2019おすすめ車種は?ハッチバック・SUV・軽のベストバイを発表!

スポーツ・アウトドア

いくら消費増税が近いからといって、無駄なモノに手を出す必要はない。自分にとって本当に役立つモノ、生活を豊かにするモノをしっかりとした目で選び、手に入れるべきだ。そんな今、買うに値する自動車の最新の名機とは? 「特選街」の執筆陣と編集部がズバリ選び出した。

『特選街』が選ぶ車のおすすめ「ザ・名機2019」はコレだ!

ベストバランス賞
機能や性能、操作性、使い勝手、価格など、あらゆる面において高次元でバランスが取れているモデル
アドバンス賞
そのジャンルの次のトレンドになりそうなコンセプトや、先進的な機能・技術などが投入されているモデル
コスパ賞
基本的な機能や操作性を備えつつ、そのジャンルにおいて、比較的手ごろな価格で購入できるモデル

『マツダ マツダ3 ファストバック』スポーツハッチバック

2003年に初代が登場して以降、130ヵ国で累計600万台を販売しているマツダの実質的なエースモデル。4代目となる新型は、マツダの次世代戦略モデル(通称・第7世代)のトップバッターとなるモデルで、すべてに”攻め″の姿勢を貫いている。

マツダ マツダ3 ファストバック
標準価格:218万1000~362万1400円

【15S/15S Touring】
●1.5LSKYACTIV-G
●2WD(FF)
●乗車定員5名
●WLTCモード燃費:16.6km/L
●全長4460mm×幅1795mm×高さ1440mm
●1340kg

インテリアは前席優先のレイアウトで、後席は狭くはないが、閉塞感は強め。バーガンディの内装色は日本車離れしたコーディネートだ。

内外装からメカに至るまですべてを刷新。買い得感もあるマツダの次世代エース

車名を、マツダ・アクセラからマツダ3に変更し、内外装はもちろん、メカニズムに至るまで全面刷新。

今回紹介するファストバックは、キャビンが小さめ、リアゲートはクーペのように寝かされたスタイルで、マツダの進むべき道(=デザインプレミアム)を体現している。インテリアは無駄を廃したシンプルなレイアウトだが、各部の仕立てのよさは上級モデルを超えるレベルだ。

ガソリン、ディーゼル、そしてガソリンとディーゼルのいい所取りの性能を備える圧縮着火エンジン「スカイアクティブX」の3種類を用意。「究極の内燃機関」と呼ばれる圧縮着火エンジンは、世界のメーカーが開発を行っているが、量産化はマツダが初となる。

エンジンはガソリン(1.5/2.0L)/ディーゼル(1.8Lターボ)/スカイアクティブX(2.0L)と豊富に用意。どれも6速MT/6速ATが選択可能だ。

フットワーク系は、人間中心の思想に合わせてすべてを新開発。「走る/曲がる/止まる」というクルマの基本性能においては究極の滑らかさを実現しており、まるで自分の運転がうまくなったかのような感覚を持つはず。

安全支援デバイスの充実はもちろんのこと、その性能に関しても、公的機関のテストでトップレベルであることが証明されている。

マツダは運転姿勢や運転環境も安全運転につながると提唱。目線移動を減らすヘッドアップディスプレイもその一つだ。

価格は218万1000円からと従来モデル(アクセラ)よりも若干アップしているが、すべての性能が大きくレベルアップしていることを考えると、実はかなりお買い得といえるかもしれない。

「久々に指名買いしたくなる魅力を持つハッチバックモデルが登場した。」

山本シンヤ/自動車研究家

『日産 デイズ』軽自動車

日産/三菱のジョイントベンチャーにより生まれた軽自動車で、三菱・eKシリーズとは兄弟関係にある。先代は三菱主導で開発されたが、新型は日産主導。つまり、日産が初めて手掛けた軽自動車でもある。

日産 デイズ
標準価格:127万3320~177万8760円

【Xプロパイロットエディション】
●2WD(FF)
●WLTCモード燃費:21.2km/L
●全長3395mm×幅1475mm×高さ1640mm
●1080kg

軽自動車初となる高度運転支援技術の採用が話題

ホンダ・N-BOXの一人勝ちの軽自動車市場に送り込まれた刺客。先代では実力が伴わなかったという反省もあり、新型は上級車の技術を惜しむことなく採用している。

軽自動車初となる高度運転支援技術「プロパイロット」の採用が話題となっているが、実は新設計骨格を採用した車体/シャーシ、動力性能と静粛性を大幅に引き上げたエンジン、燃費性能に貢献するCVTと、クルマの基本性能がすべて見直されている点に注目してほしい。

