【ペンキ塗りDIY】室内ドアを北欧風にイメチェン!かかったリメイク代は1ドア3000円なり〜

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ペンキ塗りDIYで室内ドアをイメージチェンジしてみました。雑誌やテレビ、インターネットで見かけるおしゃれな家は、もれなくドアに個性があります。ドアをおしゃれにしたら、部屋もおしゃれに見えるもの!そこで数ある室内ドアのDIY方法の中から、簡単で仕上がりも良さそうな「ペンキ塗り」にチャレンジ。ペンキを塗るだけで、まるで別のドアのように生まれ変わりました。

室内ドアをオシャレ化したい

建具は空間の印象を大きく変化させる

窓やドアといった建具が空間に与える印象は大きいものです。建具のデザインをほんの少し変えるだけで、部屋全体のイメージが変化する、といったことも珍しくありません。

わが家のリビングにおけるメインの建具は2つのドアです。この2つのドアはそれぞれ木目の化粧板シートが貼られた、よく見る普通のドアと言えます。

ドアを挟んだ壁それぞれ色が違います

2つのうち廊下からリビングに続くこちらのドアは、ドアに面した壁が左右それぞれ色が違います。片側がネイビーの壁紙、もう片側が白の壁紙と、どちらの壁紙ともドアの色が合っていません。部屋のインテリアを見渡してもドアに合う色がないため、薄い木目調のドアが空間からやや浮いた存在に見えます。

しかしインテリアに合わせたドアを購入しようと思うと、安価で手に入れるのは困難です。インターネットで値段を見てみると、安くてもドア1枚で2万円以上はかかります。デザインがおしゃれなタイプであれば、10万円以上かかるケースが多いようです。

ドア1つで10万円かぁ……

空間で浮いた存在になっているドアをイメージチェンジしたいものの金額がネックとなり、なかなか重い腰が上がらないでいました。

ドアを新規で購入するとそれなりのお値段となってしまいます

リビングドアをDIY!ペンキで塗ってイメージチェンジする

YouTubeでDIYネタを探していたある日、「自宅ドアをDIYしてみた!」系の動画をいくつか見つけました。木材で1からドアを作る内容やマスキングテープで色変えをするDIYもある中、気になったのは「ドアにペンキを塗る」という動画です。

どうやらわが家のドアのようにつるつるの化粧板が貼られたドアでも、ペンキを塗ることができる様子。ペンキなら安価でドアをイメージチェンジさせられそうだったため、さっそくチャレンジしてみました。

工程(1). 部屋の養生

まず、ペンキが床や家具に付かないよう、部屋の養生からスタートします。わが家には家具がほとんど置いていない「作業部屋」があるため、そちらにブルーシートを敷きました。

工程(2). 金具を取り外す

次に色を塗るドアを取り外します。ドアは想像よりも重いため、女性1人では危険が伴いそうです。夫に手伝ってもらい、作業部屋がある2階に運びます。

作業部屋でドアに付いている金具(蝶番とドアノブ)を外していきます。どの金具がドアのどの部分に付いていたのか、後でわからなくなってしまわないよう、写真を撮っておくと安心です。

蝶番の部分は、ビスで取れました。

金具(蝶番とドアノブ)を外していきます

ドアノブの部分は細い六角レンチが必要です。わが家には合うレンチがなかったため、急いで100均へ。6角レンチのセットを入手しました。金具を取り外したら、ブルーシートに寝かせます。

ビスで取ることができました

工程(3). マスキングテープを貼る

ペンキ塗り作業の中でもっともていねいにやるべき工程が、マスキングテープ貼りです。マスキングテープを貼ることで、「ペンキが付いてほしくない場所」を保護できます。

マスキングテープの貼り方が歪んでいたり曲がっていたりすると、ペンキが余分な部分に付いてしまうことや、ペンキを塗り損ねることがあります。ずれがないよう、慎重に貼りましょう

歪まないようマスキングテープを貼っていきます

工程(4). 下地材を塗る

マスキングテープが貼れたら、次は下地材を塗ります。わが家のドアのような、ルツルの化粧板シートが貼られた家具に、そのままペンキを塗ってもうまく馴染みません。そのためペンキにムラができやすくなったり剥がれやすくなったりします。

