昔撮ったVHSテープ(ビデオテープ)や8mmビデオ、miniDVなどをDVDにまとめてデジタル化したい。そんなニーズにぴったりのサービスがある。料金はもちろんだが、実際の申込方法や手続きが簡単かどうか、心配な人は多いと思う。そこで、記者の私が実際にダビングサービスを利用して、その模様をレポートしてみたい。部屋の片隅で「お蔵入り」しているVHSなどのビデオテープを、この機会にデジタル化してみてはいかがだろうか。

富士フイルムの「ビデオテープをDVDにダビングサービス」

私が利用したのは、富士フイルムの「ダビング・スキャン・復元サービス」だ。
VHSのほか、VHS-C、miniDV、8mm/Hi8ビデオなどのビデオテープの映像をデジタル化し、DVDに保存してくれるサービスだ。

富士フイルムでは、こうしたデジタル化サービスとして、写真フィルム、8ミリフィルムなどのデジタル化サービスも行える。
写真のプリントでも、大きく引き伸ばしたり、ギフトプリントやカレンダー作成などのサービスもある。
一番の特徴は、申し込みなどの手続きはインターネットで行うことができ、ビデオテープの発送やDVDのお届けも宅急便を使ってやりとりすること。実際に店頭にビデオテープを持ち込む必要がないので、近くに店舗がないという人でも手軽に利用できる。

まずはインターネットのサイトで、サービスの申し込みを行う

まずは、富士フイルムの「FUJIFILM プリント&ギフト」サイトにアクセスして、ユーザー登録を行う。サービスを利用するための登録が必要だ。必要事項を入力して登録を済ませよう。

画像: ユーザー登録を行い、マイページにログインした状態。注文した情報や支払い方法などはここで管理できる。

ユーザー登録を行い、マイページにログインした状態。注文した情報や支払い方法などはここで管理できる。

登録が完了したら、富士フィルムの「FUJIFILM Prints&Gifts」のサイトにログインする。このページにある「プリント商品」のタブから「ダビング・スキャンサービス」を選ぶと、各種のサービスが表示されるので、「ビデオテープのDVDにダビングサービス」を選択する。

画像: まずはインターネットのサイトで、サービスの申し込みを行う

クリックすると、詳しいサービスの内容や申し込みなどの手続き方法が紹介されているので、よく内容をチェックして利用するかどうかを検討しよう。

気になる料金については、おおまかな料金の目安(1〜10本 3065〜2037円)も記されているが、具体的な金額を知りたい場合には、「料金シミュレーション」も行える。そこでは、デジタル化したいテープの本数を選択し、「おまかせパック」を申し込むかどうかをチェックするだけ。それで、ダビング料金とDVD送付までの予定日が表示される。金額を含めて問題なければ、申し込みを行おう。

ここで注意したいのは、テレビ番組などはこのサービスを利用できないこと。テレビ番組や映画などの複製を外部の業者が行うのは著作権法違反になってしまうのだ。このサービスを利用できるのは、自分が著作権を持っている映像(自分で撮影した映像)だけだ。

画像: 「ビデオテープのDVDにダビングサービス」のトップページ。詳しいサービスの内容や申し込み方法、料金やDVD送付までの日数の目安などが調べられる。

「ビデオテープのDVDにダビングサービス」のトップページ。詳しいサービスの内容や申し込み方法、料金やDVD送付までの日数の目安などが調べられる。

よく確認したいのが、「おまかせパック」の内容。
これは、デジタル化したいビデオテープが劣化や破損していた場合に修復を行うサービスのこと。
これには、テープクリーニング(3024円/1本)、テープ修理(3240円/1本)、120分を超えるビデオテープの場合、超過分のDVD変換料金、海外方式のビデオテープの変換料金などが含まれる。
これらすべてがパックになって、1本あたり972円(税込)で利用できる。

新品のビデオテープならばおまかせパックは必要ないが、録りっぱなしで何年も保管していたビデオテープだと、申し込んだ後で修理やクリーニングが必要だとわかって追加料金が発生してしまう。
やりとりも面倒になるので、長く保管していたビデオテープならば、念のため「おまかせパック」を利用した方がいいだろう。
今回の場合も、「おまかせパック」を利用した。

