原点回帰した新型iMac!初代へのオマージュが楽しい
iMacは近年、スペック面では進化し続けてきましたがデザインに関しては大きく変更されていませんのでマイナーチェンジという印象でした。

新型iMacとはどんなモデルなのかをご紹介します(写真はイメージ/pexels)
しかし、今回の新型はデザインも一新され、まさにフルモデルチェンジとなっています。ここではまず新型iMacとはどんなモデルなのかをご紹介します。
初代モデル思い出させてくれるカラーバリエーション
iMacの歴史はとても長く、最初のモデルが発売されたのは1998年のことでした。そのデビューはまさにPCの世界の革命でした。多くのインターフェースを廃したシンプルな構成なども衝撃的でしたが、やはりもっとも注目されたのはそのデザインです。

初代モデルを思い出させます
www.apple.comトランスルーセント(半透明)のパーツを多用したポップなデザインを採用し、これまでのPCのイメージを大きく覆したのです。現在ではさまざまなカラーリングのPCが登場していましたが、90年代当時はグレーかブラックかくらいしか選択肢はありませんでした。そんな中、半透明のブルーのボディをまとったiMacはとても華やかに見えたのです。
その後のマイナーチェンジではブルーベリーやタンジェリンといったフルーツの名前を持つカラーバリエーションモデルも展開されています。
今回のiMacの発表で、この初代iMacを思い出した方も多いでしょう。近年のiMacのデザインはシルバーの落ち着いたもののみで、カラーバリエーションは用意されていませんでした。しかし、新型iMacでは7色のカラーバリエーションが用意されています。昔からのMacファン、Appleファンの方であればこのデザインだけでも「買い」だと感じてしまうかもしれません。
初のAppleSilicon「M1」搭載のiMac
デザインだけでファンであれば大興奮してしまう新型iMacですが、スペックの面もしっかりチェックしていきましょう。まず、チップセットにはApple独自の「M1」を搭載しています。CPUは8コア、GPUは7コアと8コアから選択可能です。
この点に関しては昨年末に発売されたMacBookシリーズやMacminiと同様です。iMacシリーズとしては初めてのAppleSilicon搭載モデルとなりました。
ディスプレイサイズは24インチで解像度は4480×2520の4.5Kを採用。解像度の面では旧モデルの21.5インチモデルと24インチモデルの中間となっています。
その他にもWi-Fi6にも対応しており、さらにTouchIDも追加されています。
その一方でUSB-A端子やSDカードスロットなどは廃止されました。この点も昨年発売されたM1MacBookシリーズなどと同様です。