下地材の役割は、化粧板シートを始めとする「ペンキが剥がれやすい場所にペンキを密着させる」というもの。今回、塗料の下地材としてはポピュラーな「ミッチャクロン」を購入しました。シンナーのようなニオイがあるため、換気をしながら塗っていきます。

換気をしながら塗っていきます

ミッチャクロンを塗る前に、ドアに付いた埃やゴミをしっかり取り除きましょう。下地材を塗った後にドアに付いたゴミを取り除くことは困難です。取り除けなかったゴミを残したままペンキを塗ると、ゴミの厚み分だけペンキが膨らみ、小さな凸ができてしまいます。

掃除機でドアの細かいゴミを吸い、仕上げに濡らした雑巾でドアを拭いてから下地塗りに移りましょう。なるべく薄く均一に下地材を塗っておくと、その後のペンキもきれいに乗りますよ。

一度雑巾で塗る工程を挟みます

工程(5). ペンキを塗る

下地材がしっかり乾いたら、屋内用のペンキを塗ります。なるべくムラがないようにハケを動かしますが……どうしてもムラが発生してしまいます。下地の塗り方が悪かったのか、ハケが悪いのか、はたまた腕前が悪いせいかもしれません。

ムラが無いように塗っていきます

しかし乾くと目立たなくなるためあまり気にせず、塗り残しだけはないように気をつけながらハケを動かしていきます。表面&側面を塗ったら乾くのを待って、裏面にも同じようにペンキを塗っていきましょう。

工程(6). 金具を再び付け直して完成!

ペンキが完全に乾く前にマスキングテープを剥がしておきます。生乾きで剥がす理由は、ペンキが完全に乾いてしまうと他の部分のペンキも一緒に引っ張って剥がしてしまう危険性があるためです。

完全に乾く前にマスキングテープを剥がします

完成したドアはこんな感じ!

マスキングテープを剥がした後は、完全に乾くのを待ってから金具を再び取り付けて……

完成です!!
隣の壁とも色がよく合う、北欧風のドアに仕上がりました♪

右隣の壁の色とマッチする、北欧風のドアに

もう1枚のドアもペンキ塗り

リビングのもう1枚のドアにも、同じ工程でペンキを塗りました。

リビングのドアをイメージチェンジすることで、空間に統一感が生まれたように感じます。やはり建具が変化すると、部屋全体のイメージが大きく変わると言えるでしょう。

同じ工程でペンキを塗っていきます

二つとも大変良く仕上がりました

ドアをペンキでDIYする際の注意点

時間に余裕がある時に行って!

今回のDIYで苦労したのが、乾燥時間の長さです。ドアの表面と側面に下地材を塗ったら乾燥を待つ(30分)、裏面にも下地材を塗って乾燥を待つ(30分)、ペンキを表面と側面に塗って乾燥を待つ(1時間)、裏面のペンキの乾燥を待つ(1時間)……

乾燥だけでも3時間はかかっています。時間のあるときにチャチャっと済ませられるDIYではないと言えるでしょう。時間に余裕のある日にスタートして、途中でティータイムでも挟みながらのんびり進めるのが良さそうです。

途中でティータイムを挟みました

また下地材を塗ったからといって、ペンキがまったく剥がれないわけではないため注意が必要です。取手周りや足元部分などは何らかの摩擦が生じやすく、ペンキが剥がれやすいと言えます。

とはいえ小さな剥がれなため、絵の具用の筆を使ってペンキをちょんちょんと塗り直せばOKです。こちらの作業も時間のあるときにまとめてすると良いでしょう。

取手周りや足元部分などはペンキを塗り直しましょう

まとめ

ドア2枚のペンキ塗りDIYに使用した材料は、ペンキ2缶と下地材1缶です。金額の合計は6,000円前後で済みました。1枚3,000円ほどなため、ドアを新たに購入するよりはるかに安価ですお金をかけずに建具をイメージチェンジする方法はいくつかありますが、ペンキを塗る方法は仕上がりもきれいなためおすすめです。ぜひ、時間に余裕のあるときにチャレンジしてみてくださいね!

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