結局新型iMacは買いなの?
デザインもスペックも進化した新型iMacですが、このモデルは「買い」なのか悩んでいるという方も多いでしょう。

新型iMacは買いなのでしょうか(写真はイメージ/pexels)
そこで、ここでは新型iMacの微妙な点をご紹介するとともに「買い」なのかを考えていきましょう。
期待していた程のスペックではない?
今回のiMacのフルモデルチェンジは多くのAppleファンにとって嬉しいニュースではありますが、スペックをみて微妙な気持ちになってしまった方も多いでしょう。特に残念だったのはチップセットです。すでに発売されているMacBookシリーズなどに搭載されたM1から特にアップデートはされません。
Appleでは新型チップセットである「M1X(仮)」の開発を進めていると噂されており、新型iMacへの搭載が期待されていました。それだけにがっかりしてしまった方は多いでしょう。
新型チップセットが搭載されているのであれば、新型iMacは迷わず「買い」だと言えます。しかし、すでにM1チップセットのデビューから半年が経過した現状ではあまり新鮮味はありません。
特にM1MacBookシリーズをすでに持っている方の多くが「待ち」という選択肢を選ぶことになりそうです。
今回のフルモデルチェンジでどうして新型チップセットが搭載されなかった理由は正式に発表されているわけではありませんが、やはり世界的な半導体不足が影響しているのかもしれません。新チップセットを開発しても半導体不足から量産できず、十分な数を確保できなかったと推測されます。
上位グレードモデルが年内に登場する?
こちらも正式に発表されているわけではありませんが、新型iMacの上位グレードモデルが年内に発売されるという噂もあります。これまでのiMacは2種類のディスプレイサイズで展開されていました。
しかし、今回の新型は24インチモデルのみとなっています。そのため、少し遅れて5Kディスプレイ、新型チップセットを搭載した上位モデルが発売される可能性が残されています。
また、Appleのニューモデル発売のサイクルから考えて、今年の年末から2022年にかけてMacBookシリーズやMacminiのニューモデルが登場することが予想されます。こちらのモデルでは新型チップセットとなる「M1X」または「M2」が搭載される可能性が非常に高く、現状では新型iMacの購入を保留しているというユーザーも多いようです。
まとめ
発表直後から賛否両論を生んだ新型iMac。久々のフルモデルチェンジでしたが、スペックの面などにおいて即「買い」なモデルとは言いにくくなっています。

「買い」なモデルとは言いにくいです(写真はイメージ/pexels)
とはいえ、デザインも一新され、はじめてAppleSiliconを搭載したiMacとなり、魅力的なモデルであることも事実です。今回ご紹介した魅力と、微妙なポイントの両方を頭に入れて検討してみてください。