学校で使う楽器でおうち音楽を楽しむ
学校では勝手に吹いたり弾いたりできない楽器も、家でなら自由に演奏できます。学校で使う楽器をあえて家でも取り入れてみませんか。楽器を楽しむだけでなく、子供が音楽の授業でちょっと得意な顔ができるようになるかも?
リコーダー
学校で扱う楽器の代表格ともいえるのがリコーダーです。普通に吹くだけでも楽しいですが、じつはリコーダーにもティンホイッスルのテクニックが活用できます。

我が家のリコーダーでもケルトミュージックが奏でられる
たとえば、音のひとつ上の穴をタップして吹いてみたり、舌でのタンギングではなく穴をおさえて音をカットしたり。これらのテクニックを使うと、リコーダーでも素敵なケルトミュージックを奏でることができます。わが家では、ティン・ホイッスルとリコーダーで演奏会なども行いました。
鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカも、立派なおうち楽器です。なぜか子供は全力で息を吹き込むため、ついう「うるさーーーーい」と言いたくなるようなキンキンの音が出ます。

鍵盤ハーモニカも、立派なおうち楽器です。
しかし鍵盤ハーモニカのような息を吹き込んで音を出す楽器は、息づかいの工夫でとてもかっこよく演奏できるものです。
子供が全力で息を吹き込むのなら、大人はビブラートをきかせたり強弱をつけたりして、ジャズ風に演奏してみましょう。筆者は「ルパン三世のテーマ」をかっこよく弾けるようチャレンジ中です。
とはいえ子供のキンキンの鍵盤ハーモニカの音色も、なかなか乙なもの。鍵盤ハーモニカから聞こえるぎこちないメロディーは元気な子供を連想させるため、それはそれで悪くないBGMです。
木琴
木琴は、なんとなく雨の日に弾くことが多いです。コロンコロンと優しい音色が、雨粒がはじける音を連想させるためでしょうか。

コロンコロンと優しい音色が響きます
木琴は学校から持って帰ってくることも少ない楽器ですが、Amazonや楽天でも購入ができます。ちなみにわが家の木琴は、メルカリで6,000円で購入した中古品です。
叩くだけで音が出るため、よく4歳の下の子が親の敵のように叩いて楽しんでいます。メロディにはなっていないもののどの鍵盤を叩けばどんな音が出るのかは、なんとなく体が覚えていくようで、購入した当初よりも音楽らしくなってきています。
テクニックは動画から学べる
楽器の弾き方や吹き方がわからなくても、問題ありません。楽器名でインターネット検索をすれば、どの楽器もかならずといっていいほど初心者向けのハウツー動画が出てきます。
また、ハウツーを調べていくうちに超絶テクニックを披露した動画にも出会えるでしょう。すると、そのテクニックに感動し「自分もこうなりたい」という刺激を受けられ、楽器がもっと楽しくなります。
まとめ
楽器を始めるのに遅いも早いもありません。うまくできなくても大丈夫、筆者の私も、どの楽器も上手には弾けません。
おうち時間に楽器を始めるのなら、まずは「楽しむこと」が大切です。見た目や音、弾き方など、どれを重視して選んでもよいので、まずは気に入って楽しめそうな楽器から始めてみてくださいね。