【コロナ禍の夏休み】水中ドローンで遠出をせずに自然満喫!おすすめは子供と楽しめる「CHASING DORY」

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毎日のように「最多更新」と報道される新型コロナウイルスの感染者数。この夏の遠出は自粛することにした人も多いのではないでしょうか。しかし、せっかくの夏だし自然を満喫したいですよね。そこで私が目をつけたのが「水中ドローン」。今回はコンパクトサイズで操作がしやすい「CHASING DORY(ドリー)」をご紹介します。

コロナ禍の夏休み、どう楽しむ?

コロナ禍の今、自粛が当たり前。マスクをして観光するという手もありますが、どこでコロナ感染するのかわかったものではありません。政府の補助金が出るGotoキャンペーンもありますが、Go to Heaven になってしまうと泣くに泣けません。

ただ夏は、自然と戯れやすい季節。なんかいい手はないものかと考えておりますと、1つ思いつきました。子どもの頃からの夢の一つ。釣り漫画でお馴染みの、魚が餌を咥え込む瞬間の撮影です。
本日は、そんな夢広がる水中ドローンを紹介します。

空飛ぶドローンとの違い

水中ドローンですが、空飛ぶドローン(以降 空中ドローン)とどこが違うのでしょうか?

大きくは2つあります。1つ目は法律です。導入期に、首相官邸の屋根に墜落したり、世界遺産を激写しまくったり、と常識外れなことを繰り返してくれたおかげで、空中ドローンはすっかり法律で包囲されることになりました。

航空法、小型無人機等飛行禁止法、道路交通法(第77条)、民法(第207条)、電波法がそれです。

航空法によると、許可申請が必要な飛行場所は「空港周辺」「150m以上の上空」「人家の密集地域」とあります。そして、許可申請が必要な飛行方法は、「夜間飛行」「目視外飛行」「人や建物と30m未満の距離での飛行」「催し場所での飛行」「危険物輸送」「物体投下の禁止」とあります。東京だと、大半は「人家の密集地域」ですし、「人や建物との距離30m」とされるとかなりきついと思います。

道路交通法によると、ドローン飛行は「道路において工事若しくは作業をする者」に当たるそうです。確かに道路の形も撮影できるという意味では、測量士と同じような者ですが・・・。

民法では、土地の所有者、または管理者に許可を取る必要があると定められています。

では凧と同じように、河川敷か公園でとなりますが、都道府県の条例で規制している場合が多く、夢多く語られた空中ドローンですが、なかなか遊ぶ場がない=なかなか認めてもらえない形になっています。

ところが、これが海中となるとほとんど規制がありません。実際は、漁業関連施設(定置網など)に近づいてはいけない、などの規制があり、個人の釣り船などはこれを守りながら釣りをします。そうはいっても、陸の上のようながんじがらめの規制ではありません。

あともう一つは、海中ドローンの操作は無線ではなく「有線」で行います。空中と水中で電波の伝わり方が違うためです。

水中ドローン「DORY」とは

水中ドローン「CHASING DORY」

www.amazon.co.jp

CHASING INNOVATION(チェイシング イノベーション)社は中国の新興企業です。空中ドローン市場自体まだまだ群雄割拠の時代ですが、水中だともっとすごい。新興でも、良いモノを作れば、即トップという状況です。チェイシングは、ネットファンドを利用して資金調達。頑張っている会社です。

そして水中ドローンですが、まだ何に使うの何が分からない状態。空中だって大きな口は叩けません。初期は空撮、測量。次に検査とニーズを伸ばしましたが、今は農業が伸びています。以降は輸送だとか。ドローンは技術により、できることが大幅に変わってくるので、現在がいつまでも続くわけではありません。2〜3年でメインが変わっていく市場です。不安定ですが、逆に全てに伸び代があるような状態。

