プロが勧める防災グッズを紹介!地震で閉じ込められた人の救助に役立つ「レザーソー レスキュー救助セット」

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地震などで木造住宅が倒壊すると1階部分が押しつぶされることが多く、逃げ遅れた人が閉じ込められてしまう危険性がある。、レザーソー工業の「レザーソー レスキュー 救助セット」は”手動”、替え刃の交換も工具なしで簡単で使いやすい。最大の特徴は、救助のこぎり・ハンドドリル・確認棒の3点セットとなっていることだ。

ここまで進んでる!防災アイテム最前線
今回は「レザーソー レスキュー 救助セット

数々の被災体験を教訓に、防災アイテムは日々進化を続けている。ここでは、防災アイテムの最新事情と注目の製品をクローズアップする。

倒壊した家屋から人を救助する際に役立つスペシャルなのこぎり

地震で木造住宅が倒壊したときは、1階部分が押しつぶされることが多く、逃げ遅れた人が閉じ込められてしまう危険性があります。

安否確認や救助を速やかに行うためには、2階の床面からアプローチすることになりますが、従来は、床面に救助用の穴を開けるための道具がありませんでした。

そこで開発されたのが「レザーソー レスキュー 救助セット」です。

最大の特徴は、救助のこぎり・ハンドドリル・確認棒の3点セットになっていること。

まず、ハンドドリルで床面に小さな穴を開け、そこに確認棒を差し込んで、穴の下にのこぎりをひくスペースがあるかを確認します。

穴のすぐ下に、意識を失った人が倒れている可能性もありますから、この確認作業がすごく大事です。

レザーソー工業
レザーソー レスキュー 救助セット
救助のこぎり、ハンドドリル、確認棒(セットで6724円)。

まず開口部(150ミリ四方)を作り、そこから段階的に広げていき、人を救助可能なサイズ(500ミリ四方)にしていく。

十分なスペースがあれば、救助のこぎりの先端を穴に差し込み、縦方向にひいていきます。この救助のこぎりは、先端部が細く、端まで歯が付いているので、小さな穴からでも確実に切り進められます。

狭い空間での作業を想定し、刃長を短く、グリップもコンパクトに設計され、しっかり握れて非常に使いやすいという印象です。これなら、女性や高齢者でも無理なく扱えるでしょう。

「電動式チェーンソーのほうが楽なのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、災害発生時にはガス漏れなどの懸念材料も多いため、あえて”手動”にこだわっているのでしょう。

替え刃の交換も工具なしで簡単に行えますし、このあたりの配慮もうれしいですね。

防災生活の心得

大地震発生時、繁華街や地下街などにいたら?

繁華街などの屋外にいるときに大きな地震が発生すると、ビルの窓ガラスが割れて降ってきたり、看板が落ちてきたりするので非常に危険です。

揺れが激しいと、電柱や自動販売機などが倒れてくるおそれもあります。

まずは、落下物から身を守るために丈夫なバッグや上着などで頭部を覆いましょう。そして、周囲の状況を確認し、倒れてきそうな物がある場合は、離れた位置で揺れが収まるのを待ちます。

近くに公園や広場、丈夫そうな建物などがあれば、そちらに移動したほうが安全です。

地下街にいる場合は、階段や非常口付近にいったんとどまり、地上の様子をうかがいます。地下街は地震に強く、慌てて地上に出ると、かえって危険なことも。

ただし、津波警報が出ている場合は、地上に出て、高所に避難しましょう。

【監修】国崎信江(危機管理アドバイザー)危機管理教育研究所代表。女性・母親として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱。テレビ出演・講演など、精力的な活動を行っている。

取材・文/生島保(フリーライター)
イラスト/早川修

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