Amazon Echoシリーズに新商品が登場
Amazonは、2019年9月26日(木)に新しいAmazon Echoシリーズ4機種を発表した。Alexaの新機能も発表され、一層賢く便利に、さらに充実したAlexa体験ができるという。
今回発表された4機種は、9月26日本日よりAmazonで予約を開始している。

Echoシリーズ最上のスマートスピーカー
①Echo Studio
12月5日(木)出荷開始予定

24,980円(税込)
※Amazon.co.jpでの販売価格
5つのスピーカーを搭載したEcho Studioは、音が広がる空間や奥行き、明瞭さなどを分析し、上質な音楽体験を提供すべく設計されている。
5.25インチウーファーと最大出力330Wのパワーが、低音出力を最大化させる開口部を通じて、重厚感のあるサウンドを再現。さらに、1.0インチツイーターと、ダイナミックな中音域や切れ味のある高周波数帯のオーディオ再生が可能な、3つの2.0インチミッドレンジスピーカーを搭載している。加えてビット深度24、帯域幅100kHzのパワーアンプを備え、Amazon Music HDを通じて高音質なロスレスオーディオを再生することもできる。自動的にデバイスが設置された空間の音響特性を感知し、最適な音質でのオーディオ再生を微調整できるため、部屋のどの場所に置いても存分に機能を発揮できる。
また、Echo Studioは、Echoシリーズで初めてDolby AtmosとSony 360 Reality Audioを採用し、音に包まれるような没入感ある3Dオーディオを体感できる。
楽曲を再生すると、リスナーはアーティストが目の前にいるかのような音楽体験を楽しめ、お気に入りのアーティストや楽曲をさらに身近に感じることがきる。今後は、Universal Music GroupやWarner Music Group、Sony Musicは、新譜やヒット曲、往年の名曲などを、提供される予定だという。
さらにAmazon Music HDを通して3Dミュージックを視聴できるようにする予定だ。今後は、Echo Studioを、一部のFire TVシリーズとペアリングすることで、Dolby Atmos、Dolby Audio 5.1などに対応した映像と3Dオーディオを体験することも可能になるという。
Zigbee対応のスマートホームハブも内蔵し、対応するスマートホームデバイスを制御できるため、リビングルームでの利用にも適している。
外見デザインが一新!
②Echo(第3世代)
10月16日(水)出荷開始予定

11,980円(税込)
※Amazon.co.jpでの販売価格
第3世代のEchoは、第2世代から外観デザインを一新し、ファブリック調のチャコール、ヘザーグレー、サンドストーン、そして新たに加わったトワイライトブルーの4色のカラーバリエーションを展開。
3.0インチウーファーなどEcho Plus(第2世代)と同様のオーディオアーキテクチャを備え、力強い低音再生はもちろんのこと、中高音域でもさらに細やかなサウンドを再現できる。
プラグイン式のスマートスピーカー
③Echo Flex
11月14日(木)出荷開始予定

2,980円(税込)
※Amazon.co.jpでの販売価格
Echo Flexは、手軽に家の様々な場所に設置できる新しいタイプのEchoデバイス。
コンセントに直接差し込む形で利用できるため、電源ケーブルが邪魔になりがちな家の廊下やキッチンといった場所での利用に適している。
ユーザーはEcho Flexで、対応するスマートホームデバイスの操作や別室へのアナウンスができるほか、お気に入りのスポーツチームの試合結果や呼びかけに対する応答も、内蔵スピーカーを通じて聞くことができる。(スマートホームの製品によっては別途接続するためのハブ(別売)が必要となる場合がある)
また、Echo Flexに搭載されたUSBポートで手持ちのスマートフォンやその他アクセサリを充電できるほか、別売のEcho Flex専用に設計されたスマートナイトライトやモーションセンサーを同時に利用することが可能。
時刻や外気温、タイマー、アラームなどを表示するLED時計搭載
④Echo Dot with clock
10月16日(水)出荷開始予定

6,980円(税込)
※Amazon.co.jpでの販売価格
時刻や外気温、タイマー、アラームなどを表示するLED時計搭載の新しいEcho Dot。
Echo Dot with clockは、シリーズ人気のEcho Dotの前面にLED時計が付いたもので、寝室のサイドテーブルやキッチンカウンターなどでの利用に最適。
LEDの明るさは、部屋の明暗に応じて自動的に調整されるため、時刻表示も見やすい。また天気を確認すれば外気温が、タイマーを設定すれば残り時間が表示され、目覚ましを設定する際にも、設定時刻を確認することができる。
アラームが鳴っている最中にデバイスの上部をタップすれば、スヌーズ機能も利用できる。
追加されたAlexaの新機能とは
Echoシリーズの新製品に加えて、Alexaの新機能も発表された。
Alexaがささやき声で応答する!
ユーザーがAlexaにささやき声で話しかけると、Alexaもささやき声で応答する機能。
Alexaに早朝に天気を尋ねたり、深夜にアラームを設定するたびに、ぐっすり眠っている家族を起こしてしまうことなく、利用できる。日本では年内の提供開始を予定。
大切な人とより便利に繋がる!
Alexaが家族や親しい友人など指定した連絡先との通話に最適な時間を見つけ、お知らせする機能。本機能を有効にすれば、Alexaはユーザーが事前に設定した連絡先のEchoデバイスの利用履歴を確認した上で、指定した連絡先へ連絡するようリマインドしてくれる。
さらに、呼びかけ機能を有効にしている場合は、ユーザーが呼びかけを許可した連絡先のEchoデバイスの利用履歴、またはEcho ShowやEcho Show 5などモーションセンサー付きの端末からの情報に基づき、Alexaが双方にとって都合が良いと思われるタイミングに連絡するようリマインドする。日本でも提供開始となる見込みだという。
「アレクサ、なぜそうしたの?」にAlexaが説明!
ユーザーがAlexaから聞いた応答の透明性をより高めるための新機能を2つ提供する予定だという。
Alexaにニュースや楽曲を再生するようにリクエストした際に、Alexaがどのようにユーザーからのリクエストを聞きとったかを確認するには、「アレクサ、最後に私が言ったことを教えて」とAlexaに話しかけるといい。
そうすると、Alexaがユーザーが音声で伝えた、最新のリクエストを読み返すのだ。さらに、Alexaに「アレクサ、なぜそうしたの?」と尋ねると、Alexaはユーザーからの最新のリクエスト(音声)に対する応答について、なぜそのように回答したのか、簡潔に説明してくれる。この機能も日本でも提供開始となる見込みだ。
音声録音の自動削除設定ができる!
Amazonは、何重ものプライバシー保護対策を用いてAlexaおよびEchoシリーズ端末を設計している。ユーザーがAlexaに「アレクサ、今日しゃべったことを全部削除して」、「アレクサ、最後の録音を消して」と呼びかけると、音声履歴を削除することができる機能を提供開始した。
新機能はさらに進化し、3カ月または18カ月以上経過した自分の音声録音を、期間を選択した上で、継続的かつ自動的に削除する設定が可能となる。 この機能は、現在のユーザー自身が音声録音を確認し、個々に、または一度に全て削除できる機能に追加される形で、日本では年内に提供開始となる予定だ。