【意外!?】東京都内 天然温泉つきの銭湯 おすすめはココだ!温浴施設マニアのライターがレポート

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この記事では、東京都内の天然温泉付きオススメ銭湯をご紹介します。温泉と言えば遠くの観光地や出掛けた先で楽しむもの…というイメージが付きものですが、実は身近な存在であることはあまり知られていません。そこで今回は、都内を中心に銭湯からサウナ・スパまでさまざまな温浴施設に通い詰める筆者が、気軽に楽しめるオススメの施設をご紹介します。

都内は意外と温泉に恵まれた立地!

実は、東京都内は温泉に恵まれた立地として知られています。日本温泉協会のWebサイトによると、全17件の温泉地が存在しており、さまざまな泉質の天然温泉が楽しめることがわかります。施設数も公衆浴場だけで41軒運営されており、スーパー銭湯や健康ランドなども入れると数多くの施設で天然温泉に浸かることができます。

東京都内にはさまざまな泉質の天然温泉がある(写真はイメージ/Adobe stock)

そんな東京都の温泉事情ですが、実際にどんな場所でどのような泉質の温泉に入れるか探しても分かりづらいことでしょう。そこで、次からは筆者が厳選したオススメ温泉付き銭湯をエリア別にピックアップしていきます。

都内中心部天然温泉付き銭湯

千代田区・中央区・港区・渋谷区・新宿区といった大都市圏が集中するエリアでも、実は天然温泉を楽しむことができます。

港区「麻布黒美水温泉 竹の湯」

その名の通り、天然の澄んだ黒湯が魅力の銭湯です。麻布十番駅から徒歩6分の好立地にありながら、本格的な温泉に浸かりながら昔ながらのノスタルジーあふれる一時を楽しむことができます。サウナのあとに入りたい水風呂にも天然の黒湯が使われており、肌触りのよい水質で冷たさを感じずにしっかりと浸かれます。ランニングステーションとしても人気が高く、さまざまな人が行き交う施設です。

渋谷区「渋谷笹塚温泉 栄湯」

笹塚駅から徒歩6分の場所に位置する、2014年にリニューアルしたばかりの銭湯です。無色透明でソフトな肌触りが魅力の温泉が堪能でき、銭湯とは思えないモダンな内装から世代を問わず多くの人から人気を博しています。
温泉だけでなく、日替わりの薬湯やサウナなども楽しむことができ、休憩室やマッサージチェアなども完備している充実の設備が魅力です。

23区西部エリア天然温泉付き銭湯

品川区・目黒区・大田区・世田谷区といった神奈川県沿いのエリアや、中野区・杉並区・練馬区など都内中央に位置するエリア、板橋区・北区など埼玉県沿いのエリアとさまざまなバリエーションがある23区西部エリア。
特に大田区には濃厚な黒褐色で有名な「蒲田温泉」も存在し、都内で温泉と言ったら外せない場所です。

大田区「蒲田温泉」

蒲田駅よりバスで通えるこちらの銭湯は、全国的に有名な蒲田温泉の中心とも言える老舗の銭湯です。高温・低温2種類の黒湯が楽しめるだけでなく、施設2階には昔ながらの温泉地のような宴会場もあり、ちょっとした旅行気分も味わえます。蒲田には他にも多数の黒湯温泉が存在しますが、まずはぜひ一度こちらに訪問していただきたいです。

品川区「戸越銀座温泉」

大田区に負けず劣らず多くの温泉を抱える品川区でオススメなのが、戸越銀座の中ほどに位置する「戸越銀座温泉」です。デザイン性の高いモダンな内装の中、天然の黒湯に浸かることができます。週替わりで男女の浴槽が入れ替わるため、通えば通うほど違った魅力を発見できる銭湯です。

