【Wi-Fi6対応ルーター】おすすめ機種はコレ!将来性か現状維持か見極めて選ぼう

レビュー

Wi-Fi 6対応ルーターは、2019年から製品発売が本格化。バッファロー、エレコムにNECも参入し、一気にラインアップが充実してきた。将来性重視でハイスペックモデルにするか、十分な能力の下位機にするか、見極めよう。

バッファロー、エレコムに続き、NECも参入

[別記事:注目Wi-Fiルーターカタログ チェックポイント編→]

Wi-Fi6対応ルーターは、昨年から製品発売が本格化し、バッファロー、エレコムに続き、今年に入りNECも参入。一気にラインアップが充実してきた。

スペックを見ると、トライバンドに対応し、1Gbps超えの有線LAN端子を備え、高速なCPUを搭載したハイエンドモデルが魅力だ。

しかし、現状ではスマホにしろ、固定回線にしろ、これほどのハイスペックが求められる環境にある人は少ない。

下位モデルでも、ほかのジャンルに比べれば、十分魅力的なスペックを持っているので、現状で必要な性能と価格を重視するか、将来に備えるか、しっかり見極めよう。

将来性重視でハイスペックモデルにするか、十分な能力の下位機にするか、見極めよう

業界最速4040Mbpsの実効速度を実現! 10GビットLANも搭載NEC「Aterm WX6000HP」

NEC
Aterm WX6000HP
実売価格例:4万5070円

●本体サイズ/幅215mm×高さ200mm×奥行き51.5mm
●本体重量/900g

NEC
Aterm WX6000HP
AM-AX6000HP
▼Wi-Fi 6(11ax)に対応。その名の通り“第6世代”のWi-Fi規格となり、これまで以上に高速かつ便利なワイヤレス通信を実現する新技術が詰まっています※AM-AX6000HPは、PA-WX6000HPと同等商品です。バージョンアップ情報は、AtermStation内「サポート情報」の「ソフトウェアダウンロード」をご参照ください。(Amazon)

同社初のWi-Fi 6対応モデル。5Gヘルツ帯で理論値4804Mbps、実効スループット約4040Mbpsを実現し、業界最速をうたう。さらに、有線LANも高速な10Gbpsに対応し、5Gヘルツ帯で8本のアンテナを内蔵し、最大8台までの同時接続を実現するなど、最新技術を搭載。アンテナ内蔵によるNECならではのすっきりしたデザインも踏襲している。

8ストリームアンテナで高速通信を実現。従来比で3.1倍の高速化!バッファロー「WXR-5950AX12」

バッファロー
WXR-5950AX12
実売価格例:4万2440円

●本体サイズ/幅300mm×高さ195mm×奥行き75mm
●本体重量/1580g

バッファロー
WiFi無線LANルーター
WXR-5950AX12
▼【速度5950Mbps(規格値)】8×8+4×4の12ストリームで通信速度5950Mbps(規格値)を実現▼【デュアルスタックダイポールアンテナ】独自のアンテナ設計で12ストリームのパフォーマンスを最大化(Amazon)

存在感がある外部アンテナが特徴的な同社初のWi-Fi 6対応モデル。10Gbpsの有線LAN(WAN端子も10Gbps対応)も搭載し、無線だけでなく有線でも高速通信を実現。アンテナは、見た目には4本だが、「デュアルスタックダイポールアンテナ」で、8本のアンテナを格納。実測スループットは3.7Gbpsと、同社従来機の3.1倍の高速化を記録。

8本のアンテナ&トライバンド搭載で、計10.7Gbpsの高速通信!ネットギア「Nighthawk RAX200」

ネットギア
Nighthawk RAX200
実売価格例:6万500円

●本体サイズ/幅298mm×高さ220mm×奥行き170mm
●本体重量/1433g

ネットギア
Nighthawk
RAX200
▼【最大 10.8Gbps の超高速通信】Nighthawk RAX200は次世代規格 802.11AX (Wi-Fi6)対応のトライバンドWiFiルーターで、最大4.8Gbps+4.8Gbps+1.2Gbpsの超高速通信に対応します。(Amazon)

豊富なWi-Fi 6対応ラインアップを誇るネットギアのフラッグシップモデル。5Gヘルツ帯2本、2.4Gヘルツ帯1本のトライバンドに対応し、最大で理論値10.7Gbpsという超高速通信が可能。特徴的な翼状の平面アンテナ部に、計8本の高性能アンテナを内蔵し、安定した通信を実現している。

コンパクトながら、トライバンド&メッシュ対応の高速通信を実現!ASUS「RT-AX92U」

ASUS
RT-AX92U
実売価格例:3万6760円

●本体サイズ/幅155mm×高さ155mm×奥行き52.6mm
●本体重量/651g

ASUS
Wi-Fi無線ルーター
RT-AX92U
▼【テレワーク(在宅勤務)も安心】ビジネスレベルのセキュリティーで家庭内接続機器をお守りします。▼また、帯域幅変更機能でネット会議中の音声途切れもなく、画像も滑らかです。▼PS4 、switchにも最適。(Amazon)

Wi-Fi 6&トライバンドに対応しながら、価格は比較的リーズナブル。ボディもコンパクトで、アンテナのサイズも控えめなので、設置場所を選ばない。セキュリティはトレンドマイクロの「AiProtection」を採用。自宅のさまざまな製品をネットの被害から守ってくれる。独自のメッシュ機能も搭載する。

必要十分な通信性能に加え、価格も割安! 設置しやすいコンパクトさエレコム「WRC-X3000GS」

エレコム
WRC-X3000GS
実売価格例:1万7370円

●本体サイズ/幅140mm×高さ207mm×奥行き40mm
●本体重量/600g

エレコム
無線LANギガビットルーター
WRC-X3000GS
▼セットアップツール対応OS:ブラウザーベースのため、OS依存なし▼有線規格:IEEE802.3ab(1000BASE-T) / IEEE802.3u(100BASE-TX) / IEEE802.3(10BASE-T) 準拠(Amazon)

最大速度を2402Mbpsに抑え、実売価格1万円台後半を実現したコストパフォーマンスの高さが魅力。アンテナを内蔵したすっきりデザインの縦型コンパクトボディは、置く場所を選ばない。スペックは控えめだが、6人家族を想定して、家族全員がテレビやスマホを快適に利用できるよう設計されている。

リーズナブルな価格と高速通信を両立!スマートスピーカーにも対応TP-Link「Archer AX50」

TP-Link
Archer AX50
実売価格例:1万3580円

●本体サイズ/幅260.2mm×高さ38.6mm×奥行き135mm
●本体重量/545g

TP-Link
WiFi 無線LAN ルーター
Archer AX50
▼[特徴]新時代のWi-Fi6を高コスパで実現。intel製”Wi-Fi6″CPUを搭載。▼[高い安定性] OFDMAにより、Wi-Fi5(11AC)よりも4倍のキャパシティを実現。IoTが増えても、より多くの同時通信を可能に。(Amazon)

Wi-Fi 6対応ながら、1万円台前半というリーズナブルな価格を実現。4本の外部アンテナを備え、戸建てなら3階建て、マンションなら4LDKまで快適に利用できる。専用アプリを利用すれば、再起動やアップデートも簡単に行える。Alexaに対応し、スマートスピーカーから、回線速度の測定などが可能。

※価格は記事作成時のものです。

◆解説/篠原義夫(ガジェットライター)
◆イラスト/中山 昭(絵仕事 界屋)

[別記事:注目Wi-Fiルーターカタログ チェックポイント編→]

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