【無料の音楽アプリ】おすすめは Soundcloud サウンドクラウドの使い方 AppleMusicとの違いも解説

アプリ

今回は、10年以上の歴史を持つ最強の無料音楽サービス「SoundCloud(サウンドクラウド)」についてご紹介します。Apple musicやSpotifyなど、サブスクリプション型の音楽配信サービスが主流となった現在。無料のアプリもあるものの、機能制限などがあって不便に感じることがほとんどです。中には違法アプリも存在するとか…。ほぼ毎日SoundCloudを利用し、自身も音楽活動を行うヘビーリスナーのライターが、実際に利用してみた感想も交えて徹底解説。音楽好きは要チェックの内容です!

SoundCloudとは?

SoundCloudは、2008年にドイツで誕生した音楽プラットフォームです。音楽配信やストリーミングサービスのパイオニアとして、国内外で愛用されています。月間アクティブユーザー(MAU)が1億7500万人を超えるなど、世界最大級の音楽アプリとして海外では高い人気を誇っています。HipHopのサブジャンルである”Trap”など、SoundCloudが流行のきっかけとなった音楽も存在し、世界のトレンドを牽引している存在です。ただ、日本では主にクリエーターや一部の音楽好きにのみ愛用されており、その知名度は決して高くはありません。

そこで続いては、他のアプリとの違いや特徴・メリットなど、SoundCloudを使ってみたくなる情報をお伝えしていきます。

soundcloud.com

他の「サブスク型」音楽アプリとの違いは?

YouTubeに近いサービス

SoundCloudと、いわゆる「サブスク型」の音楽サービスは、似ているようで違うアプリです。まずは、SoundCloudとサブスクリプション型サービスの比較表をご覧ください。ここでは、Apple Musicを例として比較します。

SoundCloud サブスク
(Apple Music)
料金 無料
(有料プランあり)
月額980円
楽曲数 約2億曲 約6000万曲
配信方式 ユーザーによる
アップロード
音楽会社、
ディストリビューター
による提供
オフライン再生 ▲(一部音源はDL可)
ビットレート
(音質)
128kbps(中程度) 128~256kbps
(中~やや高)
公式ソースを元に作成

SoundCloudと、サブスクリプション型サービスとの大きな違いは、音源の配信方式にあります。Apple MusicやSpotifyとは異なり、SoundCloudは、登録ユーザーが自身で楽曲をアップロードして配信しています。どちらかといえば、YouTubeに近いサービスだと言えるでしょう。公的にリリースされた音楽を聴くことは基本的に不可能ですが、オリジナリティあふれる新人アーティストの音楽や有名人による無料音源など、他には無い独自の音楽を楽しめることが特徴です。

Soundcloudのメリットや魅力

もちろん、独自の音楽コンテンツを無料で楽しめることだけがSoundCloudの魅力ではありません。続いてはSoundCloudならではのメリットや魅力をご紹介します。

配信曲数は2億曲以上!

SoundCloudの配信曲数は、2019年に2億曲を突破しました。Apple Musicの配信曲数が約6000万曲、Spotifyが約5000万曲、Amazon Musicが約6500万曲であることを考慮すると、この数値の膨大さが理解できるでしょう。世界中のアーティストが独自に公開しているさまざまな音楽を無料で楽しめることは、SoundCloud独自の魅力と言えます。

SoundCloudでしか聴けない音楽も多数存在

SoundCloudには、他のプラットフォームで提供されていない音楽も存在します。例えば有名アーティストのデモ音源や人気DJのミックス、最新アルバムのトレーラーなど他では聴けないものがさまざま。無料だからこそ、多種多様の音楽が公開されることもSoundCloudならではのメリットです。

プロアマ関係なし!多彩なユーザーが音楽を配信中

SoundCloudはプロ・アマ問わず、誰でも自由に音楽を投稿できるサービスです。そのため、有名アーティストから無名の新人まで、幅広い層が音楽を発表しています。海外だとポール・マッカートニーやトラヴィス・スコット、スクリレックスなど著名アーティストのアカウントが多数存在し、国内でもゲスの極み乙女やPerfume、tofubeatsなどの人気アーティストが利用中です。

