アイロンは上市され100年以上経つ家電。その洗練度は、スゴいモノがあります。5枚以上掛けるなら、兼用型ではなくアイロンの方が圧倒的に楽です。そうなると、今の専用アイロン、スチームをバンバン出すわけですから、スチーマーとして使えるのでは、という発想が出てきます。これを実現しているのが、ティファール。皆さんご存じのフランスのブランドです。

衣類スチーマーは立てたスチームアイロン

何かと話題の衣類スチーマー。出掛け前、5分でシワ伸ばしができる優れものです。
私は、アイロンを持っているので、専用型を買って使っていますが、まぁ楽ですね。
襟がそんなにピンとしないでいい場合は、スチーマーだけで済ませることも多くなりました。

しかしアイロンは、衣替えの時の必需品。
アイロン掛けずにしまうと、次に出した時、シワがかなりキツく残りますので、ケアが面倒。
ならば、兼用という選択もあるのですが、アイロンは上市され100年以上経つ家電。その洗練度は、スゴいモノがあります。
5枚以上掛けるなら、兼用型ではなくアイロンの方が圧倒的に楽です。
そうなると、今の専用アイロン、スチームをバンバン出すわけですから、スチーマーとして使えるのではという発想が出てきます。
これを実現しているのが、ティファール。皆さんご存じのフランスのブランドです。

特選街の読者なら、よくご承知だと思いますが、スチームアイロンと衣類スチーマーの一番の差は「使い方」です。

スチームアイロンが上から下へスチームを出しプレスするなら、衣類スチーマーはそのスチームアイロンを立たせた状態で使います。
プレスの代わりに、手で衣類を引っ張り伸ばし、シワがない状態にして、スチームをタップリ拭きかけ、シワを伸ばします。

プレスするのではなく手で伸ばすので、シワが伸びても杓子定規にピシッとした感じではなく、どちらかというと「ふんわり」した感じとなります。

次に、スチーマーはずっと手に持って使います。このため、軽量化が必要。
軽いアイロンは、プレスする力=重さがないので、ちょっと力を加えてやる必要があります。
要するに、使い勝手が悪い方向へ行きます。
逆に、衣類スチーマーは軽さ優先。

このため、衣類スチーマーは、スチームアイロンから分離、別々の製品になったわけです。が、根っ子は同じ、スチームで衣類のシワを伸ばしながら、プレス、もしくは手の力で、形を整えるのです。

スチームアイロンが「全部入り」なら、衣類スチーマーは「いいとこ取り」と言うわけです。

立てて使う時に、必要なこと

アイロンという家電は、かなり理にかなった家電です。
その1番の要因は、「上から下」だからです。
地球の重力にあった作りです。
このため、水タンクの制御他、いろいろなことを余り考える必要はありません。

また、スチームの出が失敗すると湯滴が出てくるのですが、それも問題はありません。
下の洗濯物、アイロン台が受け止めてくれます。スチームに関して言うと、アイロンはかなり安全なのです。

これを「立てて使う」となると、話が違ってきます。
水、スチームとも重力の影響を受けますので、逆流させないためには、確実に指示を実行させるためにはとなります。

そのためでしょうか?
本格的なアイロンで、衣類スチーマーが使えると言う話はあまり聞きません。
私が意識しているのは、ティファールが全面展開している「バーチカルスチーム」技術です。

笑っちゃうほどの効果有

衣類スチーマーは、軽いことに大きなウェイトを掛けます。
このため、スチームをアイロンほど、ふんだんに出せるわけではありません。
15ml/分以上だと、「スゴいね。」マークを貼りたい位です。

ところが、スリームアイロンは、なんでもありの重戦車。
105ml/分というモデルもあります。
とにかく、豊富なスチーム量にモノを言わせるわけです。
しかも、かけ面の面積が大きいので、スゲーという感じになります。

バーチカルスチームの場合は、そこまでの量ではないのですが、普通の衣類スチーマーよりはるかに早くシワを伸ばすことができます。

アイロンだから、欠点丸出し

逆にイヤなところは、重い、取り回しにくい。衣類を持っている手にすぐ当たりそうになる。
単純に、衣類スチーマーという家電が対応してきた弱点を見ることになります。
大の男でも、2着くらい処理するのが限度でしょうか?

まとめ

家電の数は少ない方がいい。
このため、1台で全部賄うことを考え、この様なチェックをしてみました。
しかし、結果は上記の通り。
衣類スチーマーが独立した理由がよく分かりました。
でも、この「バーティカルスチーマー」。私はちょくちょく使わせてもらっています。
シャツも7枚くらいまでかけると、面倒になり、無意識のうちに手を抜いていたりします。
私は、シャツはハンガーに掛けるので、アイロンを掛けてハンガー掛けするときに、もうちょっと、と分かるわけです。そんな時の直しにはすこぶる便利です。
理屈では「なくてもいい」と言われそうな機能ですが、同じコストで済むのなら、付けて置いて欲しい機能です。

◆多賀一晃(生活家電.com主宰)
企画とユーザーをつなぐ商品企画コンサルティング ポップ-アップ・プランニング・オフィス代表。また米・食味鑑定士の資格を所有。オーディオ・ビデオ関連の開発経験があり、理論的だけでなく、官能評価も得意。趣味は、東京歴史散歩とラーメンの食べ歩き。

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