【絶品たまごサンドのレシピ】厚木の超人気「無人販売店」直伝!まったり濃厚になる作り方のコツを紹介

暮らし・生活・ペット

テレビ東京で3月5日に放送された『たけしのニッポンのミカタ!』のテーマは、「知る人ぞ知る(秘)超人気店」。番組内では、神奈川県の厚木市の無人販売所で、1日500パック以上を売る、こだわりの絶品「玉子サンド」が紹介されました。今回は作り方のコツから、そのレシピを参考に実際に作って食べた感想まで、わかりやすくお伝えします。

田舎町の黄色に小屋に人だかりが⁉

『たけしのニッポンのミカタ!』は、現代日本人の身近に起きる様々な社会現象から、“今”を捉える知的エンターテインメント番組。3月5日の放送は、「知る人ぞ知る(秘)超人気店」というテーマ。「神奈川県の田舎町に人だかりができるナゾの黄色い建物は、一体何なのでしょうか」という視聴者のギモンを解明するため、番組取材班は神奈川厚木市へ。黄色い小屋がポツンと1軒建っている空き地に次々と車が停まり、あっという間に人だかりが!なんと、その小屋は無人販売所。冷蔵庫には「全品300円」という手書きの紙が貼られています。

のどかな田舎町にポツンと建つ黄色い小屋。なんだか怪しい雰囲気が漂います。

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無人販売所で1日500パック以上売れる「玉子サンド」

冷蔵庫を開けると、中には玉子サンドがぎっしり!1パック300円という安さもさることながら、具材たっぷりのボリュームとおいしさが人気の秘密。なんと1日に500パック以上が売れているそうです。この無人販売所を運営する「ヤマモトヤ」の社長は、「玉子サンド研究所」の看板を掲げ、数十年にわたって“おいしい玉子サンド”を追求。その研究成果を惜しみなく、番組内で語ってくれました。なんと器の広い人なんでしょう。おいしく作る「コツ」についてしっかりメモを取り、早速マネして作ってみました。

「ヤマモトヤ」の玉子サンドは、このボリュームで1パック300円。

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【コツ1】絶品玉子サンドは、赤と白の卵を使う

まずは、玉子サンドの材料を紹介します。
<材料:3~4人分>
◎食パン(10枚切り)…2枚×人数
◎卵(Mサイズ)…1パック(10個)
◎マヨネーズ…40~50g
◎塩・こしょう…適量
おいしさは味だけでなく、見た目も重要。理想の色合いを出すために、赤と白の2種類の卵を使います。私は家族3人分で、きりのいい1パック(赤卵5・白卵5)を用意しました。番組内では、卵の殻を剝きやすくするため、薄皮が破れないように殻にヒビを入れていましたが、熟練の技が必要なので、そのまま茹でることにしました。

赤と白の卵を10個用意(我が家は3人家族なので1人3.3個)。少し前に冷蔵庫から出して常温に戻します。

ちなみに食パンは、近所のお気に入りのパン屋さんで購入。玉子の存在感を出すために薄めの10枚切りを選びました(8枚切りでもOK)。番組内では食パンの耳をカットしていましたが、私はもったいないので全部使います。

10枚切りの食パンを1人分2枚使用。このまま食べてもおいしい、ふわふわしっとり食パンです。

【コツ2】半熟と固ゆでの中間の状態に茹でる

玉子サンドは、卵の茹で加減が命。半熟と固ゆでの中間に仕上げるのが、おいしさのポイントです。茹で時間は企業秘密と言いつつ、「10分前後」とヒントを教えてくれたので、鍋のお湯が沸騰した段階で卵を入れ、中火で9分かけて茹でました。

鍋のお湯が沸騰したら、おたまでそっと卵を入れます。

【コツ3】ゆで卵は、すばやく冷やして殻を剥く

茹で上がった卵は、時間が経つと黄身が固くなるので、鍋の火を止めたらすぐに冷水へ。殻にヒビを入れて水の中で殻を剥くと、つるりとキレイに剥がれます。理想の仕上がりは、黄身の中央がオレンジで、外側は黄色い状態。ドキドキしながら半分に切ってみると、いい感じに仕上がっていました。ちなみに赤い卵の方が黄身の色が濃く、その違いがよくわかります。

茹で時間は9分。火を止めたら流水で冷やします

中央は半熟気味のオレンジ、外側は黄色い固ゆでに仕上がりました!