そして、チェイシングは名機 GLADIUS(グラディウス)を世に出します。使い勝手もよくバカ受け。愛好者を増やしていきます。また機種もminiなど増やしていきます。水中も空中同様、小型化がトレンドです。

特徴(1)コンパクトサイズ

CHASING DORY(ドリー)は、昨年11月に発売された最新モデル。最大のポイントは、すごーく小さいこと。大学ノートに隠れるサイズで、1.3kg。どこにでも持って行けます。水中ドローンは、水がないとでくの坊ですから、水場へ楽々運べることは重要です。

大学ノートより小さい。

camp-fire.jp

特徴(2)スペックが本格的

次のポイントは、スペックが本格的であること。水深15mまでOKです。カメラは1080p HDですからハイビジョン画質。レンスはf1.6ですから、すごく明るい。水中では光の減衰が大きいので、明るいレンズでないと、キレイ撮影できません。また、ヘッドライトも装備されています。視野角:100°、焦点距離:4mmですから、かなりいい感じの画を撮ることができます。さらに、最大仰俯角は±45°なので、その場で上下見回すことも可能です。

テザーロープ長は15m。スマホで見ながらコントロールすることができます。ロープが短いとお考えの人は、間にWi-Fiベースステーションを噛ませれば、スマホから15m離れても操作可能です。15mって結構あります。ちなみに、「僕は操縦、貴方は撮影」と1台を2人で操作することも可能です。当然、その映像をさっさとアップすることも可能です。

ちなみに、1回の充電で約60分稼働できるそうです。要するに、どこにでも持って行けて、手軽に遊べるのが、ドリーなのです。

水中ドローンが近づくと魚は逃げないのか?

DORY@しながわ水族館

私がドリーを見て真っ先に考えたのは、釣り餌、若しくはルアーに魚が食らいつく瞬間の撮影ができないかということでした。実は水中ドローンの発表会が行われたのは、しながわ水族館。閉館後の水槽の中ドローンをお魚さんと動かしてくれました。

CHASING DORY @しながわ水族館 26, Sep, 2019

youtu.be

結果、わかったのは、そんなに逃げないんだなぁということです。光に直接照らされた時などは反応します。しかし、音、振動にはあまりという感じです。つまりやりようによってはOKということです。後は魚との知恵比べ。幼いころに考えながら釣りをしたように、とても「ワクワク」してきます。

ベストショットも大切ですが、この「ワクワク」というのは、人が生きる上でとても大切。それをもたらしてくれる家電とも言えます。

DORYの価格

基本セット(本体、WiFiベースステーション、保護ケース、充電器、テザーロープ)の定価は5万9800円(税込)。正直かなり安いと思います。

本機さえあれば、自然に馴染みの薄い子供でも大喜びすること間違いなし。今年はドリーを引き連れて、好奇心を刺激するミニ探検はどうですか?わざわざ遠くに出かけなくても、ご近所でも全く違う世界が見えてきます。

CHASING INNOVATION 水中ドローン CHASING DORY
■本体仕様 寸法:247 x 188 x 92 mm 重量:1.3 kg 最大深度:15 m スピード:静水で最高1.5ノット(0.77 m/s)
■ブイ仕様 寸法:130 x 130 x 88 mm 重量:160g ストレージ:16GB 最大WiFi距離:15m
■カメラ仕様 CMOS:1/2.9 inch レンズ:f/1.6 フォーカス:4 mm ISO距離:100-3200
■充電器仕様 Power:12.6 V、2 A 充電時間:約 2 時間
■LED仕様 明るさ:2 x 250 Lumens 色温度:4000 K – 5000 K CRI:80
¥39,798
2020-07-30 11:12

◆多賀一晃(生活家電.com主宰)
企画とユーザーを繋ぐ商品企画コンサルティング「ポップアップ・プランニング・オフィス」代表。米・食味鑑定士の資格を所有。大手メーカーでオーディオ・ビデオ関連の開発に携わる。趣味は東京散歩とラーメンの食べ歩き。

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