【自転車】後付けのサドルサスペンションで乗り心地が劇的に変わる!ゴリックス「GX-SSP」のココが凄い!

スポーツ・アウトドア

今回は、サドル(座面)とシートポスト(サドル支柱)の間に付けるだけのサスペンション、GORIX(ゴリックス)「GX-SSP」を筆者が実際に購入から取り付け、試乗した感想をレポートします。自転車に付きものの振動や衝撃と、それに伴うお尻の痛み。特にスポーツタイプのサドルはクッション性が低いものもあり、長時間の乗車で疲れがちです。そんな悩みをわずか2000円で解消できる画期的な商品をご紹介します!

取り付け簡単でコスパ◎GORIX「GX-SSP」

GX-SSPは、自転車パーツや周辺機器を取り扱う総合パーツブランドのGORIX(ゴリックス)からリリースされているサドルサスペンションです。
自転車のサスペンションと言うと、マウンテンバイクのようにフレームやフロントフォークにあらかじめ備え付けられているパーツのイメージでしょう。

GORIXからリリースされているサドルサスペンション、GX-SSP

gottsu-a.com

しかしこちらの商品はサドルとシートポストの間に取り付けるだけのシンプルな仕組みを採用しており、ほとんどの自転車に共通する規格に組み込むタイプのため既存のパーツを変えずに利用できます。
しかもお値段は驚きの2000円台。コストパフォーマンスも良く、路面の荒れや段差の多さが気になる方にぜひ一度試していただきたいパーツです。

実際に利用した感想レビュー

わずか2000円台という価格帯で取り付けも簡単なことから、ぜひ利用したいGORIXのサドルサスペンションですが、あまりにも格安でむしろ心配になってしまう方も少なくないでしょう。
そこで、ここからは筆者自身で購入して試した結果をレポートしていきます。

2000円台という価格帯で取り付けも簡単

サスペンション性能は抜群!安定性も問題なし

以前、特選街webでもレビューしたファットバイク「BRONX 20DD」に装着して利用してみました。ファットバイク自体、クッション性に優れる特徴を持つ自転車ではあるものの、普段の街乗りに合わせて空気圧を高めにしているため、やはり路面の荒れによる振動が懸念点でした。
そこでGORIX「GX-SSP」を装着したところ、格段に路面から伝わる振動が減って乗りやすくなりました。サドルが自転車から独立するような形状となるため、ちょっとした段差などで感じる揺れはほとんどカットされます。

スプリング鋼を採用しており、不安定なように見えて安定感抜群

GORIXのサスペンションはサドルとシートポストの間に細いパイプを噛ませるような形状のため、一見「本当にこれで支えられるの?」と不安定なように感じられるビジュアルです。

サドルとシートポストの間に細いパイプを噛ませるような形状

しかし、スプリング鋼という文字通りバネなどに利用される素材が採用されているため、折れそうな雰囲気は全くなく、安心して体を預けられます。
クランプをずらせばスプリングの効き具合を調節できるため、大柄な方はサスペンションが跳ねすぎないよう、前に寄せると良いでしょう。

ちなみに体重60kgの筆者はちょうど中間に位置するようなセッティングに調節していますが、サスペンションを感じつつ安定性にも優れた乗車感になりました。最大100kgまで対応可能で、小柄な方や女性の方はより後ろのポジションに設定してサスペンション効果を強めてもOKです。

取り付け方を解説!

ここまで、実際に利用した感想をレポートしていきましたが、いくら簡単に取り付け可能とはいえ自転車のパーツ交換と縁のない方には難しそうに見えるかもしれません。そこで、取り付け方を解説します。

作業に必要なものは?

取り付け作業に必要なのは「六角レンチ」と「モンキーレンチ」だけです。GORIXのサスペンション本体にも付属しますが、自転車によってサドルやシートポストを固定しているレンチの径が異なる場合もあるため、ホームセンターなどでセット売りされているものを用意するのがベストです。多くの場合、数百円~千円程度で購入できます。
また、多くのサドルがシートポストとの間をボルトで固定する機構となっているので、さまざまな大きさに対応できるモンキーレンチを1本用意しましょう。こちらもホームセンターなどで数百円から購入可能です。

取り付け工程(1)
まずは自転車からサドルを外す

取り付けにあたって、まずは自転車からサドルとシートポストを外し、パーツごとに独立するよう分解します。シートポストは付けっぱなしでも作業できますが、両方外して手元で組む方が簡単です。

取り付け工程(2)
サドルのレールをサスペンションに装着

六角レンチでクランプ(固定装置)のネジを緩め、装着ポジションを決定します。サドルのレール部をサスペンションで拡張するようなイメージです。

サドルのレール部をサスペンションで拡張するようなイメージ

写真のように、上部のパーツでサドルのレールを挟み込むようにしてネジを締め、クランプを固定しましょう。このとき、ネジ締めが緩いと乗車中に位置がズレたり脱着したりするおそれがあるため、固定できているかを入念に確認してください。

上部のパーツでサドルのレールを挟み込むようにしてネジを締め、クランプを固定

取り付け工程(3)
シートポストの所定の位置にサスペンション下部を装着

サドルへの取り付けが終わったら、続けてシートポストにサスペンションの下部を装着するイメージで固定します。
GORIXのサスペンションはほとんどの自転車用サドルと同じ径で作られているため、一部の特殊規格を除いてそのままシートポストへ取り付け可能です。
シートポストによって固定方法はさまざまですが、サドル交換と同じく固定用パーツを緩めてレールの位置を決め、ネジを締め直すだけで装着できます。しっかりと固定できていることが確認できたら、シートポストを自転車に付け直して作業完了です。

固定用パーツを緩めてレールの位置を決め、ネジを締め直すだけで装着できる

取り付けが終わったら試乗してみて、固定やポジションなどを確認しておきましょう。問題なければそのまま利用し、違和感があれば再度調整してください。

まとめ

GORIX(ゴリックス)
自転車サドルサスペンション
GX-SSP
▼本体サイズ:約16 x 8.5 x 5 cm▼本体重量:約350g▼材質:特殊スプリング鋼クランプと 6061航空アルミニウム▼荒れた路面や段差が多い地面など、今までダイレクトに体に受けて辛い方におすすめです。 ▼サスペンションが地面からの衝撃をしっかり吸収し体への衝撃を減らします。(Amazon)

今回はサドルに取り付けるだけの画期的な自転車サスペンション、GORIX「GX-SSP」の使用感や取り付け方を解説しました。不器用な筆者でも簡単に装着でき、お値段も安いためぜひ一度試していただきたいアイテムです。通勤やお買い物の際に通る道のコンディションが気になる方、長距離ライドで疲れを感じている方は早速導入してみてはいかがでしょうか。

PR

大切な愛車を守る“最後の砦”!データシステム『カースティールブロッカー』で乗り逃げを阻止する!【盗難防止】[PR]
ひと昔前と比べれば減少傾向にはあるものの、依然として自動車盗難が各地で発生している。ここ数年の盗難被害台数は、1年間で5000台以上! なかでも、プリウス、ランクル、レクサスLX、アルファードなどのトヨタ車に盗難事例が集中している。大切な愛...

PRニュース