その走りは力強く、安心かつ快適で、軽自動車であることを忘れてしまうレベル。すべてにおいて小型車のマーチを超える性能を持っているといっても過言ではない。ターボ車ならば、高速移動も楽にこなす。

「もはや「軽自動車=ガマン」ではなく、積極的に選びたくなる一台だ。」

山本シンヤ/自動車研究家

『トヨタ RAV4』SUV

乗用車派生のクロスオーバーSUVの世界を切り開いた存在。2016年に日本での販売は終了したが、5代目の登場とともに3年ぶりに復活。「SUVらしさ」を強調したスタイルが高い評価を受けたようで、セールスも好調。

トヨタ RAV4
標準価格:260万8200~381万7800円

【アドベンチャー】
●2.0L NA
●4WD
●乗車定員5名
●WLTCモード燃費:15.2km/L
●全長4610mm×幅1865mm×高さ1690mm
●1630kg

SUVらしさを強調したスタイルと走りへの強いこだわり

歴代のRAV4は、SUVながらも「都会が似合う」イメージだったが、新型は一転して「SUVらしさ」を強調。インテリアはシンプルだが、仕立てのよさと質感の高さから“いいモノ感”は非常に高い。

エンジンはガソリンが2.0リッターのNA、ハイブリッドが2.5リッター+モーター。プラットフォームはカムリにも採用される「GA-K」、AWDシステムは3種類、味つけはトヨタの評価ドライバーのエース「トップガン」が担当するなど、走りへのこだわりはスポーツカー並み。

特に、ダイナミックトルクベクタリングAWDを搭載する「アドベンチャー」は、オフロードや雪上において「SUV版セリカGT-FOUR」といえる走りを見せる。

「トヨタが提唱する「もっといいクルマづくり」が、色濃く反映されている一台だ。」

山本シンヤ/自動車研究家

『コムテック ZDR026』ドラレコ(前後タイプ)

フルHDを超える370万画素センサーを備え、一クラス上の高画質記録を実現したモデル。ソニー製「STARVIS」をセンサーに搭載して、夜間での撮影能力を飛躍的にアップ。安全運転支援機能も搭載している。

コムテック ZDR026
実売価格例:3万9800円

●2.7型液晶
●最大記録解像度:2560ドット×1440ドット
●レンズ画角:水平113°垂直60°(フロント/リア)

“STARVIS”採用で、昼夜を問わず圧倒的画質を実現

センサーにソニー製「STARVIS」を採用したことで、昼夜を問わず鮮明かつクリアな記録を実現。特にフロントカメラでは、白飛びや黒つぶれ、逆光にも強いHDR/WDRに対応するなど、画質への徹底したこだわりが感じられる。

安全運転支援機能も搭載しているのも注目で、万能ではないにしても、運転中のうっかりミスを防ぐのに役立つ。特に、後続車接近お知らせ機能を追加して、あおり運転に対応している点も見逃せない。

駐車監視機能はオプションとなるものの、タイムラプス機能を搭載し、エンジン始動時に衝撃検知の有無を知らせてくれる。各種設定時の使い勝手も良好で、高画質/高機能を求める人に最適な一台といえるだろう。

「価格は高めでも画質、機能にハイエンドの性能を求める人に最適!」

会田 肇/自動車評論家

『ケンウッド DRV830』ドラレコ(フロントタイプ)

画質、機能など、すべてにハイスペックな仕上がり。ドラレコ最大級となる3型液晶ディスプレイを採用し、カードスロットも二つ用意して、フルHDを超える高画質で長時間記録ができる。3種の安全運転支援機能も備えた。

ケンウッド DRV830
実売価格例:2万7350円

●3.0型液晶
●最大記録解像度:2560ドット×1440ドット
●レンズ画角:水平132°垂直70°

ドラレコ最大級の3型ディスプレイは記録映像のチェックに大いに力を発揮。大きめのボディではあるが、ルームミラーには十分隠れる。

美しい高解像度映像でドライブの思い出記録にも最適

画質や機能面での実力はかなり高く、フルHDを超える高解像度記録は一目見てその美しさを実感できる。HDRによる画質補正も高精度に行われているようで、逆光にもかなり強い。

夜間でこそ最近のSTARVIS搭載機に及ばないが、自然で強調感のない美しい映像は、ドライブの思い出記録にも最適。しかも、カードスロットを2枚分用意しており、ここにたっぷり録りためておける。

ボディサイズは、ディスプレイを3型としたため少し大柄だが、取り付けたときのかっこよさは抜群にいい。

使いやすい操作系も本機の大きな魅力。安全運転支援機能については、期待できるほどの精度はないが、うっかりミス防止には役立つだろう。

「高画質映像を長時間記録するなら、このモデル以外に選択肢なし!」

会田 肇/自動車評論家

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