだと考えています。その人がもっとも健康でいられる体重がその人の適正体重なのです。大根スムージーを食事に加えるだけで、食事に対する意識や食習慣も変わってきます。ぜひ続けてみてください。

《大根スムージーでこんなにきれいに元気になった!》

Kさん(30代)

好みの組み合わせ▶大根+バナナ+ゴマ+ココア
62kg→52kg(-10kg)
・便秘解消
・脂性肌が改善、吹き出物が減った
・PMS(月経前症候群)の頭痛、吐き気が消失

Iさん(40代)

好みの組み合わせ▶大根+リンゴ+シソ
大根+イチゴ+豆乳
53kg→48kg(-5kg)
・体脂肪率31%→27%

Mさん(40代)

好みの組み合わせ▶大根+キウイ+バナナ+豆乳
56kg→53kg(-3kg)
・体脂肪率2.5%減
・コレステロール値が低下
・便秘解消

別記事:「大根スムージー」の作り方→

この記事は『安心』2019年6月号に掲載されています。

PR

大切な愛車を守る“最後の砦”!データシステム『カースティールブロッカー』で乗り逃げを阻止する!【盗難防止】[PR]
ひと昔前と比べれば減少傾向にはあるものの、依然として自動車盗難が各地で発生している。ここ数年の盗難被害台数は、1年間で5000台以上! なかでも、プリウス、ランクル、レクサスLX、アルファードなどのトヨタ車に盗難事例が集中している。大切な愛...

PRニュース