【テザリングとは】キャリアで料金に違いも。iPhone・Androidでの設定方法はコレ

Android

iPhoneは、テザリング機能を「インターネット共有」と呼ぶ。「設定」でこれをオンにすると、ほかの端末からWi-Fi、ブルートゥース、USBのいずれかで接続して、インターネット接続を共有できる。Androidは機種によるが、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」→「Wi-Fiテザリング」で、SSIDやパスワードを設定することが可能だ。

スマホを介してネット接続できるテザリング。便利だがデータ量に注意

スマホには「テザリング」という機能がある。Wi-Fiルーターのように、ノートパソコンやタブレット、ゲーム機などのインターネット接続をスマホが中継できる機能だ。スマホのモバイルデータ通信を、ほかの端末が共有できる機能といってもいいだろう。

iPhoneでは、テザリング機能を「インターネット共有」と呼ぶ。「設定」でこれをオンにすると、ほかの端末からWi-Fi、ブルートゥース、USBのいずれかで接続して、インターネット接続を共有できる。なお、ほかの機器からの接続時にはパスワードの入力が必要になるが、そのパスワードは自分が決めた英数字の文字列に変更できる。

iPhoneは「設定」からオンに

iPhoneは「設定」→「インターネット共有」で「ほかの人の接続を許可」をオンにすると、テザリングが有効になる。ただし、一定時間使わないと自動でオフになる。

ほかの機器から接続する際に入力するパスワードは、安全かつ自分が覚えやすい文字列に変更しておくと便利だ。SSIDは、端末の名前がそのまま表示される。

Androidスマホでは、「テザリング」という名称になっていることが多い。あらかじめパスワードなどを設定しておけば、クイック設定で「テザリング」や「アクセスポイント」という項目をオンにするだけで、ほかの機器から接続できるようになる。

テザリングは、ドコモのスマホは申し込みが不要で、追加料金なしで利用できる。しかし、auとソフトバンクは申し込みが必要で、契約しているプランによっては、月額550円がかかる場合がある。ワイモバイルなどのサブブランドや格安SIMは無料だ。

Androidは「クイック設定」から設定できる

Androidは機種によるが、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」→「Wi-Fiテザリング」で、SSIDやパスワードを設定することが可能。

画面上端から下方向になぞって表示するクイック設定画面に「テザリング」や「アクセスポイント」という項目がある。タップすれば、オン/オフ切り替え可能。

なお、テザリングを多用すると、当然、データ通信量が増える。特に、パソコンと接続すると、大幅に増えるおそれがある。スマホのデータ容量に十分注意しよう。

キャリアのテザリングサービスの違い

運営会社 サービス名 申し込み 料金
NTTドコモ テザリング 不要 無料。台数制限なし。
au テザリング
オプション
必要 「auデータMAXプランPro」「auフラットプラン7プラスN」などは無料。
「auフラットプラン20N」「auフラットプラン25 NetflixパックN」などは
月額550円。最大5台まで利用可能。プランごとにデータ容量の制限もあり。
ソフトバンク テザリング
オプション
必要 「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」などは月額550円。
指定のデータプラン加入者は無料(一部プランは2年間のみ)。

テザリングは便利だが、スマホのデータ通信量が増えたり、電池の減りが速くなったりする点に注意!

※価格は記事作成時のものです。

◆解説/村元正剛(ITライター)

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