右は赤い卵、左が白い卵。赤い卵の黄身の色は濃厚です。

【コツ4】食感と手作り感を出すため、ゆで卵は粗めに潰す

一般的にゆで卵は、縦横2回エッグカッターを通してみじん切りにしますが、手作り感と食感を際立たせるため、エッグカッターで輪切りにしたら、ゴムベラで切るように粗めに潰します。そこにマヨネーズと塩・こしょうを投入(調味料は、あと2種類入りますが企業秘密)。「卵感を出すために調味料は最小限に」ということなので、私は卵10個に対してマヨネーズを40gにしました。味見をしながら加えてみてください。

エッグカッターで輪切りにして、すべてボールに入れる。ゴムベラで粗めに潰して調味料を加えます。

【コツ5】食パンに具材を広げ、中央は少し厚めに盛る

食パンにマーガリン(またはバター)を塗り、玉子サンドの具材をのせて広げます。このとき、食パンの中央をふっくら厚めにすると、カットしたときにボリューム感がUP!また、具材を人数分に分けるときはきちんと量ると均等割りできます。

具材を均等に分けて広げます。

この時点で重量は221.5g。量りを使うと具材を均等に分けられます。

【コツ6】食パンで具材を挟んだら寝かせて馴染ませる

具材の上に食パンをのせ、食パンと具材を馴染ませて切りやすくするため、10分以上寝かせます。私はラップをかけて軽めのトレイをのせて、常温で10分ほど放置しました。ネットで調べると「ラップで包んで冷蔵庫に保存する」など、いろんな方法があるようです。

玉子サンドが完成!まずは計測、見た目をチェック

出来上がった玉子サンドを計測してみました。まずは重さから。

1人前は重量263g。ずっしりボリューム満点です!

とりあえず、2等分してみました。厚さは約30ミリです。1人前3.3個の卵を使用。お好みですが、1人当たり3~4個の卵を使ったらベスト。インパクトを出すなら、1人5個に挑戦してもいいかもしれません。

赤い卵と白い卵の2種類を使ったので、彩りがいいですね。

卵の存在感がすごい!

絶品玉子サンドは、まったり濃厚な味わい!

食べやすいように4等分しました。ボリュームたっぷりの具材は、卵を半熟気味に茹でたので、まったりとした食感で濃厚。粗めにカットした玉子の存在感は抜群です。薄めのふわふわ食感の食パンとの相性もよく、自家製サンドイッチのグレードが数倍もアップ!高校生の息子から「今度から玉子サンドは、これにしてほしい」とリクエストをもらいました。

パンの中央に卵を厚めに盛ったことで、このボリューム感!

1人前が卵3個+食パン(10枚切り)2枚なので、原価は100円以下というのも嬉しいところ。サンドイッチは、玉子、ツナ、野菜、ハムなど複数の具材が必要なので時間と手間、お金がかかりますが、この玉子サンドなら1種類で大満足です。

まとめ

作る人も食べる人も幸せになれます

私が作った玉子サンドは、ヤマモトヤさんの商品と比べたら雲泥の差だと思いますが、ひと工夫でこんなにおいしくなるとは思ってもみませんでした。作っているときは楽しく、家族が食べて喜んでいる姿を見ると、とっても幸せな気分に!春の暖かい日に、玉子サンド弁当を作ってお花見やピクニックに出かけたいですね。

「玉子サンド研究所」という看板を掲げ、ひとつのことを突き詰める。「まだまだ、もっとおいしいものを作りたい」というヤマモトヤの社長さんの心意気は、本当にかっこいいです。番組では、鶏そぼろ入り玉子サンドなども紹介されていたので、私もいろいろとアレンジをして、自分好みのオリジナルを研究していきたいと思います。

■文・撮影 藤田美佐子
京都市在住。フリーランスの編集兼ライターとして観光、食、求人、医療、ブライダルなど幅広い取材・執筆活動を行う。1児の母。趣味はマラソン・トレラン、美味しいものを食べたり、つくることが大好きな食いしん坊。

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