【課金・いじめも?】フォートナイトは子供に危険か?実際にプレイをして感じたメリット・デメリットと注意点

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世界中にプレイヤーを抱えるフォートナイト。CEROレーディングC区分(15歳以上推奨)のゲームですが、小学生でも大人気のゲームです。お子さんがプレイしたがっているものの「子供にやらせるのはちょっと不安」という親御さんも多いのではないでしょうか。筆者も子供にプレイさせるべきか悩んでいました。この記事では、フォートナイトが子供にとって本当に危険なゲームなのか、プレイさせる場合、どのような注意が必要か、実際に筆者の子供にプレイをさせてみて感じた感想とメリット・デメリットをまとめました。

フォートナイトとは

フォートナイトとは、2017年に発売されたゲームソフトです。

フォートナイトはEpic Gamesがリリースする超人気作品

開発元はアメリカ、ノースカロライナ州に本社のあるEpic Games。
同社はアクションゲーム開発をメインとしていますが、その中でもフォートナイトは代表作ともいえる存在です。

本国アメリカでの人気はもちろん、配信開始から徐々に勢いは加速され2020年の時点でプレイヤーは3億5,000万人越え!地球上にいる人間の約20人に1人はプレイをしている計算です。
プラットフォームはPC、Xbox、PlayStationなどですが、現在はSwitchでも無料配信をしています。

フォートナイト – バトルロイヤルなどが楽しめる無料プレイゲーム

フォートナイトはバトルロイヤルなど数々のゲームモードが楽しめる無料プレイのゲームです。フレンドとゆったりとコンサートや映画を楽しんだり、自分だけの島を築き上げたり、最後の1人になるまで戦い抜いたりと多くの楽しみ方があります。

www.epicgames.com

ゲーム内容

フォートナイトのゲーム内容は、「バトルロイヤル」がメインです。

最後の一人まで生き残れ!

世界中に点在するプレイヤー100人と同じ条件下でバトルをスタート。最後の1人まで生き残れれば優勝、というとても単純なルールです。
ただひたすらアクションと作戦を駆使して、戦いを進めていくのみ!

しかし「ストーム」と呼ばれる危険地帯が一定時間ごとにランダムで発生し、それから逃れるためには、常に移動を繰り返さなくてはなりません。
そのため1か所にとどまって戦うことはできず、常に次の安全地帯への移動手段やそこまでの距離を逆算し、行動を考える必要があります。

また、建築要素もフォートナイトの魅力のひとつ。

自分で壁や階段などが作れる

自分でそのへんの木や建築物を壊して材料を集め、壁や階段を作ります。そうして作った建築物は、敵から身を守る擁壁や攻撃をするための高台となるもの。
いかにうまく建築をこなすかが、フォートナイトで勝ち残るための重要な戦略です。

ゲーム以外の要素でもファンを獲得

フォートナイトはその人気ぶりから、世界中のアーティストや商社もマーケティングのプラットフォームとして注目している存在です。

バトルだけじゃない!他にも楽しみ方が満載

フォートナイトには闘うことができない「パーティーロイヤルモード」というのがあります。パーティーロイヤルモードにはステージが設置されており、そこではアーティストがヴァーチャルライブを行ったり上映会を開催したりして、バトルとは違う楽しみ方ができます。

2020年8月には、米津玄師さんが同場所でバーチャルライブを行ったことでも有名です。

米津玄師がパーティーロイヤルに登場 | フォートナイト

youtu.be

米津玄師さんをはじめ、自身のお気に入りアーティストのバーチャルライブ開催をきっかけに、アカウントを作成しログインを試みた新規ユーザーも多くいるそう。
ゲームファン以外も楽しめる要素がたくさんあるのが、フォートナイトが注目を浴び続ける大きな理由のひとつだといえそうです。

人気Youtuberも実況プレイをしている

ヒカキンさんやマイゼンシスターズさんなど、小中学生に人気のYoutuberもフォートナイトの実況プレイ動画を配信しています。
フォートナイトの存在をYoutuberの動画で知った、という子供も多いようです。