また、SoundCloudには「自分で音楽をアップロードできる」という他の音楽アプリに無いメリットがあります。

「趣味で音楽を作ってるけど、発表する場が無い…」
「好きな音楽をカバーしたけど、公開先が無い…」

といった悩みを持つ方にもオススメです。

SoundCloudの使い方

SoundCloudの魅力は伝わったでしょうか?ここからは、実際の使い方を解説していきます。

アカウント登録~利用開始までの流れ

(1)アプリストアで「SoundCloud」を検索し、ダウンロードします。


(2)アプリを開き、「Create an account」を選択します。
(※既にアカウントをお持ちの方は「I already have an account」を選択)

「Create an account」を選択

(3)Facebook,Googleアカウント,Apple IDのいずれかを利用するか、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを発行します。

規約同意の確認ボタンが出てくるので、最後の「Accept & Continue」をタップします。

アカウントを発行

(4)年齢・性別を登録します。(Genderは男女だけでなく、「どちらでもない」「自由入力」が選択可能です。多様性への配慮も嬉しいポイントですね。)

年齢・性別を登録

(5)最後に、好きな音楽ジャンルなどを選択すれば登録完了です。

好きな音楽ジャンルなどを選択

SoundCloudの操作方法まとめ

SoundCloudの登録が済んだら、早速利用!…と言いたいところですが、見慣れない操作画面に戸惑う方も多いのではないでしょうか。そこで、SoundCloudの大まかな機能を解説します。

SoundCloudの操作方法

ここでは、筆者アカウントのメイン画面をご紹介しつつSoundCloudの操作方法をレクチャーします。

画面下端のアイコンは、それぞれ「ホーム」「ストリーム(アクティビティ)」「検索」「ライブラリ」です。ホーム画面ではおすすめユーザーや最近聴いた曲の関連プレイリスト、チャートやジャンル別のプレイリストを確認できます。まずはここから始めてもよいでしょう。

「ストリーム」タブでは、フォロー中のユーザーのアクティビティ情報を確認できます。「サーチ」タブでは、アーティスト名や曲名、ジャンルなどさまざまなキーワードで楽曲やユーザー、プレイリストなどを検索できます。「ライブラリ」タブでは、お気に入りの曲やプレイリスト、フォロー中のユーザーや最近聴いたアーティストや楽曲などを確認できます。

ホーム画面

SoundCloud独自の機能
(1)Repost

Repost(リポスト)は、お気に入りの曲を自身のアカウントのタイムライン上で共有できる機能です。音楽再生中、メニューから「Repost on SoundCloud」を選択します。

メニューから「Repost on SoundCloud」を選択

その後、ストリームタブを確認すると、リポストした音楽が更新情報として公開されていることを確認できます。

リポストした音楽が更新情報として公開

この機能により、自分の好きな音楽をフォロワーへと拡散することができます。Twitterのリツイートに近い機能です。

SoundCloud独自の機能
(2)Stations

Stations機能は、他の音楽アプリにも存在するようないわゆるオートミックス機能です。聴いている音楽に近いものをSoundCloudのAIが自動的にリストアップし、自分だけのプレイリストを作成してくれます。まずはリポストと同じく、音楽再生メニューから「Start Station」をタップします。

音楽再生メニューから「Start Station」をタップ

すると、ベースとなる楽曲に応じたプレイリストが自動生成されます。音楽との相関性や視聴の傾向など、さまざまな要素から決定される自分だけの内容です。

プレイリストが自動生成

SoundCloudを利用する際の注意点

たくさんの音楽やDJミックス、カバー曲やデモ音源などを楽しめるSoundCloudですが、利用の際にはいくつか注意点があります。

まず、他の音楽アプリとは違いストリーミング再生にしか対応していない点です。端末の契約内容にもよりますが、通信制限などにご注意ください。また、稀に一部ユーザーがカバーやリミックスではなく、本物の音源を違法アップロードしていることがあります。単なるストリーミング再生を犯罪と扱うかは議論が分かれるところですが、くれぐれも触れないよう注意しましょう。

まとめ

今回はSoundCloudの特徴や魅力、使い方をご紹介しました。
普通のサブスク系アプリとは違い、ユーザー参加型のプラットフォームであることに戸惑う方もいるかもしれませんが、逆に「自分だけのお気に入り」を見つけられる場所でもあります。「最近、どんな音楽を聴けばいいかわからない…。」「いつものプレイリストに飽きたけど、ピンと来るアーティストがいない…。」「メジャーな音楽に飽きたから、違うジャンルを知りたい」といった悩みがある方もそうでない方も、ぜひ一度SoundCloudの世界を体験してみてください。

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