今回は、安くて美味しいワインを5種類紹介。赤、白、そしてボックスワインを取り上げているので、「普段飲み」の参考にしてくださいね。ワインに対して「敷居が高い」「高級」というイメージを持っている方は多いかもしれません。確かにテレビで取り上げられるような高級ワインもありますが、最近では手軽に楽しめる格安ワインで美味しいものも数多く出てきています。
格安ワインとは?
ワインというと「特別なときに飲む高いお酒」という認識が一般的にありますよね。しかし、現在ではそんなイメージを覆す格安ワインが数多く販売されています。
その理由として、技術改革による大量生産が可能になったこと、輸送コストを抑えていることなどが挙げられるのです。
なかでも、チリやオーストラリアといった「新世界」とよばれる地域のワインは安くて美味しいので、日本だけでなく世界中のワインファンに飲まれています。
さらに古くからワインを醸造してきたイタリアなどのワインも、ボックス化することで輸送コストを下げ、格安で売られていることもあるのです。
そこで、今回の記事では1ボトル(750ml)あたり1,000円以下のワインをピックアップ。数あるワインの中で格安で、しかも美味しいものを紹介しています。
サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ・メルロー
サンタ・ヘレナ・アルパカ・カベルネ・メルロー
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サンタ・ヘレナ・アルパカ カベルネ・メルロー
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安くて美味しいワインとしてお馴染みのチリ産ワイン「アルパカ」シリーズの赤です。このワインを作っている「サンタ・ヘレナ社」は、チリのワインを世界に広めたさきがけ的な存在。高品質なぶどうの産地、コルチャグア・ヴァレーを拠点にしている名門ワイナリーです。
そんなサンタ・ヘレナ社が、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを混ぜて作ったワイン。柔らかい味わいの中に広がる、チェリーのような果実感がたまりません。しっかりとしたタンニンのカベルネ・ソーヴィニヨンと、柔らかなメルローが融合した、極めてバランスのとれたワインです。
合う料理
アルパカのカベルネ・メルローに合うのは、牛肉を使った料理です。代表的なのはビーフシチュー。お肉独特のコクと旨味を、バランスのとれたワインが包み込みます。
また、牛肉とチーズを合わせて焼くなどの料理もおすすめ。もともとチーズと赤ワインは合いますが、ビーフが加わることでメインディッシュになります。
和食であれば、すき焼きやタレ焼き鳥などがいいですね。甘辛のたれとの絡みは最高で、普段の和食にワインを合わせることで、普段は感じられない感覚を味わえます。
コノスル・ビシクレタ・レゼルバ・シラー
コノスル・ビシクレタ・レゼルバ・シラー
コノスル シラー ビシクレタ ・レゼルバ
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ラベルの自転車が目を引く「コノスル」も、チリの名門ワイナリー。こだわり抜いて作られたワインの数々は、世界のワインファンを魅了しています。
そんなコノスルが作った「コノスル・ビシクレタ・レゼルバ・シラー」は、黒みが出るほど凝縮された濃厚な赤色が目を引くシラーワイン。しっかりとした果実感、タンニンを感じられるので、味の濃いワインが好きな方におすすめです。
香りもシラーならではのスパイス感がしっかりとしています。さらにに上品な花の香り、樽のロースト感が加わって、深みのある味わいのワインです。
合う料理
シラーのようなスパイシーな香りのワインによく合うのは、しっかりとした味わいの肉料理。ステーキやジビエ料理、スパイス煮込みなど、肉そのものの味をしっかり感じられるものが良いでしょう。
他にも、味のしっかりした料理との相性がバッチリで、中華料理にもよく合います。さらにはガッツリとした揚げ物にも合わせられ、唐揚げやエビフライなど人気の料理にもピッタリです。
しっかりとした肉料理、人気の揚げ物など「今日は食べるぞ」という日に飲みたいワインといえますね。
