【ダイソー・炊飯マグ 1合用】レンチンで炊飯器より美味しくもっちり!食卓でも違和感のない陶器製

レビュー

まだ使ったことのない100均の電子レンジ調理器をみつけると、試してみたくてしょうがない筆者。「電子レンジで炊飯なんて、きっとパサパサになってしまう」などと思っていましたが、ダイソーの「ご飯一合炊き」(税込110円)を試して以来、価値観が180度変わりました。1合ならば炊飯ジャーよりも電子レンジが美味しい!そして今回みつけたのが、同じダイソーの「炊飯マグ 1合用」 。税込330円とやや高価ですが、陶器製で、さらにふっくら美味しく炊けそうです。今回はそんな「炊飯マグ 1合用」をレビュー、せっかくなので「ご飯一合炊き」とも比較してみました。

執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在は昨年8月に生まれた息子と妻の3人、キャンピングカー生活にハマっており、約1カ月かけて北海道を一周するなどしている。

ダイソーの「炊飯マグ 1合用」とは

陶器製なのでそのまま食卓に上げてもチープ感がない

今回購入したダイソーの「炊飯マグ 1合用」は、税込330円。100均のアイテムとしては比較的高価といえるでしょう。同じようにご飯が1合炊けるダイソーの「ご飯一合炊き」が税込110円であることを考えると、3倍の値段です。しかも、「ご飯一合炊き」は、過去の記事「【ダイソー・ご飯一合炊き】炊飯器より美味しく炊けた!」でも紹介したように、1合ならば我が家の炊飯ジャーよりも美味しく炊ける秀逸なアイテム。同じダイソーで3倍の値段を出すのですから、最低でも同じレベルか、それ以上の炊き上がりを期待します。

ただし、下に掲載した写真を見てもわかるように「炊飯マグ 1合用」 は、高級感のある陶器製。半透明のプラスチックでできた「ご飯一合炊き」のような安っぽさがないのは、大きなアドバンテージです。

今回はブラックを購入。ほかにベージュもあります。どちらも陶器製で、そのまま食卓に出しても安っぽさがありません。

電子レンジで約11分、その後約10分蒸らせば完成

「炊飯マグ 1合用」の使い方はとっても簡単。米150g(1合相当)を水洗いしてザルにあげ、「炊飯マグ 1合用」 に入れ、180mlの水を加えて30分以上吸水させます。フタをして電子レンジに入れ、500Wで4分、200Wに切り替えて7分加熱。さらに10分から15分蒸らすと炊きたてご飯の完成です。軽く混ぜれば、そのまま食べることができます。

また、「炊飯マグ 1合用」は、炊き込みご飯も可能。パッケージの側面には、鮭フレークを使った鮭の炊き込みご飯の作り方が解説されています。具材や味付けなどを変えれば、さまざまな炊き込みご飯を楽しめるのがうれしいところです。

ブラックもベージュも同じパッケージのようなので、購入時には、のぞき穴からしっかり色を確認しましょう。

「炊飯マグ 1合用」で炊飯してみた

「ご飯一合炊き」と炊き上がりを比較

「炊飯マグ 1合用」での炊飯結果は、どの程度のレベルなのか?わかりやすいよう、すでに愛用している「ご飯一合炊き」と一緒にご飯を炊き、その仕上がりを比較してみました。どちらも30分以上十分に吸水させた米を使い、「ご飯一合炊き」はマニュアルどおり、「ご飯一合炊き」は過去のテストの結果、一番美味しく感じた方法で炊き上げました。1合の米に200mlの水を加え、600Wの電子レンジで6分加熱、電子レンジから取り出し20分蒸らした後、ご飯全体をかき混ぜ、さらに10分蒸らす炊飯方法です。

プラスチック製の「ご飯一合炊き」(左)と、陶器製の「炊飯マグ 1合用」(右)。

「炊飯マグ 1合用」はもっちり、「ご飯一合炊き」は弾力性のある炊き上がり

炊き上がりのタイミングに大きな差が出ないよう、蒸らし時間の長い「ご飯一合炊き」から電子レンジでの加熱を始め、続いて「炊飯マグ 1合用」での炊飯を開始しました。おかげで、炊き上がりのタイミングにはほぼ差がなく、ご飯の温かさの違いは最小限に抑えられたと思います。

炊き上がりの状態は、どちらも予想以上。我が家の5合炊きの炊飯器で1合だけ炊いた時よりは、どちらも明らかに美味しく仕上がっていました。ここから先は、わずかな好みの差や、加えた水の量のちょっとした違いによるものかもしれませんが、同じ米を使っているにも関わらず、「炊飯マグ 1合用」の方が、ご飯の水分量が多くもっちりふっくらと仕上がっていました。一般的には、この「炊飯マグ 1合用」のほうが美味しく炊けていると評価すべきでしょう。

しかし筆者は、新潟に住んでいた中学生の時から、コシヒカリよりもササニシキが好き。もっちりねっとりとしたご飯よりも、やや硬めの弾力性の高いご飯を好む傾向があり、「ご飯一合炊き」の仕上がりの方が好みなのです。

使用する米の種類や水の温度といった要因もあると思いますが、気になる方は両方買って比較してみることをおすすめします。より好みに近い炊き上がりに仕上げることができるのではないでしょうか。

1合だけ炊くなら、どちらも我が家の炊飯器よりも美味しい。素晴らしい結果です。

まとめ

頻繁に使うなら陶器製の「炊飯マグ 1合用」がおすすめ

食卓にそのまま上げることを考えると、陶器製の「炊飯マグ 1合用」がおすすめです。

今回のテストにおけるご飯の炊き上がりについては、筆者の好みでいえば「ご飯一合炊き」がおすすめ、ということになるでしょう。しかし、筆者は「ご飯一合炊き」よりも、あえて「炊飯マグ 1合用」をおすすめします。価格は税込330円と3倍ですが、食卓にそのまま上げた時の印象がよく、頻繁に使用するなら「炊飯マグ 1合用」の方が気持ちよく使えます。わずかな炊き上がりの違いについては、水の量を微調整することで、ほぼ変わらない仕上がりにできるでしょう。そういった点から考えると、220円の価格差があっても、陶器製の「炊飯マグ 1合用」がおすすめです。とはいえ、両方買っても税込440円ですので、気になる方は両方買って比べてみるのも楽しいと思います。

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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