難易度やや高め!スフレチーズケーキ

フワッとした軽い食感のスフレチーズケーキ。
「スフレ」は吹く、膨らむなどを意味するフランス語。ベイクドとの違いは、生クリームではなく牛乳を使い(生クリームを使うレシピもあり)、バターを加えてコクをアップさせる点。また、オーブンでじっくり湯煎焼きするのが最大の特徴で、独特のふわっとした軽い食感、しっとりした口どけ感が生まれます。表面が割れないよう美しく仕上げるためのオーブンの温度調整がキモで、3種類の中で最も難易度が高いと私は感じました。
【材料】カップケーキ6個分
*赤字=ベイクドチーズケーキと材料が違うもの
・カッテージチーズ…200g
・砂糖…90g(上白糖なら大さじ10、グラニュー糖なら大さじ8弱)
・卵黄…3個分
・卵白…3個分(使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく)
・牛乳…100ml
・無塩バター…20g(室温に戻し柔らかくしておく)
・レモン汁…15〜30ml(大さじ1〜2:好みで加減を)
・薄力粉…35g(大さじ4弱)*薄力粉の半量をコーンスターチにしてもOK

ベイクドチーズとの材料の違いは「牛乳」と「バター」だけ!
スフレチーズケーキの作り方のポイントは、卵黄と卵白を分けて最後に合わせること。ベイクドと共通しますが、スフレは卵白の泡立てがふわふわ食感のポイントなので、しっかり泡立て、後で卵黄+薄力粉と合わせる際にも卵白の泡をできるだけ潰さないよう注意しましょう。また、スフレは生地の仕上がりがやわらかくて型から外しにくいため、底と側面に敷紙を使うことをおすすめします。
【作り方】調理時間約70分
①カッテージチーズ、牛乳、バター、砂糖の半量(45g)をボウルに入れ、ぬるま湯(50〜60℃)で湯煎しながらホイッパーでよく混ぜる。
*作りたての柔らかいカッテージチーズ、室温に戻した柔らかいバター、電子レンジで温めた牛乳(600W・30秒程度)を合わせて混ぜる場合は、湯煎ナシでOK。

前日に作って冷蔵庫に保管していたカッテージチーズなので、湯煎しながら混ぜました。
②なめらかに混ざったら湯煎から外し、卵黄を1個ずつ加え、その都度よく混ぜる。

卵黄を加えるときは必ず湯煎から外すこと(熱で卵黄が固まるのを防ぐため)。
③ふるった薄力粉、さらにレモン汁を加え、よく混ぜる。

粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。
④別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで軽く泡立ててから、残りの砂糖半量(45g)を3回程度に分けて加えながら、角が立つまで泡立てる。

卵白を泡立てる手順はベイクドと共通。スフレは、卵白のキメ細かい泡立ちがキモなので、より丁寧に。
⑤ ④(チーズ+卵黄など)に⑤(卵白+砂糖)を3回程度に分けて、合わせる。1回目はよく混ぜてOK。

まず、泡立てた卵白をホイッパーでひとすくいして、卵黄入りのボウルへ。

1回目に加えた卵白は、泡が消えても良いので、よく混ぜます。
⑥2回目と3回目はヘラに持ち替え、卵白の泡を潰さないように優しく全体を混ぜる。

優しく全体を回すように合わせます。
⑦型の底と側面にクッキングペーパーで作った敷紙をしき(側面の敷紙は型の寸法より1cm程度高めにする)、生地を流し入れる。

写真中央の「敷紙あり」がスフレにはおすすめ。サラダ油を塗ったココット(左)、何も塗らないシリコンカップ(右)でも焼けますが、取り出す際に崩れやすい。
⑧オーブンの天板に、ひと回り小さいバットをのせ、バットの底にクッキングペーパーを2枚程度敷き、生地を入れた型を並べ、1〜1.5cm程度の高さまでお湯(80℃くらい)をはる。

オーブンから出し入れする際にお湯がこぼれてヤケドしないよう注意!
⑨120℃に予熱したオーブンに入れ、設定温度を110℃に下げて30分焼き、さらに180℃に温度を上げて15分焼く(温度を上げながら最後の5〜10分で表面に焼き色をつけるイメージ)。竹串を刺し、生地がついてこなければOK。
※高い温度で表面を焼いてから温度を下げて焼く方法も試しましたが、表面の割れが少ないのは上記の110℃→180℃焼きでした。
※焼成温度と時間はご家庭のオーブンの性能に合わせて調整してください。
スフレチーズケーキが焼き上がりました!焼きたては型崩れしやすいため、冷蔵庫で一晩冷やしてから、型から外します。

表面の焼き色は好みで加減を。

冷蔵庫で寝かせると型から外しやすくなり、しっとり感もアップ!
ベイクドとスフレは、よく似た材料なのに、焼き方の違いで食感が驚くほど別次元に。口にした瞬間、シュワッとした軽い口どけが楽しめるのが、スフレチーズケーキならではの特徴。レモンの風味も、ベクドよりスフレの方がより強く感じられる気がしました。