無料で遊べる

フォートナイトは基本は無料で遊べるゲームです。現在のユーザーはSwitchをプラットフォームとしている場合が多いようですが、ダウンロードさえすれば課金をせずに遊べます。
もちろん、まったく課金ポイントがないわけではありません。

フォートナイトでお金がかかる部分は、キャラクターのコスチュームやダンスなど、ゲームには直接関係のない装飾部分だけです。

戦闘能力に課金は関係ない

そのため、「課金をすればゲームが有利になる」という要素はないため、見た目にこだわらなければ0円で楽しく遊べます。

CEROレーティングはC区分(15歳以上推奨)

フォートナイトのCEROレーティングはC区分、「15歳以上のプレイ推奨」で設定されています。とはいえ、15歳未満だからダウンロードができない、というわけではありません。
しかし親世代からすると、このCERO「C」という区分が、引っ掛かる方も多いようです。

フォートナイトは子供には危険?

筆者がプレイしてみた感想

私のまわりでは、フォートナイトをやらせている親は少ない印象でした。

子供にフォートナイトを与えていない理由は「戦って殺し合うゲームと聞いたから」「ボイスチャットなんて怖いから」「そもそも15歳以上対象のゲームだから」「子供には刺激が強すぎるから」というものがほとんどです。

実際に私もそう思い、子供にはプレイをさせていませんでした。
しかしひょんなことでプレイのきっかけができたため、ダウンロードを開始。

親がそばについて子供にやらせてみたところ、上記のような想像とは違う部分もありました。実際にプレイをさせてみて思った、親の感想をご紹介します。

(1)思ったほど残酷な要素はない

フォートナイトは、もっと残酷な戦いが繰り広げられるものかと思っていました。

生々しい描写は少ない

しかし実際は血が流れるわけでもなく、かなりカジュアルな戦闘シーンが繰り広げられるだけ。
キャラクターの服装も露出控えめで、「子供に見せたくないな」と思うシーンは少なかったです。

(2)不安だったチャット機能は「オフ」できる

私がフォートナイトを敬遠していた大きな理由は、ボイスチャット機能です。
もし息子がプレイをして、上手にできなくて「へたくそ!」「やめろ!」といった声が入ってきたら……良い気分はしません。

しかし実際はチャット機能をオフにしてプレイをすれば、自分の声が聞こえることもなく、相手の声も聞こえなくなるようです。
そもそもマイク付きイヤホンがないとチャット機能は手も足も出せません。

ボイスチャット機能には正と負の側面がある

ボイスチャットができるとお友達とのプレイももっと楽しくなるようですが、わが家では今はまだ、チャレンジさせていません。

子どもがプレイする際のメリット、デメリットを紹介!

フォートナイトを子供がプレイして感じたメリット

フォートナイトを敬遠していたわが家も、実際にやらせてみれば「なるほど、人気の理由がわかる」と思えるメリットがいくつかありました。

(1)いろいろなゲームの要素が詰まってる

ひとつのゲームに多彩な要素が詰まっている!

ひとつのゲームに他の人気ゲームのような要素が盛り込まれており、なんだかお得な印象です。

(2)友達が増える

わが家でフォートナイト導入を決意したきっかけは、息子のお友達がやっていたためです。

息子は口下手であまりお友達作りが得意ではありません。そんな中、やっとの思いで1人の友人を作りました。その子がフォートナイトを一緒にやろう、と誘ってくれたのが引き金です。

そこから芋づる式にリアルのフォートナイト仲間が増える……という展開まではまだいっていないものの、そうなる日も遠くないかもしれません。

フォートナイトつながりでお友達が増える、という子も少なくないでしょう。

(3)離れていても遊べる

フォートナイトは友達もログインしていれば、離れていても一緒に遊ぶことができます。
わざわざ家に行く必要もないため、今の時代に合った遊び方ができます。

(4)コミュニケーションを学べる

フォートナイトはを仲間と一緒にやる場合、お互いに協力をしなくてはなりません。

協調性や積極性は学べる!