板橋区「前野原温泉 さやの湯処」

志村坂上駅から徒歩8分の「さやの湯処」は、温泉ファンなら知らない人がいないほど有名なスーパー銭湯です。黒湯が主流の都内では珍しいとされる、塩分濃度の高い濁り湯を源泉かけ流しで堪能できます。
古民家を再生して造られた純日本風の施設でうぐいす色の濁り湯にゆっくり浸かると、自分が都内にいることを忘れかけてしまうような一時を体感できるはずです。

23区東部・23区外のオススメはこちら

23区東部エリア天然温泉付き銭湯

足立区・葛飾区・荒川区・台東区・墨田区・江東区・江戸川区といった、下町としても人気の東部エリアではさまざまな温泉を楽しむことができます。

台東区「天然温泉 湯どんぶり栄湯」
※2020年10月まで改装中

浅草エリアに位置する「湯どんぶり栄湯」では、メタケイ酸泉という無職透明で肌触り柔らかな天然温泉に浸かることができます。大きな露天風呂がこちらの魅力で、少し混雑しても気にならないことが嬉しいポイントです。店名通り、壺湯の「どんぶり風呂」に一人でゆっくり入ることもでき、下町情緒と相まって銭湯らしからぬ贅沢な入浴体験が味わえます。
※2020年10月上旬まで改装中です。

天然温泉 湯どんぶり栄湯

14 温泉

www.11-26.net

墨田区「御谷湯」

錦糸町から徒歩15分ほどの住宅街に佇むのが、スカイツリーを一望できる老舗の銭湯です。天然の黒湯が25度の低温、39.5~42度の中温、43~46度の高温と3種類楽しめます。
2015年にリニューアルを果たし、高級旅館のような洗練されたレイアウトで上質な一時を楽しむことができます。更に都内初の「福祉型」銭湯として、要支援・要介護認定を受けた方や障害を抱える方と介助者が利用できる家族風呂も備えており、すべての方々に開かれた憩いの場として人気を博しています。

江戸川区「乙女湯」

船堀駅徒歩7分の場所に位置する「乙女湯」では、熱々の黒湯や大型のサウナ、冷たい水風呂が楽しめます。お湯の温度は高めですが、より東京の銭湯らしさを味わえる魅力的なポイントと言えるでしょう。サウナ料金を払えば専用スペースも利用できるため、温泉だけでなくサウナも楽しみたい方にオススメです。

23区外天然温泉付き銭湯

さいごに、23区外のオススメ温泉についてもご紹介します。

小平市「テルメ小川」

青梅街道沿いに位置する「テルメ小川」は、男性浴場が和風・女性浴場が洋風と異なる2つのエリアを備えたスパ施設です。加水無しの源泉100%で供給されるアルカリ性温泉は美肌の湯とも呼ばれ、濃厚な泉質がポイント。男性は洞窟風呂や打たせ湯を、女性はローマ調のテルマリウムやトルコ伝統のハマームを楽しむことができます。広々とした敷地のなかで1日ゆっくり過ごしたい方にオススメです。

西多摩郡「奥多摩温泉 もえぎの湯」

奥多摩にひっそりと佇む「もえぎの湯」は、日本最古とも言われる地層の奥深くから湧出する天然温泉を大自然の中で楽しめる施設です。ツルツルとした肌触りが特徴の奥多摩温泉に浸かりながら四季折々の風景を眺め、都会の喧騒から離れた時間を過ごすことができます。

まとめ

麻布から奥多摩まで、さまざまな場所の天然温泉付き銭湯をご紹介しました。どの施設にも確かな魅力があり、ぜひ近場から足を運んで確かめていただきたいです。まずは自宅や職場の近くから、東京都内の温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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松島広人(フリーライター)

Webディレクターとしてコンテンツの企画・編集・校正・執筆・SEOを担当する傍ら、フリーランスのWebライターとしても精力的に活動。業種・業界を問わず多数のジャンルを手がける。ポップカルチャー・サブカルチャーにも精通しており、幅広い知識を活かしたライティングを得意とする。

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