画像: 料金シミュレーションのページ。必要なのは、デジタル化したいビデオテープの本数と、「おまかせパック」を利用するかどうかだ。

料金シミュレーションのページ。必要なのは、デジタル化したいビデオテープの本数と、「おまかせパック」を利用するかどうかだ。

画像: 「DVDにダビングサービス」の料金表。基本的にデジタル化するビデオテープの本数に応じて料金が変わる。本数が多いほど単価は低くなっている。また、個別オプションはここに加算すると割高なので、「おまかせパック」を利用した方がリーズナブルだ。

「DVDにダビングサービス」の料金表。基本的にデジタル化するビデオテープの本数に応じて料金が変わる。本数が多いほど単価は低くなっている。また、個別オプションはここに加算すると割高なので、「おまかせパック」を利用した方がリーズナブルだ。

このほか、DVD化したテープの「複製サービス」もある。
これは、デジタル化してDVDに保存したディスクを複製してくれるもの。
家族や友人に配る場合に、まとめて複製をしてもらえるというわけだ。
ここでは、「1セット複製」を選択し、ビデオテープごとに合計2本のDVDが作成される内容で申し込んだ。

また、DVDの複製ではなく、スマホなどで再生できる動画ファイルに変換することも可能。
動画ファイル形式は、MPEG4動画で、MPEG4動画を収めたDVDを別に1点作成してもらえる。
動画の利用方法に合わせて選ぶといいだろう。

以上で、サービス総額は1万4915円(デジタル化)+3292円(DVD複製1本)で、1万8207円(価格はすべて税込)。VHSデッキなどが手元になく、デジタル化のための機器もない状態だとしたら、決して高い料金ではないはずだ。
今回は、「特選街web」限定の割引クーポン(10%OFF)を使用した。

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カートに入れたら、後は決済だ。
カート画面で支払い方法を決めて入力しよう。
支払い方式には、「おまかせパックご利用あり」の場合は、楽天ID決済、Amazon Pay、クレジットカード、代金引換のいずれかが選択できる。
支払い方法を決めて決済が完了したら、申し込み手続きも完了だ。

ビデオテープのデジタル化なので、テープ本数の入力、「おまかせパック」の選択など、きちんとホームページの内容を確認し、選択を行う必要はあるが、基本的にはそれほど難しくはないだろう。
料金の決済も、一般的なインターネットショッピングと変わらない。
デジタル化したいビデオテープを準備してあれば、イチから説明を読んで申し込みを行っても、それほど時間をかけずに手続きが終わるはずだ。

すぐにサービスパックが到着!

水曜日の日中に申し込んだあと、金曜日にはサービスパックが到着した。
サービスパックは、梱包用のダンボールなどのセットで、中には申し込み内容の作業確認書と、梱包方法の説明書などもセットになっている。

発送先が記録された「着払い」の宅急便の伝票も入っているので、テープを付属の梱包材できちんと梱包してダンボール箱に詰め、作業確認書とともにダンボール箱ごと宅急便で発送すればいい。
ビデオテープの本数次第ではあるが、作業自体は簡単だ。

画像: 今回申込みをしたビデオテープ。VHSテープ1本に、miniDVテープが2本、Hi8テープが1本の合計4本だ。

今回申込みをしたビデオテープ。VHSテープ1本に、miniDVテープが2本、Hi8テープが1本の合計4本だ。

画像: 富士フイルムから送られてきたサービスパック。梱包用ダンボールと緩衝材、書類が2枚だ。

富士フイルムから送られてきたサービスパック。梱包用ダンボールと緩衝材、書類が2枚だ。

画像: テープを1本ずつ緩衝材で包み、ダンボール箱に入れる。作業確認書も一緒に入れて箱を閉める。

テープを1本ずつ緩衝材で包み、ダンボール箱に入れる。作業確認書も一緒に入れて箱を閉める。

あとは、手近のコンビニなどで宅急便の発送をすればいい。あとは、6〜35営業日後に、DVD化されたものが元のテープと一緒に送られてくる。

デジタル化されたDVDが届いた!クリーニングや修復も万全。

日曜日の午後にサービスパックを発送し、その後、翌々週の土曜日にDVDが届いた。
およそ、10営業日後の発送ということになる。

送られてきたものを確認してみると、丁寧に梱包されたビデオテープと、デジタル化したDVDが各2本(1つは複製サービスを利用したもの)。

それぞれをよく確認してみると、作業内容と注意書きを記した書類が入っていた。
ビデオテープのうち、2本がカビの発生によるクリーニングをしたこと。
さらに1本は、テープ切れがあったので補修を行ったとのこと。