敵の位置を知らせたりアイテムを譲ったり、仲間が瀕死なら回復をしてあげたり……。

相手への気遣いやどうやって戦うかなどコミュニケーションを駆使しなくてはならないため、協調性や積極性、優しさなどを学ぶ良いきっかけになるでしょう。

フォートナイトを子供がプレイして感じたデメリット

一方で、「うーんやっぱりこうなるか」とも思えるデメリットもありました。
その内容も、ご紹介します。

(1)プレイにのめり込みすぎる

フォートナイトはとても楽しいゲームです。

ゲームに病みつきになってしまう

レアアイテムをゲットするのはそれだけで嬉しいですし、そのアイテムを駆使して100人のうちの1人になったときの気持ちよさはひとしお。その反面、負けたときには悔しさから「次こそは!」と再び闘志が湧いてきます。

この闘志がやっかいで、何度でもプレイを繰り返してしまいがちです。
わが家も同様で、「あと1回だけ対戦したら!」をループし、なかなかやめられない時があります。

(2)ボイスチャットでは汚い言葉も飛び交う

ネット上では、「フォートナイトは民度が低い」などと言われることもあります。
フォートナイトのプレイヤーは小中学生が多くいます。

そのため自制が効かず、思ったとおりのプレイをしてくれない相手につい暴言を吐いてしまうこともあるようです。子供だからといっても、やはり汚い言葉は聞いていて気分の良いものではありません。
心配な方は、ボイスチャット機能をオフにしておきましょう。

(3)課金をおねだりしてくる

フォートナイトでは課金の多さが強さに反映されることはありません

課金意欲を出してくる子どももいるかも。

しかし子供からすると、「仲間に見栄を貼りたい」「みんなと同じくらい良いのが欲しい」という理由から、課金をおねだりしてくる場合が多いようです。

(4)マナーの悪いプレイヤーもいる

フォートナイトには公式ルールではないものの、オンラインゲームをやる上での暗黙のマナーが存在します。
たとえば、すでに倒した相手をいつまで撃ち続ける「死体撃ち」はマナー違反、自作した建築物の中で戦っている味方がいるのにわざとその建築物を壊すのもダメ、といったものです。

もちろん知らずにうっかりやってしまった、という場合もあるでしょう。
しかし中には明らかに故意でやってきているマナーの悪いプレイヤーもいるため、気分を害してしまうかもしれません。

フォートナイトを子供にやらせる際の注意点

フォートナイトを子供にプレイさせる場合、親として守っておいた方が良いことがある、と実感しています。

その内容は2つ。
順にご紹介します。

個人情報の漏洩に要注意

ボイスチャット機能をオンにしてヘッドマイクをつけていると、何も喋らなくてもマイクが音を拾ってしまいます。
そのため、うっかり子供の名前を呼んでしまえば、わが子の本名が不特定多数の人に知られてしまいます。

小さな情報が漏れただけでは何も起こらないかもしれませんが、何か起こる可能性も0ではありません。
ボイスチャット中は親もまわり音に気をつけるなど、子供と家族の個人情報を守るように意識しましょう。

課金の管理

フォートナイトの課金制度は、子供心をうまくついてきます。いくらかうまくなってくると、「初心者と同じデザインは嫌だ」など、欲が出てくるでしょう。また、友達みんなが課金で着飾っているのに自分だけ未課金のスタイルでは、居心地の悪さも感じるようです。

課金をしていないからといって、笑い者にされてしまうこともしばしば

その結果、友達同士で課金アイテムをプレゼントしあったりねだったり、課金をしていないからという理由で笑い物にしたりといった問題が、世界中の子供たちの間で発生しています。

課金に関するルールを決めておくことが大切

あらかじめ、親が「このゲームにはこういう課金制度がある。だけど、課金には条件がある(もしくは一切させない)」といったふうに、仕組みをしっかり理解したうえで課金ルールを決めたほうが良いでしょう。

まとめ

FORTNITE(フォートナイト)
ダウンロードURL:https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home

フォートナイトは無料で遊べる、とても楽しくやりがいもあるゲームです。一方で、楽しすぎるがゆえの課題も抱えています。子供にプレイを許可する場合、残酷な描写は少ないものの見知らぬ他人と関わるゲームであることを念頭に置き、子を守る術をあらかじめ考えてプレイをさせましょう。

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