グラデーションのような色合い花びらがキュートなフラワーと、ブラックココアのてんとう虫を組み合わせれば、ティータイムのおやつも華やぎます。【解説】みのたけ製菓(河村愛子)

本稿は『切っても切ってもかわいい みのたけ製菓のアイスボックスクッキー』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

執筆者のプロフィール

みのたけ製菓(河村愛子)

菓子制作。雑誌の編集部に勤めるなかで料理関係の編集者を志すようになり、ル・コルドン・ブルー東京校に入学。フランス菓子と料理を学び、グランディプロムを取得。2012年より手づくり市等のイベントで、こだわりの素材を使った焼き菓子を販売。カフェやデリのメニュー開発等も手がける。なかでも、愛嬌ある動物を中心としたオリジナルデザインのアイスボックスクッキーが話題となり注目を集めている。著書『切っても切ってもかわいい みのたけ製菓のアイスボックスクッキー』(マキノ出版)が好評発売中。
▼みのたけ製菓(Instagram)

材料(長さ6cm/ 約7〜8枚分)

※生地は下記の分量を目安に多めに用意しましょう。
※カラー生地は少量で作ると計量しにくいため、使用する分量が少ない場合も、50g、100g単位で作るのがおすすめです。

▼ブラックココア生地(黒) (できあがり約320g)
ベース生地 160g
薄力粉 112g
アーモンドパウダー 24g
ブラックココアパウダー 16g
ココアパウダー 8g

▼ラズベリー生地(赤)(できあがり約40g)
ベース生地 20g
薄力粉 15g
アーモンドパウダー 3g
ラズベリーパウダー 2g

▼プレーン生地(白) (できあがり約20g)
ベース生地 10g
薄力粉 8g
アーモンドパウダー 2g

Parts 基本のパーツ

*長さはすべて6cm

A[目]プレーン生地の円柱 直径0.5cm

B[模様]ラズベリー生地の円柱 直径1.8cm

C[肉づけパーツ(体用)]ブラックココア生地280g

D[肉づけパーツ(頭部用)]ブラックココア生地40g

How to make 作り方

(1)パーツを用意する

Aの目、Bの模様、CとDの肉づけパーツを用意する。A・Bのは使う直前まで、冷凍しておく。

(2)生地を丸める

ラップを敷き、Cの肉づけパーツ(体用)を1つにまとめて直径6.5cm程度の円柱型に整え、包丁で縦半分にカットする。

(3)模様を埋めるくぼみを作る

(2)でカットした半円パーツの平らな面に丸箸を押し当て、2カ所くぼみを作る。

(4)模様を埋める

(3)のくぼみにBの模様をのせ、ラップごとまわりの生地を内側によせてBの模様となじませる。

(5)体を作る

(4)に残りの(3)の半円パーツをかぶせ、軽く押し当てて密着させる。

(6)体の形を整える

(5)を手で転がし、円柱の側面を丸く滑らかに整える。

▼15-20分 冷凍

(7)頭部を作る

Dの肉づけパーツ(頭部用)を40g取り、ラップを敷いて直径4cmの半円に整える。

(8)目を埋め込む

(7)の上に丸箸を押し当て、目をのせる位置をくぼませる。その上にAの目をのせ、まわりの生地をかぶせて埋め込み、形を整える。

(9)頭部と体を組み合わせる

頭部と合わせる(6)の上部を平らにカットし、(8)をのせる。

(10)形を整える

ラップをかぶせて生地と生地の境目をなじませ、全体の形を整える。

▼30分以上冷凍

モチーフの完成

切りやすい固さになるまで冷蔵庫で解凍し、0.7〜0.8cmにスライスする。目を竹串で刺して余っているブラックココア生地を埋めて黒目を作り、頭と羽の線を描く。

170度に予熱しておいたオーブンで15分ほど焼き、温度を160度に下げ、さらに5～8分ほど焼いて完成。

なお、本稿は『切っても切ってもかわいい みのたけ製菓のアイスボックスクッキー』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。詳しくは下記のリンクからご覧ください。

切っても切ってもかわいい
みのたけ製菓のアイスボックスクッキー

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※(6)「アイスボックスクッキーのラバーダックの作り方」の記事もご覧ください。