日本酒専用冷蔵庫「SAKE CABINET」とは?マイナス5度で一升瓶9本を美味しく保存可能!

庫内の温度帯がスタンダードでマイナス5℃に設定されているところがすごい。これは米から作られる日本酒の搾りたての味わいを保つのに最適な温度。さらに、その温度設定をマイナス10℃~プラス10℃の間で5段階に切り替えられる。サイズは幅503ミリ×高さ1310ミリ×奥行き598ミリ。七宝柄を配した黒基調でデザイン性が高いのもポイントだ。

今回のスゴ腕家電ファイル
AQUA SAKE CABINET(サケキャビネット)

「しまった!」金田一耕助のように思わず駆け出し、そのまま飲み屋に駆け込み、勢いよく話したくなる!そんな事件な製品を毎月ファイリング。その事件性を“スゴ腕”家電探偵こと滝田勝紀が丹念に捜査して暴く!

解説者のプロフィール
滝田勝紀(たきた・まさき)
クリエイティブ・エディター&プロデューサーで、家電スペシャリストとして「All About」の家電ガイドを務める。30代男性向けのオフを充実させる電子雑誌『ds』編集長に就任。ドイツで開催される「IFA」ほか、海外展示会取材経験も豊富。

今回の事件家電ファイル
AQUA
SAKE CABINET

実売価格例:12万程度

家庭向けの日本酒専用セラー。ツヤのある漆黒の外装に、グラデーション調の七宝柄(円満を表す縁起のいい吉祥模様)を採用し、高級感のある洗練されたデザインが特徴的。一升瓶を9本、四合瓶を最大12本まで保管可能。実売価格は、12万円程度。

熟成による味の変化も楽しめる!日本酒好きのための専用冷蔵庫

日本酒専用!という夢のような冷蔵庫があるのをご存じだろうか?その名も「SAKE CABINET(サケキャビネット)」である。
クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」で購入希望者を募ったところ、多くの日本酒好きが待ってましたと大喝采!約1週間で早々に目標金額を達成し、2019年年8月には一般販売も始まった事件な冷蔵庫だ。

いったい、どこが日本酒専用なのか?
まずは、庫内の温度帯がスタンダードでマイナス5℃に設定されている点だ。これは、米から作られる日本酒の搾りたての味わいを保つのに最適な温度であるとのこと。
さらに、その温度設定をマイナス10℃~プラス10℃の間で、5段階に切り替えられる点も、実にたまらない。
日本酒がゆっくり熟成することで、味わいや舌触りを変化させながら楽しむなど、なんとも贅沢な飲み方が自宅で簡単にできてしまうのだ。
また、四合瓶だけでなく、一升瓶でも縦置きで保存できる庫内構造を採用している点も見逃せない。
前面ガラスは高遮光性仕様で、光による酒質の劣化を最低限に抑えられるなど、至れり尽くせりだ。

今後は、話題の日本酒ECアプリ「SHUGO(シュゴー)」との連係にも注目。本冷蔵庫購入者限定で、これまで蔵元でしか飲めなかったフレッシュな日本酒が楽しめたり、特別な日本酒を提供したりといったサービスを予定しているという。日本酒好きなら、迷わず買ってよし!

ココが事件だ!
マイナス5℃でいつでもフレッシュ