もちろん、「おまかせパック」に入っているので追加料金の発生はない。
作業内容をきちんと説明するだけでなく、テープ切れの修復のためにカットしたテープの一部もきんと返却してくれている。このあたりは、さすがはプロの業者の仕事だ。

画像: 届いたビデオテープとDVDが納品書とともに送られてきた。DVDは専用のケース入りでジャケットも動画の場面を切り出したオリジナルのものだ。

届いたビデオテープとDVDが納品書とともに送られてきた。DVDは専用のケース入りでジャケットも動画の場面を切り出したオリジナルのものだ。

画像: DVDのケースを開けたところ。ケース内にはオリジナルプリントのDVDと、再生方法などを説明した説明書が封入されていた。

DVDのケースを開けたところ。ケース内にはオリジナルプリントのDVDと、再生方法などを説明した説明書が封入されていた。

画像: テープ切れが発生していたことを知らせる書類と、修理のためにカットしたテープの一部。

テープ切れが発生していたことを知らせる書類と、修理のためにカットしたテープの一部。

画像: カビの発生などによるテープクリーニングを行ったことを知らせる書類。ビデオテープ再生時の注意事項なども書いている。

カビの発生などによるテープクリーニングを行ったことを知らせる書類。ビデオテープ再生時の注意事項なども書いている。

さっそくDVDを再生してみた。
DVDは、映画ソフトなどと同様のDVDビデオ形式で記録されており、記録映像はMPEG2で、解像度は640×480(アスペクト比4:3)だ。

DVDのトップメニューも作成されており、見たい場面だけを素早く見ることもできる。
記録された映像も、元のビデオテープの映像と比べて大きな差はなく、かなりきれい。
当然ながら、トラッキングずれもないし、ビデオテープ特有の映像の揺れもなく、かなりよく出来ている。本格的な機材を使用してきちんとデジタル化していることがよくわかる。

画像: DVDのトップメニュー。収録した動画データをいくつかに分割して、インデックス画面を作成してある。見たい場面だけ見たり、連続再生するこが可能。

DVDのトップメニュー。収録した動画データをいくつかに分割して、インデックス画面を作成してある。見たい場面だけ見たり、連続再生するこが可能。

画像: 再生したビデオの詳細情報。DVDソフトと同じ形式で収録されていることがわかる。

再生したビデオの詳細情報。DVDソフトと同じ形式で収録されていることがわかる。

まとめ

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こうして利用してみたが、手続きや作業は思ったよりも簡単だったし、出来上がったDVDの仕上がりもよく、満足度はとても高かった。
我が子の成長記録など、特別な思い入れのあるビデオテープならば、ぜひ利用したいと思う。
また、クリーニングや修理が必要だったテープも、きちんとデジタル化できたのは頼もしい。

先にも紹介しているが、DVD化するだけでなく、配布用にDVDを別途複製するサービスや、MPEG4動画で保存して、スマホなどでも見られるようにするサービスもあるので、デジタル化の用途にも合わせて利用できるのはありがたい。

思った以上に簡単で仕上がりも良い!

ビデオテープのデジタル化には、再生のためのビデオデッキが必要になるし、デジタル化のための機器も必要と、準備が整っていないとコスト負担も大きい。
ならば、有料サービスを使った方がコスト的には有利ということも十分にある。
市販DVDのような仕上がりまで考えると、お得だと言えるかもしれない。

デジタル化の作業は、今後ますます難しくなっていくことが予想されるので、いち早く決断することが重要だ。
必要な機材を集めるのに時間をかけるくらいならば、こうしたサービスを利用した方がいい。特に湿気の多い夏はテープが痛みやすいので、決断はお早めに。

◆鳥居一豊
オーディオ、AVの分野で活躍するAVライター。専門的な知識をわかりやすく紹介することをモットーとしている。自らも大の映画・アニメ好きで自宅に専用の視聴室を備え、120インチのスクリーン、有機ELテレビなどを所有。サラウンド再生環境は6.2.4ch構成。

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