ダイソーの千切り専用ピーラーを買ってみた
以前、当サイト「特選街web」で、フォトグラファーライター・齋藤千歳さんが紹介していた100均ピーラーの比較記事(【100均のピーラー】ふわふわ千切りキャベツやトルネードポテトができる?「皮むき」を超えた機能を徹底検証)を見て、気になっていた千切りピーラー。齋藤さんが記事の中で紹介していたものはセリアの千切りピーラーだったが、今回、私はダイソーで似たコンセプトのピーラーを発見。
その名も「せんぎり」。
何を隠そう、筆者は自他ともに認める超絶不器用で料理が下手。千切りなど人生で一度も行ったことがない。するつもりもない。
しかし、できないことを「100円(プラス税)」でできるのであれば試してみる価値はあるのではないだろうか。
ちなみに筆者は偏食のため野菜もあまり得意ではない。今回は、こちらの「せんぎり」を実際に使って、野菜嫌いのお子様でも人参を大量摂取できるというレシピ「キャロットラペ」を作ってみたので、本品のレビューがてらその使用感もご紹介していこうと思う。
ダイソー
具材が散らない「せんぎりピーラー」

買ってきたピーラー「せんぎり」。

ピーラーの刃の部分に取り外しのできるカバーが付いている。
ダイソーで購入した「せんぎり」はその名の通り、千切り専用のピーラーだ。
具材を飛び散らせないようにカバーが付いており、こちらは取り外して洗浄することができる。
さて、早速ピーラーで人参を千切りにしていこう。

少々力がいるが、上から下方向に向けて歯を滑らせる。
恐る恐る…おお、それっぽい細切りになってる。

こんな感じで良いのだろうか…

どんどんピーラーしていきます。単純作業楽し〜!

1本終了。ここまで5分かからず終了。
大量消費!千切りした人参で「キャロットラペ」を作る
ここから、味付け。キャロットラペとはフランスで定番の人参サラダのこと。デパ地下のお惣菜売り場でよく見かけるオシャレなやつだ。色々な作り方があるようだが、今回は子供向け(お子様舌な筆者向け)なので調味はかなり適当。ご了承ください。
【材料】
せんぎりで千切りした人参
塩(塩もみ用)
オリーブオイル
☆塩
☆素焼きアーモンド
☆レーズン
☆レモン汁
☆オレンジジュース
☆(お好みで)胡椒、酢、砂糖
①塩をふりかける

塩を小さじ1/2くらいふりかけて、15分程度おいて水気を切る。
②アーモンドを砕く

素焼きのアーモンドを適当にとる。

包丁で適度な大きさに粉砕。
③人参にオリーブオイルを馴染ませて残りの材料を保存袋に投入


水気をきった人参にオリーブオイルを適量馴染ませて、残りの材料(☆)を入れて冷蔵庫で一時間くらい漬ける。
④完成

完成!
まとめ
料理が上手・下手に関わらず持つべき調理アイテム

ダイソーで買える千切り専用ピーラー「せんぎり」
実際の調理時間は15分程度でできあがった。
ワインのおつまみに私が楽しんだのはもちろん、細くカットしてあるサラダなら生の人参はちょっと…という小学生の息子もぺろりと食べることができた。
オレンジジュースの甘酸っぱさでデザートのように人参をたくさん摂取することができる。今後、積極的に作りたいメニューの1つに入れようと思う。
ちなみに、刃を覆う具材を飛び散らせないためのカバーは人参を千切りするとオレンジ色に色移りしまった。気になる人は漂白した方がいいだろう。
購入してからというものの、大根やキュウリをせんぎりにしてサラダを作ったりと100円の元が取れるほど活用できている。人参とごぼうを千切りすればきっと「きんぴら」も手間なく作れるはずなので、チャレンジしてみたい。
「せんぎり」は一見なんてことない地味なツールだが、おそらくかなりの千切りの達人でも「せんぎり」のスピードには敵わないのではないだろうか。大根や人参が余りがちな人や料理が得意でない人、忙しくてもきちんと自炊したい人にもおすすめだ。例えば、メインを作ってる間に、子供たちにお手伝いしてもらえばあっという間に副菜は完成するだろう。野菜不足は時短で美味しく解消しよう!
参考記事:100均のピーラーを色々比較してみた記事
撮影:特選街web編集部