ヒドゥンパール・シャルドネ
ヒドゥンパール・シャルドネ
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ヒドゥン・パール シャルドネ
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続いては白ワインからヒドゥンパールのシャルドネを紹介します。チリと並んで格安ワインの原産国として有名なオーストラリア。その中でも高い評価を受けている「バートン・ヴィンヤーズ」が作った辛口の白ワインです。
シャルドネらしい柑橘感、ピーチ感とコクのある風味が感じられます。また、フレッシュな酸味もあるので、うまみと新鮮さのバランスが取れたワインです。
合う料理
ヒドゥンパール・シャルドネは、非常にバランスが取れたシャルドネワイン。シーフードサラダやカルパッチョなど、生魚と野菜を使った料理によく合います。
またコクもしっかりしているので、加熱された魚料理やチキンなどの肉料理など幅広い料理と楽しめるのも特徴といえるでしょう。
冷蔵庫でしっかりと冷やすと魅力を発揮するので、夏の暑い時期にぐいっと飲めるワインでもあります。
サンタ・バイ・サンタ・カロリーナ・ソーヴィニヨン・ブラン
サンタ・バイ・サンタ・カロリーナ・ソーヴィニヨン・ブラン
サンタ バイ サンタカロリーナ ソーヴィニヨン・ブラン
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こちらの白ワインは、チリの名門ワイナリー「サンタカロリーナ社」が作るソーヴィニヨン・ブラン。社名の「カロリーナ」は創業者の妻の名前からつけられています。
味わいはとにかくフレッシュで軽快。爽やかな酸味とフルーティな味わいが特徴です。パッションフルーツやピンクグレープフルーツなどを連想させる果実味で、スッキリと飲めます。
スッキリとしたワインが飲みたい、手軽に白ワインを楽しみたいという方におすすめです。
合う料理
サンタ・バイ・サンタ・カロリーナ・ソーヴィニヨン・ブランは、かなり軽やかなワインです。そのため、サラダなどの軽い味の料理にピッタリです。
また揚げ物のなかでは白身魚のフライがオススメで、こってりとしつつ淡白さもある魚のフライをよりスッキリとさせ、料理本来の味を引き立ててくれます。
食前、食中酒としてはもちろん、野菜をおつまみに食後酒としても楽しめる一本です。
タヴェルネッロ ロッソ 3L
タヴェルネッロ ロッソ 3L
タヴェルネッロ ロッソ(バッグ イン ボックス) 3L
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最後に紹介するのは3Lのボックスワイン「タヴェルネッロ ロッソ」です。イタリアの最大手メーカー「カヴィロ社」が作ったワインで、世界一飲まれているともいわれています。
サンジョヴェーゼを100%使用した軽めの味わいで、フレッシュさと穏やかさをバランス良く兼ね揃えた優しい味わいが特徴。毎日飲めるテーブルワインとして、世界のワインファンに受け入れられています。
価格は約2,000円。750mlに換算すると500円で、格安ワインの中でも安価といえるでしょう。なぜこの値段で購入できるかというと、瓶よりも箱のほうが輸送費が安く済むからです。
今回紹介したのは赤ですが白ワインもあるので、とにかくワインが飲みたい方にオススメです。
合う料理
基本的にどんな料理にも合わせられるワインですが、イタリアンと組み合わせると相乗効果が期待できます。中でもパスタとの相性はバッチリで、カルボナーラやイカスミ、トマトソースに至るまで、ほとんどのパスタと楽しめます。
また、ラザニアやグラタンなどの料理もオススメ。さらには定番のピザなど、多くの料理と合わせて飲んでみたいワインです。
みなさんも、オリジナルな組み合わせを見つけてくださいね。
まとめ
今回は、格安で楽しめるワインを5種類紹介しました。現在では「ワインは高いもの」という認識を覆す、美味しくて格安な種類も数多く販売されています。
手軽に買えるため、普段飲みや色々な組み合わせを試すといった楽しみ方もできますよ。
近くのコンビニ、スーパーなどでも多種多様な格安ワインが売られているので、お店を訪れた際はぜひ、試してみてくださいね。
