【感覚過敏でマスクがつけられない人へ】肌に触れない新感覚マスク「せんすマスク」が予約開始

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まだまだ外出時にマスクが手放せない生活が続く中で、布が肌に触れることによって強い痛みや苦痛を感じてしまい、マスクを着用できない「感覚過敏」の症状を持つ人々が、周囲からの誤解や偏見などに苦しんでいます。この状況を受け、感覚過敏でも会話や咳エチケットとして使える「せんすマスク」が登場。この記事では「せんすマスク」の特徴や開発経緯をご紹介。

マスク社会で「感覚過敏」が問題に

新型コロナウイルスの影響で、まだまだ外出時にマスクが手放せない今日この頃。気温も高くなり、ただでさえマスクをつけたままの外出は熱が籠ることによる不快感や、汗を掻くことによる肌荒れで悩んでいる人も多いと思います。

中でも、周囲の音や光、匂い、触覚などの刺激が過剰に感じられ、痛みなどの強い苦痛を感じてしまう「感覚過敏」の症状を持つ人々は、マスクを着用することが難しく、周囲からの誤解や偏見などに苦しんでいます。

「せんすマスク」が登場

現役中学生の社長が考案

株式会社クリスタルロードが運営する「感覚過敏研究所」は、肌にいっさい触れない扇子型のマスク「せんすマスク」の予約販売を2020年7月15日より開始いたしました。

こちらのマスクは、株式会社クリスタルロードの取締役社長であり、「感覚過敏研究所」所長である現役中学生の加藤路瑛さんが、感覚過敏などの理由でマスク着用が困難な方のために考案したのだそう。

「せんすマスク」について

「せんすマスク」は、見た目の通り、おしゃべりをする際に扇子で口を覆うようにして使います。イメージは平安時代の貴族みたいな感じでしょうか。本来ならマスクを使って飛沫を防ぐところを、扇子を代用するというアイデアが面白いですね!

「感覚過敏研究所」では、「せんすマスク」開発以前から、感覚過敏でマスクを着用できない人たちに向けて、意思表示カードなどを提供していました。

感覚過敏でマスクをつけられない人のための「意思表示カード」

このように感覚過敏の人たちとマスク着用の問題に取り組む中で、SNSを通じて「溶接マスクやベネチアンマスクのようなもので代用できないか」という意見に触れ、そのアイデアをもとに生まれたのがこの扇子型マスクなんだとか。

ポップなキャラクターのデザインが可愛いこちらの「せんすマスク」ですが、どういった特徴をもっているのでしょうか。価格やサイズも気になりますよね。詳しくみていきましょう。

商品詳細

「せんすマスク™」

特徴

1.片面フルカラー印刷+UVコーティング。
2.水に強く、ウェットティッシュやアルコールジェルで拭いてもOK!

サイズ:399×186mm
材質:0.15T 半透明 PP
取っ手カラー:半透明
価格:税込720円(送料別)

購入方法

2020年7月15日(水)より感覚過敏研究所ネットショップにて予約販売を受付中です。商品の発送は8月上旬より順次発送とのこと。7月31日までに申し込んだ場合、5%割引の特典も。

感覚過敏研究所ネットショップ

感覚過敏研究所について

現役中学生・加藤路瑛さんが立ち上げた、株式会社クリスタルロードが運営する研究所。「食べることが苦手で給食を避けるために中学受験を決意、食べ物のにおい・味・舌触り・見た目などで気分が悪くなることが多い、教室や雑踏での騒しい声が苦手で頭痛や体調不良を起こす、衣服の重さに敏感」といった自身の経験を踏まえ、自分の困りごとを解決することで人の役に立てるのではないかと、12歳で起業し、感覚過敏研究所を立ち上げる。感覚過敏の困りごとを解消する商品やサービスを企画しながら、最終的にはテクノロジーでの解決を目指している。

感覚過敏研究所HP

まとめ

新型コロナの影響を受け、まだまだ私たちの暮らしの必須アイテムであるマスク。withコロナ時代を少しでも快適に過ごすために、マスクの着用一つとっても、ひとりひとりの事情に合わせた柔軟な対応が重要です。「せんすマスク」を通して、感覚過敏の症状を持つ人が少しでも快適に外出でき、そして少しでも多くの周囲の人たちからの理解を得られることを願っています。

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