【アップロード編】スマホからYouTube投稿する方法を解説!無料アプリを使って動画編集してみよう

暮らし・生活・ペット

ここでは、スマホ向けの無料アプリを使って動画を編集し、YouTubeにアップロードする方法を解説する。初心者には、編集アプリ「InShot」がおすすめだ。また、「YouTube Studio」は、自分のチャンネルをスマホで管理するためのアプリだ。アクセス数の確認やコメントの対応などもできる。

▼こちらの記事もお読みください。
【撮影編】スマホカメラでYouTubeに動画投稿する方法
https://tokusengai.com/_ct/17408677

まずは、不要なシーンを削除(カット)していこう

動画の前のほうと後ろのほうのカットは、YouTubeアプリでもできるので、左の写真では途中をカットする方法を紹介しよう。

不要部分を切り取る

(1)アプリを起動後、「ビデオ」を選択し、「新しい」をタップして動画を選択(複数可)する。

(2)編集用のボタンが並んでいる。カットするには「プレカット」をタップ。

(3)まず、「カット」をタップ。スライダーをドラッグして不要部分を暗くしたら、「✓」をタップ。

編集が終わったら右上のボタンをタップし、解像度とフレームレートを選んで「保存」をタップ。

無料版は広告が表示されるので、少し待ってから右上の「×」をタップ。保存後の再編集も可能だ。

編集アプリは、初心者なら「InShot」がおすすめ

撮影した動画をそのまま投稿することもできるが、多くの人は動画編集アプリで編集してから載せている。

とはいえ、本格的な編集となると高価なアプリが必要になるし、初めのうちは凝った編集はしなくていい。余計な物が映り込んだ部分のカットや文字入れなどの簡単な編集で十分だ。

ここでは、iPhoneとAndroidの両方で使える無料動画編集アプリの「InShot(インショット)」を紹介しよう。

InShotは、不要部分のカットや文字入れ、音楽の追加、ステッカーの追加など、多くの機能を搭載している。無料版は広告が付くが、有料版にすれば非表示になる。

スマホで動画編集ができる

InShot(無料)
提供元:InShot Inc.
対応OS:iOS、Android


iPhoneは「AppStore」、Androidは「Playストア」からダウンロード(写真はAppStore)。

タイトルやテロップなどの文字を入れる

動画に文字が入っていると、わかりやすさが増すものだ。YouTubeの編集画面でも字幕は入れられるが、動画上の好きな位置には入れられない。InShotなら、好きな色とサイズの文字を自由に入れられる。
その際、文字を見えやすくする工夫が必要。例えば、明るめの色の動画なら、白色の文字に赤色のフチ取り、反対に暗めの色の動画なら、赤色の文字に白色のフチ取りを入れるといい。「テキスト」で文字色、「ボーダー」でフチ取りの色を選ぼう。「テキスト」ボタンの左にある「ステッカー」では、イラストも追加できるので、文字と併用するとおもしろい動画ができる。

音声にない感情などを文字で入れよう

(1)文字を入れたい箇所までスライダーをドラッグし、「テキスト」をタップする。

(2)文字を入力する。ドラッグで移動させることができ、右下の矢印でサイズ変更が可能。

(3)「色」ボタンをタップし、下部のサンプルからフチ取りタイプを選んで色を選択、「✓」をタップ。

動画の明るさを調整しよう。音楽を挿入することも可能

写真の明るさ補正と同様、動画でも明るさを調整できる。InShotの場合は、編集画面の「フィルタ」から行う。コントラストや温度、彩度の調整も可能だ。

動画に音楽を入れる場合は、音楽CDやネットにある音楽を勝手に使うのはNG。自分で作曲や演奏ができる人はいいが、そうでない場合は、YouTubeや「DOVA─SYNDROME」のサイトなどにある著作権フリーの音楽をダウロードして使おう。

なお、InShotで用意されている音楽は、著作権フリーではないので使わないように。

明るさを調整し、音楽も入れる

(1)「フィルタ」をタップし、次の画面で「調整」をタップする。

(2)「明るさ」をタップして、スライダーで調整し、「✓」をタップ。

(3)音楽を入れる位置までドラッグし、「音楽」をタップ。

(4)「曲」をタップし、ダウンロードした音楽を選択する。

投稿できるファイル形式やファイルサイズを確認する

YouTubeは、さまざまな動画ファイル形式に対応しているが、デジカメで撮影したHD動画や特殊な動画編集ソフトで作成した動画ファイルの中には、投稿できない形式のものがある。その場合は、動画編集ソフトで「MP4」形式に変換してから投稿しよう。

投稿できるファイルの最大サイズは、128Gバイトまたは12時間のいずれか小さいほうとなる。解像度に関しては、なるべく高いほうがいい。画面の横縦比は16対9にする。比率が異なる場合は、動画サイズと視聴に使う端末の画面に合わせて自動調整される。

ファイル形式などについてはヘルプページを参照

動画ファイル形式
サポートされている動画ファイル形式はMOV、MPEG-4、MP4、AVI、WMVなど多数。

ファイルサイズ
アップロードできる動画ファイルのサイズの上限は「128GBまたは12時間のいずれか小さい方」とある。

解像度とアスペクト比
解像度とアスペクト比のページ。横縦比は、今は16対9のみとなっている。

エンコード設定
おすすめのエンコード設定を示すページ。音声はAACーLCを推奨。

公開範囲を設定し、アップロード(投稿)する

スマホでの投稿は、YouTubeアプリを使う。スマホにない場合はインストールしよう。初めて起動したときは、カメラとマイクのアクセス許可が必要だ。

動画を選択する際、一覧に動画がない場合は、スマホの「設定」アプリで、YouTubeの「写真」へのアクセスを許可すると表示される。チャンネルを作成していない場合は、途中で画面が表示されるので作成しよう。

公開範囲は、全員に見せる場合は「公開」、リンクを知っている人だけなら「限定公開」、自分と特定の人のみなら「非公開」を選ぶ。

YouTubeアプリを使った投稿方法

(1)画面上部の「ビデオ」ボタンをタップし、次の画面で動画を選択する。

(2)両端をドラッグすれば、必要な部分だけを残せる。

(3)タイトルや公開範囲を設定し、「次へ」をタップ。

(4)視聴者層の選択を行い、「アップロード」をタップ。

公開後も、タイトルやデータなどを修正することができる

投稿した動画は、YouTubeアプリの画面下部にある「ライブラリ」をタップし「自分の動画」から表示できる。

ここで、タイトルの修正やタグの追加も可能だ。一時的に「公開」していた動画を「非公開」に変更したり、ひとまず「非公開」で投稿した動画を「公開」したりもできる。

タイトルを変更することもできる

(1)「ライブラリ」をタップし、「自分の動画」をタップ。

(2)動画の右の「…」をタップし、「編集」をタップすると編集できる。

試しに投稿した動画を削除するのも簡単だし、公開した動画を削除しても問題ない。

公開済みの動画も削除可能

(1)削除するには、動画の右の「…」をタップし、「削除」をタップ。

(2)メッセージが表示されるので「削除」をタップする。

なお、サムネールの変更やコメントの許可、評価数の表示などは、「YouTube Studio」アプリを使って設定する。

公開動画のサムネールを任意のものに設定する

「YouTube Studio」アプリは、自分のチャンネルをスマホで管理するためのアプリだ。アクセス数の確認やコメントの対応などもできるので、「AppStore(アップストア)」または「Playストア」からインストールしておこう。動画一覧の表紙となるサムネールの設定もこのアプリで行える。

「YouTube Studio」アプリで設定する

(1)「YouTube Studio」アプリ内で動画をタップ。

(2)再生数などが表示されている画面で、右上の鉛筆型ボタンをタップ。

サムネールは、動画の中から自動的に3枚用意されるが、オリジナルの画像を設定することも可能だ。なお、投稿動画の一覧が表示されていない場合は、左上のメニューボタンをタップし「動画」をタップすると表示される。

人目を引くサムネールにしよう

(1)タイトルなどの変更も可。左上の鉛筆型ボタンをタップ。

(2)「カスタムサムネイル」をタップして画像を指定する。

■解説/桑名由美(ITライター)

▼こちらの記事もお読みください。
【撮影編】スマホカメラでYouTubeに動画投稿する方法
https://tokusengai.com/_ct/17408677

PR

大切な愛車を守る“最後の砦”!データシステム『カースティールブロッカー』で乗り逃げを阻止する!【盗難防止】[PR]
ひと昔前と比べれば減少傾向にはあるものの、依然として自動車盗難が各地で発生している。ここ数年の盗難被害台数は、1年間で5000台以上! なかでも、プリウス、ランクル、レクサスLX、アルファードなどのトヨタ車に盗難事例が集中している。大切な愛...

PRニュース